柑橘由来ポリフェノールが緑茶の抗肥満作用を増強することをヒト介入試験で明らかにした。 30~75歳の健康な日本人男女60名を対象に介入試験を12週間行ったところ、緑茶と柑橘由来ポリフェノールを組み合わせて摂取することで、従来よりも少ない量の緑茶カテキンの摂取で抗肥満作用が期待でき・・・
38歳妊婦 (日本)が、妊娠9ヶ月から2ヶ月間、ブルーベリー入りヨーグルトを連日摂取していたところ (摂取量不明)、在胎39週1日で自然分娩にて出産したが、出生児にチアノーゼ、SpO2低下が認められ搬送された。 超音波検査にて右心壁肥厚、三尖弁逆流、心房間の右左シャント、肺高血圧・・・
百歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された昭和38年には全国で153人だったが、昭和56年に千人を超え、平成10年に1万人を超えた。平成24年には5万人を超え、今年は86,510人(前年比+6,060人)。 また、百歳以上の高齢者のうち女性は全体の約88%だった。ちなみにちょ・・・
アボカドは女性の腹部脂肪分布を変化させる? 毎日のアボカド摂取は、女性の体脂肪をより健康的な構成に再配分するのに役に立つ可能性が高い、という米国イリノイ大学アーバナシャンペン校からの研究報告。 研究チームは、肥満成人155名を対象に、ランダム化臨床試験を実施した。ランダムに2群に・・・
八重山の伝統工芸品といえば木綿のミンサー織りや苧麻(カラムシ)を使った八重山上布、イトバショウで織った芭蕉布などがあります。今回はそんな織物製品に色をそえる植物を巡ってみましょう。 南の島の植物 #工芸 竹富町を中心に作られていたミンサー織りは、現在では石垣島でも織られています。・・・
今年7月、厚生労働省により、「日本人の女性の平均寿命は87.74歳で世界一、男性は過去最高の81.64歳」と発表され、平均寿命の延びが話題になりました。近年は、平均寿命とともに、健康寿命が大切と認識されています。そこで、今回は、お医者さんを遠ざけて、私たちの健康を守ってくれる野菜・・・
聖ヒルデガルトの遺産の一つに音楽があります。彼女の音楽は旋法に基づいたグレゴリオ聖歌などに比べると独創感にあふれ、神秘性に満ちています。
山地の草原を歩いているとき、黄赤色のすくっと立った花を見かけた。周りが緑色なのでひときわ目立つ。この花がヒオウギであった。秋になると真っ黒な種を付けていた。ヒオウギは根茎が薬用である。 ヒオウギの特徴 ヒオウギは、根茎は短く、匍匐枝は出ない。茎は高さ1〜1.5m、下方葉は左右2列・・・
年末が近づくにつれて、何となくソワソワ。 アーユルヴェーダでは自然も私たちの心身も、風のエネルギーが優勢になり動きが速く、焦りや不安感、地に足がついていないような気分になりがちです。 そんな時は、アーユルヴェーディックで“からだにやさしい”スイーツと、温かいスパイスティーでリラッ・・・
年末が近づくにつれて、何となくソワソワ。アーユルヴェーダでは自然も私たちの心身も、風のエネルギーが優勢になり動きが速く、焦りや不安感、地に足がついていないような気分になりがちです。そんな時は、アーユルヴェーディックで“からだにやさしい”スイーツと、温かいスパイスティーでリラックス・・・
日本各地には、ハーブをはじめ四季折々の植物に直接触れることができる個性豊かな植物園が多数存在します。植物と私たちの関係を五感で学ぶ機会。ゆっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。
身近にあるハーブを使って料理を楽しみましょう。夜のくつろぎタイムにぴったりのバニラビーンズを使ったデザートをご紹介します。 材料(17㎝パウンド型1台分) かぼちゃ 200g牛乳 150g卵黄 2個バニラシュガー 50g生クリーム 120gグラニュー糖 30gバター 適量 バニラ・・・
身近にあるハーブを使って料理を楽しみましょう。夜のくつろぎタイムにぴったりのバニラビーンズを使ったデザートをご紹介します。 材料(2人分) 牛乳 150g上白糖 50g卵黄 2個生クリーム 50gバニラビーンズ 1/4本 作り方 ❶バニラビーンズのさやをカットし、片側の縦方向・・・
しんと澄んだ空が広がる冬。空気も乾燥して、ドライハーブやドライフルーツ作りにはぴったりの季節です。多くの草花がお休みに入るこの時季にチャレンジしてみませんか。 Question 機械で乾燥させると、栄養価、薬効成分は少なくなりますか? 花の色や香りを状態よく乾燥させるのによい方法・・・
今回は、エゾウコギの特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。 分類・名称 分類 エゾウコギ(Eleutherococcus senticosus (Rupr. & Maxim.) Maxim)はウコギ科(Araliaceae)ウコギ(エレウテロコックス)属(Ele・・・
「 パナックス 」 【 学 名 】Panax ginseng 【 科名 】ウコギ科 【使用部位】根、根茎 【主要成分】 サポニン(ジンセノシド)、精油(リモネン、テルピネオール)、アセチレン化合物(パナキシノール) 【 作 用 】アダプトゲン、強壮、新陳代謝促進 【 適 応 】心・・・
不安やイライラがあったり、心がもやもやしたりして、眠れない夜もありますね。 そんな時におすすめなのが、温かなハーブ ティーです。 温かい物を飲むと内臓の温度が上がり、下がっていく過程で副交感神経が優位になり、自然な眠りに導かれます。ご自分の好みのハーブなら何でもOKですが、せっか・・・
ストレスにどのように対処し、どのようにつき合っていくかを考えることを、ストレスマネジメントといいます。 ストレスマネジメントでは、ストレス耐性を高める(傷つかない)ことと、回復力を高め(傷ついても回復できる、傷つきながらも進んでいける)ことの両方を目指していきます。 そのためには・・・
ストレスを受けると、体に何が起こる? ストレスは、冷えから胃腸障害、肌トラブル、がん、うつまで、心と体のありとあらゆる問題に関係します。ストレスがどのように病気を引き起こすのか、その体内メカニズムを理解しましょう。 ストレスに対する防御反応がやがて病気を引き起こす 私たちの体は自・・・
「ストレス社会」といわれるように、現代人の多くがストレスを抱え、 そこから現代ならではの様々な問題や病気が生まれています。 時間に追われたり、対人関係に悩んだり、将来に不安を感じたりといった毎日が、知らないうちにストレスをため込み、心と体のバランスを崩しやすい状況をつくっているの・・・
ストレスは、一般に悪者扱いされますが、ストレッサーやストレスが全くない状態が私たちにとって最良なのかといえば、それも違います。「適度なストレス(緊張感)」 があるからこそ、それに適応するための能力が生まれ、ストレスを乗り越えようと頑張ることで、人は成長し、達成の喜びも得ることがで・・・
皆さん、こんにちは。最近では持続可能性という概念なくしては、いかなる活動も社会の賛同を得るのが難しくなっています。持続可能性については主に環境や経済の分野での取り組みが目立ちますが、ひとが生きていく上で避けて通ることができな い医療の分野ではあまり問われていないようです。 そこで・・・
2021年9月12日(日)、第3回学術フォーラムがオンラインにて開催されました。 第一部では、2019年度メディカルハーブ研究助成制度で研究いただいた成果報告で筑波大学生命環境系の南雲陽子先生による「ハーブ成分による上皮タイトジャンクション制御とその応用」、また、第二部では、東邦・・・
日程:2021年10月7日(木) 会場:日本新薬山科植物資料館 この季節、10月にしては少し暑くも感じた晴天の日、京都の山梨植物資料館へ向かいました。 こちらの資料館館長である山浦館長より、いくつか間違いやすい「薬草と毒草」の見分け方など講義していただいた後、資料館内を見学しま・・・
日程:2021年10月20日(水) 会場:武田薬品工業(株)京都薬用植物園 秋の風が優しく肌を撫でる10月20日、武田薬品工業(株)京都薬用植物園での見学会に参加させていただきました。大学で栄養学を学び、自宅では多種のハーブを育てている私にとって、植物は医学と食を結ぶ架け橋のよう・・・
日程:2021年5月21日(金) 会場:生活の木薬香草園 2021年5月21日に飯能で行われた薬用植物園見学会に参加させていただきました。 ハーブの効果効能やハーブティーにして味覚や視覚からも楽しむことのできる魅力を感じていた私は、この見学会でハーブに触れる機会をとても楽しみにし・・・