研究論文

2020.10.26
自然の万能ヒーラー、ティートリーの抗菌作用

はじめに ティートリー(学名:Melaleuca alternifolia、フトモモ科コバノブラシノキ属)はオーストラリアのニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の、低地の沼・・・

河野 加奈恵

ナチュロパス 日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト Wellness Roots代表
2020.10.11
紫外線照射によるバリア破壊に対するビート抽出物の改善効果

はじめに 皮膚の最外層に存在する角層は外界からの異物侵入を防ぎ、体内からの水分蒸散を防ぐバリアとして存在する。そのバリアの本質はセラミドが担っていると言っても過言ではない1)。実際・・・

徳留嘉寛

城西大学薬学部 皮膚生理学研究室 教授
2020.10.01
食品と医薬品の相互作用

1. はじめに 現在、健康志向が高まっていることに加え医療費の高騰などの事情も加わり、「セルフメディケーション」が注目されている。それに伴いハーブをはじめとしたサプリメントやいわゆ・・・

須永克佳

城西大学薬学部医療栄養学科薬物療法学講座准教授
2018.03.01
ソウパルメットの成分と排尿トラブルへの利用

はじめに 近年の医学・医療の目覚ましい進歩や生活(衛生)環境の整備により、多くの病気の治療が可能になった一方で、疾病構造も急性疾患から生活習慣病中心の慢性疾患へシフトするとともに、・・・

山田静雄

静岡県立大学大学院薬学研究院 特任教授
総説:ハナソウカと月桃 ─分類から精油、DNAまで─

1.ハナソウカとは 近年、日本でもアロマセラピーの普及とともに、欧米のハーブではなく、在来の「和の香り」が脚光を浴びつつある。その中で特に注目されているのがショウガ科の月桃であり、・・・

船越 英伸

BRIC Inc. 代表 / 元高知県立牧野植物園研究員
2017.12.01
植物精油成分の脳内移行性

我々は、アロマセラピーの科学的な解明を目的として研究を行っている。アロマセラピーの効果が科学的に解明されれば、医療分野での積極的かつ効果的な利用につながると考えている。アロマセラピ・・・

佐藤忠章

国際医療福祉大学薬学部准教授
2017.09.01
生活習慣病の予防に役立つミカンに多いβ-クリプトキサンチン

1.はじめに β-クリプトキサンチンはオレンジや柿などの果物に広く含まれていますが、日本のウンシュウミカン(以下、ミカン)に特徴的に多く含まれているカロテノイド色素です。カロテノイ・・・

杉浦実

農業・食品産業技術総合研究機構カンキツ流通利用・機能性ユニット長
2017.06.01
柑橘類果皮成分nobiletinの抗認知症効果─機能性食品の開発に向けて─

はじめに アルツハイマー病(Alzheimer’s disease:AD)は記憶・学習機能の低下を主症状とする認知症の一種である。ADの主な病理学的所見として、アミロイド-βペプチ・・・

大泉康/松崎健太郎

静岡県立大学薬学部医薬生命化学分野 東北福祉大学感性福祉研究所/島根大学医学部環境生理学
2017.03.01
【日本メディカルハーブ協会委託研究】メディカルハーブと医薬品との相互作用および新たな機能性の検討

1. 研究の背景と目的 近年の国民の健康志向の高まりに加え、医療費の抑制のためにセルフメディケーションが注目されている。セルフメディケーションの実施には、OTC医薬品はもとより健康・・・

須永克佳

城西大学薬学部医療栄養学科 薬物療法学講座准教授
アーティチョークの機能成分シナロピクリン

遺伝子のスイッチ 私たち人間の身体の中には約2万個の遺伝子情報があり、さらに遺伝子のひとつひとつをコントロールするスイッチの役割をもつ物質があります。このスイッチが暴走して働くこと・・・

田中清隆

一丸ファルコス(株)開発部研究開発課主査博士(医学)