キーワード: 抗酸化作用

セイロンシナモン: 冷えに役立つハーブを学ぶ

「セイロンシナモン」Ceylon cinnamon 【学名】 Cinnamomum verum J.Presl【科名】 クスノキ科【使用部位】 樹皮【主要成分】 プロアントシアニジン、シンナムアルデヒド、ケイヒアルデヒド、オイゲノール、タンニン【作用】 消化機能活性化、駆風、血行・・・

2024.02.01
生薬ニンジンについて

ウコギ科のPanax属植物は、北半球の冷涼な地域に分布しており(図1)、ロシア沿海州・中国東北地方・朝鮮半島を原産とするPanax ginseng(オタネニンジン)をはじめとして、我が国にも自生するP. japonicus(トチバニンジン)、北米東部原産のP. quinquefo・・・

2023.10.06
ハトムギとセリのおかゆ:腹もちがよく、ダイエットのサポートにも最適

Herb Conditioning 探して、嗅いで、味わって身近なハーブを楽しもう 芽吹きの春、緑がまぶしい季節がやってきました。冬の間に縮こまった体を緩め、身近なハーブを探しに出かけませんか。 ハーブは、私たちの生活に役立つ“香り”のある植物の総称です。道端や土手、畑のあぜ道な・・・

2022.05.30
close up of shells over white background
クルミを食べることは認知機能の低下を予防する

食事に取り入れやすい,美味しいナッツ,クルミ(クルミ科Juglans regia)。​クルミには抗酸化作用と抗炎症作用を持つ成分が含有されており,いくつかの研究で食事にクルミを補給することで認知力が向上し,軽度の認知障害やアルツハイマー病のリスクや進行が減少する可能性があることが・・・

2021.08.25
フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

日本人の女性において、フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、脳卒中の発症リスクが低下する可能性が示唆されました。 フラボノイドを豊富に含む果物の摂取が脳卒中発症リスクの低下と関連した理由として、フラボノイドによる抗酸化作用と抗炎症作用、動脈硬化の抑制や血圧降下作用などが考え・・・

2021.06.30
その先の病気を予防するために今日から始める新習慣(2)病気を追い出す フィトケミカルを毎日の食卓に

食生活の見直しから始めよう 生活習慣の中でも食事は特に大切な要素。まず、食生活の見直しから始めてみましょう。 食事は内容だけでなく摂り方も重要なポイント 食生活が整うと、体調がよくなるだけで なく、無理なく適正体重に近づき精神も安定します。次のポイントを押さえましょう。 バランス・・・

2021.01.21
比較的新しい日本民間薬のアマチャ(甘茶)

メディカルハーブは自然からの贈り物 5 はじめに 日本には『古事記』や『日本書紀』、『風土記』などの記載から固有の薬物と加持、祈祷も含めた独自の医療システムが存在していたと考えられます。しかし、中国の優れた医薬学が導入されると日本固有の医療システムは失われましたが、幾つかの治療法・・・

2021.01.18