MONOGRAPH PLUS

モノグラフ+

さまざまなハーブの効果や歴史などをここではご紹介します。
ヒハツモドキの香りがもたらすストレス緩和と脂質代謝への影響

1.はじめに   ヒハツモドキ(Piper retrofractum Vahl)は、東南アジアを原産とするコショウ属の植物(図1)で、インドネシアやマレーシアなどで古くから香辛料として利用されてきました1)。国内では亜熱帯地域に属する沖縄県・・・

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2026.03.24
ハーバルセラピストのための精油専門講座:第4回 精油や精油成分の薬理作用とそのメカニズム

1.はじめに  今回は精油や精油の成分の薬理作用について解説します。アロマセラピーの書籍やテキストにはあまり精油や精油の成分の薬理作用についての記述がみられません。これにはいくつかの理由が考えられます。まずひとつは精油や精油の成分はいくつか・・・

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2026.03.22
ハーブとエッセンシャルオイルのケミストリー モノテルペンの構造と作用

 昨年の秋、ホームセンターで見切り品のラベンダーの苗を一株購入しました。今年、そのラベンダーは大きく成長し、収穫できるほどになりました。束にして部屋に飾ると、爽やかで落ち着いた香りが漂います。さて、読者の皆さまなら、この続きをどのように書き・・・

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2026.03.20
ハーブ療法の母・聖ヒルデガルトの自然学:2025年の帰天祭と日本における聖ヒルデガルトの知恵の広がり

  9月17日、聖ヒルデガルト帰天祭おめでとうございます。今年はオンライン配信はありませんでしたが、以前インタビューしてくださったマイケル氏の動画がアップされました(https://www.youtube.com/shorts/S-n51OCeqCI)。また、Hildegard ・・・

2026.03.16
暮らしに役立つスパイス

「 ショウガ(ジンジャー) 」 【  学 名   】Zingiber officinale 【  科 名   】ショウガ科 【使用部位】根茎 【主要成分】精油(α-ジンギベレン)、ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール 【  作 用   】健胃、食欲増進、代・・・

2026.03.04
コショウ:料理に欠かせないハーブを学ぶ

【学名】 Piper nigrum L. 【科名】コショウ科 【使用部位】 果実 【主要成分】 精油(α-ピネン、リモネン、β-カリオフィレン)、ピぺリン 【作用】血行促進、筋肉の緊張緩和、消化機能活性化 【適応】冷え症、筋肉痛、気力の低下 代謝促進、防腐などの作用をもち世界中で・・・

2026.02.26
植物たちが秘める健康力:〜日本人の健康を支える“ブロッコリーの力”〜

 来年(2026年)、ブロッコリーが、国(農林水産省)の「指定野菜」に加わります。指定野菜とは、消費量が特に多く、国民の食生活にとって重要と認められた野菜で、国が出荷の安定を図るもので、現在14品目が定められています(文末参照)。品目の追加は、1974年のバレイショ(ジャガイモ)・・・

2026.02.16
カプサイシン受容体の構造と機能

1.はじめに   トウガラシの主成分カプサイシンによる感覚「辛み」は人間の食の歴史に大きな意味を持つ。辛みは味覚ではなく、痛みである。こうした辛みや痛みに関して、受容体の分子実体が長らく不明のままであったために分子レベルでの研究が進んでいな・・・

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2025.12.27
ハーバルセラピストのための精油専門講座:第3回 精油の生理・心理作用の検証

1.はじめに  精油をヘルスケアに用いたり予防医学のツールにするには科学的な根拠が求められます。昔は香りの生体への作用を検証することは極めて困難でした。それが生体計測機器の進歩などにより精油の生理・心理作用が徐々に明らかになり今日のアロマセ・・・

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2025.12.25
ハーブとエッセンシャルオイルのケミストリー テルペノイドの生合成

 ハーブやエッセンシャルオイルには、さまざまな成分が含まれています。これらの成分の多くは、炭素・水素・酸素、場合によっては窒素を含む化合物であり、その基本的な構造の特徴に応じて、植物体内で主に4つの異なる経路、すなわち酢酸-マロン酸経路、イ・・・

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2025.12.23