聖ヒルデガルトの遺産の一つに音楽があります。彼女の音楽は旋法に基づいたグレゴリオ聖歌などに比べると独創感にあふれ、神秘性に満ちています。
ディオスコリデスの『薬物誌』(De Materia Medica)は、ヨーロッパのみでなくアラブ世界においても後々まで大きな影響力を持つよく知られた著作だった。 しかし著者のディオスコリデスはその生卒年すらよくわからない。従来知られていることは、キリキアのアナザルブス(ないしアナ・・・
沖縄のお婆たちは古くから野山の植物を薬用として利用していました。お婆たちに聞くと様々な植物の名が効能と共に浮かび上がってきます。そんな中で現在でも利用されている植物に目を向けてみましょう。 まず、沖縄三大薬草といわれるグアバ・ウコン・クミスクチンからご紹介していきます。 ●グアバ・・・
血液凝固に関連する作用が知られているビタミンKに、フェロトーシス(脂質酸化細胞死)を強力に防ぐ作用があることを新たに発見。 還元型のビタミンKが抗酸化物質として働き、脂質の酸化を抑えることで細胞死を抑制することがわかった。 https://www.tohoku.ac.jp/jap・・・
中高齢者を対象としたランダム化二重盲検比較試験により、低強度レジスタンス運動と、タマネギやブロッコリーなどの食品に豊富に含まれるポリフェノールの一種であるケルセチンに糖を合わせたケルセチン配糖体との筋肉の量や質に対する組合せ効果を検証した。 その結果、日々ケルセチン配糖体を摂取し・・・
男女とも、総大豆製品やイソフラボン摂取と認知症リスクとの関連はみられなかったが、個々の大豆食品では、女性において納豆摂取と認知症リスク低下と関連がみられた。 納豆には、イソフラボンも多く含まれているが、ナットウキナーゼやポリアミンといった酵素も含まれており、動物実験において、認知・・・
ニコチンによる動脈硬化の抑制効果にも大きな期待(稲畑香料) クローブや黒胡椒などに含まれる香り成分「β-カリオフィレン(BCP)」を吸入することで強い血管保護効果が発揮されることを、マウス実験によって明らかにした。 https://newscast.jp/news/5985515
男の平均寿命は 81.47年、女の平均寿命は87.57年となり前年と比較して男は 0.09年、女は0.14 年下回っている。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html
「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用い、オメガ 3 系脂肪酸(青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)、エゴマ油やシソ油に多く含まれるα-リノレン酸など)を多く摂っている男性は、配偶者(パートナーを含む)に対して・・・
アサガオのツルの巻いた鉢植えを孫が小学校から持ち帰った。15年前からこの鉢を使って、市販の種を植えて育てている。アサガオが教材として使われている理由は、ツルの巻き方を観察し、自然の複雑さを教えることだったのだろう。現在は人工衛星で旅した種が、遺伝的に変異するこの観察を課題とする学・・・
「ダイエットしたい」という思いには 人それぞれにいろいろな目的があります。その一つは「健康でありたい」という願いです。その思いが「植物の香りを嗅ぐだけで叶えられる」という知見が得られています。 今回は、ダイエット効果をもたらすといわれる三つの香りを紹介します。これらをうまく生活に・・・
今回は、セージの爽やかな香りを楽しむお料理を紹介します。ホームパーティでも喜ばれること間違いなし。ぜひ、作ってみてくださいね。 豚の薄切り肉にセージとチーズを巻いて炒めてトマトソースでいただく、簡単で見た目もコロンとかわいい一品です。 セージは豚肉との相性もよいので、おかずとして・・・
今回は、セージの爽やかな香りを楽しむお料理を紹介します。ホームパーティでも喜ばれること間違いなし。ぜひ、作ってみてくださいね。 少し肌寒くなる季節におすすめのきのこのリゾットです。乳製品と相性がよいセージと、キノコの旨味が、やさしく口に広がります。体も温まりセージの力で免疫力もア・・・
セージとその仲間の特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。 分類・名称 分類 セージは、広義にはシソ科(Lamiaceae (Labiatae))サルウィア属(Salvia)植物の総称です。中義には香りや薬効などを目的にハーブとして利用する、セージと名のつくハーブの総称で・・・
「 タイム 」 【学名】Thymus vulgaris 【科名】シソ科 【使用部位】葉部 【主要成分】精油(チモール、カルバクロール)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、タンニン、サポニン 【作用】抗菌、鎮痙、去痰 【適応】消化不良、気管支炎、上気道カタル 「 クローブ 」・・・
敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター。このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。
収穫残渣や刈り取った草、落ち葉などの有機物は、土づくりにとって貴重な資源。ごみで出したりせずに、リサイクルして土づくり・植物栄養に利用しましょう。今回は、はじめてのコンポストづくりを紹介します。 Question ベランダでもコンポストは作れますか? コンフリーがコンポストによい・・・
『Pinda Sweda(ピンダ・スウェダ)』。「ピンダ」とは、サンスクリット語で「球」を意味する、数種類のハーブやお米などを使って作るハーブボールのこと。 「スウェダ」は発汗。ピンダ・スウェダは、このハーブボールを蒸して温めた後、患部に当てる、アーユルヴェーダの“発汗法”の1つ・・・
歯周病の直接の原因はブラッシングの不徹底によるプラークの蓄積ですが、実際は生活習慣や健康状態など様々な要因が絡み合って起こると考えられています。こうした要因を見直していくことが、歯周病の予防・改善のポイントとなります。 プラークだけが原因ではない。歯周病のリスクファクターとは ほ・・・
日本各地には、ハーブをはじめ四季折々の植物に直接触れることができる個性豊かな植物園が多数存在します。植物と私たちの関係を五感で学ぶ機会。ゆっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。
現在のような歯磨きや歯ブラシがなかった時代、世界各地で口腔ケアにハーブが利用されてきました。こうしたハーブの中には、現代でも薬用歯磨きの成分として利用されているものもあります。 クロモジ クスノキ科のクロモジは、日本固有種の香木の代表格。その精油成分には強い抗菌作用、抗ウイルス作・・・
「歯磨きしているから」、「症状がないから大丈夫」と思っていませんか?成人の多くが歯周病、またはその予備軍といわれます。全身の健康維持に重要な歯周病ケアについて知り、毎日の生活で実践していきましょう。 歯茎が炎症を起こす歯周病は成人が歯を失う最大の原因 歯周病は、プラーク(歯垢)内・・・