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メディカルハーブ事典
メディカルハーブ研究助成報告:メディカルハーブを用いた時計遺伝子の発現調節方法

はじめに  生体リズムは時計遺伝子と呼ばれる転写因子群によって周期的に制御を受けている。時計遺伝子の発現変化は睡眠障害や生活習慣病の原因となることが指摘されている。近年24時間いつでも光が受容できるようになり、社会的な時差ボケが問題視されて・・・

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2025.12.31
カプサイシン受容体の構造と機能

1.はじめに   トウガラシの主成分カプサイシンによる感覚「辛み」は人間の食の歴史に大きな意味を持つ。辛みは味覚ではなく、痛みである。こうした辛みや痛みに関して、受容体の分子実体が長らく不明のままであったために分子レベルでの研究が進んでいな・・・

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2025.12.27
ハーバルセラピストのための精油専門講座:第3回 精油の生理・心理作用の検証

1.はじめに  精油をヘルスケアに用いたり予防医学のツールにするには科学的な根拠が求められます。昔は香りの生体への作用を検証することは極めて困難でした。それが生体計測機器の進歩などにより精油の生理・心理作用が徐々に明らかになり今日のアロマセラピーの土台を築いてきました。今回は過去・・・

2025.12.25
ハーブとエッセンシャルオイルのケミストリー テルペノイドの生合成

 ハーブやエッセンシャルオイルには、さまざまな成分が含まれています。これらの成分の多くは、炭素・水素・酸素、場合によっては窒素を含む化合物であり、その基本的な構造の特徴に応じて、植物体内で主に4つの異なる経路、すなわち酢酸-マロン酸経路、イソプレノイド経路、シキミ酸経路、アミノ酸・・・

2025.12.23
日本のハーブ:ビャクシとヨロイグサ

 薬草園の路傍のホザキイカリソウに囲まれた背の高いセリ科植物が見られたが、鑑定できず、開花を待っていた。高さは3m20cmに伸びた。標本園のヨロイグサの種が逃げたものであった。ヨロイグサは山城では生薬ビャクシ(白芷)の生産が報告されている。 1)薬局方の記載  薬局方のビャクシ(・・・

2025.12.21
ハーブ療法の母・聖ヒルデガルトの自然学:女性なるものの神学 聖ヒルデガルトの女性への療法

 村上志緒理事のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。出会いは1999年日本アロマテラピー協会での「伝承ハーブ研究会」の参加から。長年にわたりハーブの研究と啓蒙に尽力され、その指導力と温かい人柄から多くの方に種を撒かれ深い影響を与えました。私のことを「ありすさん」、私は当・・・

2025.12.19
植物たちが秘める健康力:〜日本人の長寿を支える“納豆の力”〜

 日本では、古くから、納豆が食べられています。縄文時代の末期には、納豆らしきものが食べられていたと考えられ、平安時代に、僧侶などにより、現在の納豆に近いものが作られたといわれます。今回は、私たちの健康を支えてきた、日本の伝統食品の一つである納豆の“力”について紹介します。 納豆菌・・・

2025.12.17
エコロジカルガーデニングデザイン

HERB & LIFEハーブのある暮らしを楽しむ<秋> Ecological gardening designエコロジカルガーデニングデザイン 前号の挿し木に続いて、はじめての栄養繁殖第2弾。今回は、株分けで殖やす方法を紹介します。挿し木よりも簡単に殖やせるものの、できな・・・

2025.12.15
トウガラシの植物学と栽培

分類・名称 分類  トウガラシは、広義には、ナス科カプシクム属(Capsicum)植物の総称で、狭義には、Capsicum annuum var. annuumのうちの辛味種を指します。ほかに甘味種として、ピーマンの仲間と甘トウガラシがあり、ピーマンの仲間は一般流通ではトウガラシ・・・

2025.12.05
暮らしに役立つスパイス

「 カルダモン 」 【  学 名   】Elettaria cardamomum 【  科 名   】ショウガ科 【使用部位】果実 【主要成分】精油(1,8-シネオール、酢酸テルピニル)、フラボノイド 【  作 用   】消化機能活性化、腸内のガス排出 【  適 応   】消化不・・・

2025.12.03