2026.9.7

薬用植物園見学会 in 東京

ハーバルセラピスト 吉澤弥生
日程:2026年5月30日(土)
会場:昭和薬科大学 薬用植物園

 初夏の日差しに新緑が映える午後、昭和薬科大学の薬用植物園見学会に参加しました。これまで私が訪れた中でも、是非また訪れたいと思った薬用植物園の一つでした。 総面積18,000㎡という薬科系大学でも全国有数のスケールを誇り、日本薬局方に収蔵されている生薬の基原植物を中心に800種植栽されています。この薬用植物園は自然林を含めた広大なキャンパス全体の緑地が自然観察路となっています。 スライドによる講義の後は、自然観察路を歩き、アジサイに似た花のアマチャの観察からスタートしました。草本区では、ミツバアケビ(日本原産 : 生薬名木通)や麻黄(日本には自生していない)、地黄などをはじめ、見分けの難しい春ウコン・秋ウコン・ガジュツの葉の裏に触れて比較観察しました。さらに、初めて見る甘いテンチャの実を試食体験したり、西洋オトギリソウの興味深い逸話を伺いました。有毒植物のジギタリスの花を実際に観察し、種類の多いミントにも実際に触れ、爽やかな香りの違いを体感しました。
 今回は時間の都合で足を運べませんでしたが、湿性、水生植物を観察できる池もあり、熱帯や亜熱帯の薬用植物の温室棟も併設されており、アーユルヴェーダに使用される植物などの有用植物も観察できます。
 毎週土曜日には一般公開が行われており、今年は6回の薬草教室も開催されるとのこと。
 季節を変えてまた訪れたいと思いました。