皆さん、こんにちは。今回は最近、話題になっているフェムテックについて取り上げたいと思います。フェムテック(Femtech)とはFemale(女性)とTechnology(技術)をかけ合わせた造語で月経や更年期など女性の健康上の課題をテクノロジーで解決する製品やサービスをいいます。・・・
日程:2022年6月10日(金) 会場:紀州南高梅発祥農園たかだ果園 梅雨入りしたとは思えない、爽やかな風キラキラと光る緑の木々の中、訪れたのは和歌山みなべ町。南高梅発祥農園での梅摘み体験に参加させていただきました。まず目についたのは、『南高梅誕生の地』と書かれた石碑。高田社長の・・・
日程:2022年10月21日(金)~23日(日) 『原色牧野植物大図鑑』を開いて、参考にしながら日本画を描いていた母。そして私は、薬草やハーブに惹かれている。牧野植物園は行きたいと呪文を唱えるように憧れていた。 10月21日、この日は半袖でもいいような暑い日。2か所の集合場所、高・・・
日程:2022年7月12日(火) 会場:積丹グリーン研究室 ガーデンは積丹の森の中 ここの製品のKIBOUに使用されているアイヌの人々が森の女神と呼んだアカエゾマツ。大きな木でドッシリと生き生きとそびえ立っていました。近くに寄るとこの木の香りがどこか懐かしく感じました。 ガーデン・・・
超加工食品の消費量が多いほど、がんを発症して死亡するリスクが高くなる可能性があるようだ、という英国インペリアルカレッジロンドンによる観察研究。 研究チームは、超加工食品とがん発症リスクとの関連性について、これまでで最も包括的な評価を行った。超加工食品とは、炭酸飲料、大量生産の包装・・・
ブラジル産グリーンプロポリスに含有される桂皮酸誘導体の中でもアルテピリンCが前立腺がん細胞のアンドロゲンシグナルを抑制することによって、増殖抑制効果や抗がん剤耐性前立腺がん細胞における耐性克服効果を示すことを明らかにした。 https://www.gifu-pu.ac.jp/ne・・・
食事中のコリン欠乏は、心臓、肝臓、その他の臓器に深刻な悪影響を与える可能性があるようだ、という米国アリゾナ州立大学からの研究報告。コリンの不足は、アルツハイマー病に関連する脳の深刻な変化にも関連しているようだ。 研究チームは、食事からコリンを除去した正常マウスと、コリンを持たない・・・
高齢者全体およびフレイルでない高齢者では、歩数と死亡リスクの量反応関係の結果から 1日当たり約5,000-7,000歩で死亡リスクへの有益な効果が頭打ちになることを示した。 1日当たりの歩数が5,000歩未満の者が歩数を1,000歩増やすことで死亡リスクが23%低下したが(9-1・・・
美しい地域環境資源を未来へ「つなぐ棚田遺産」 1.千葉県鴨川市 大山千枚田 東京から一番近い棚田として知られる大山千枚田は、千葉県最高峰の愛宕山の麓に位置し、大小375枚の棚田が階段状に並んでいます。昔ながらの雨水を水源として耕作している希少な「天水田」は日本でもここだけとか。 ・・・
豪州メルボルンにある不妊治療および妊娠サポートを専門とする自然療法統合クリニック「ファータイルグラウンド」のシニアナチュロパス、ティナ・ジェンキンスさんにインタビューを行い、クリニックにおけるラズベリーリーフの使用についてお話を伺いました。 Q:ファータイルグラウンドについてご紹・・・
前号では、呈示した「アロマセラピーは、健常高齢者の認知機能改善に効果があるか?」というタイトルの論文について、アブストラクトの構造化によりポイントを挙げていきました。「背景→方法→結果→結論」といった構造で成り立つアブストラクトでは、研究の動機や進め方、結果とそのとらえ方などを確・・・
ヒポクラテスほど世界で有名な医者はいません。しかし、その姿を追おうとするとなかなか理解ができません。 というのも、ヒポクラテスの姿は『ヒポクラテス集典』と呼ばれる複数の文書から推測されているからです。しかし、どの著作がヒポクラテスの自書なのかはわからず、多くが息子や弟子たちが書い・・・
日本で副作用を起こした試料の分析結果 細辛(サイシン)は、ウスバサイシンの全草を乾燥したものであった。1992年、ベルギーでアリストロキア酸の腎臓障害が報告されたので、ウマノスズクサ科植物の成分が分析され、ウスバサイシンの地上部の葉と葉柄にアリストロキア酸が含有されていると判明し・・・
昨年、いろいろな植物が話題になりましたが、その中に、私たちの健康にかかわるものがいくつかありました。今回は、それらの中から、話題となった植物の三つの成分を紹介します。 ケルセチンが認知機能の維持に有効! 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の生物系特定産業技・・・
昨年9月に来襲した台風以後、八重山は雨天続きで、1月までの4ヶ月間にまともに青空が見られたのが1週間ほどしかないという、異常気象が続いています。そのかわりに気温は高く植物の花芽分化がバラついて、花期に影響が出ています。 私の整備しているガーデンは、300mほどの山に降った雨が地下・・・
栽培の基本は土づくりと病害虫獣雑草管理。まずは土づくりがうまくいけば失敗なく育てることができます。土づくりって具体的には何をどうすればよいのか、そしてそれはなぜなのか、今回は、土づくりのなかでも土壌の物理性改善の基本と実際を紹介します。 Question 良い土とは? 良い土とは・・・
スリランカは世界でも有数の紅茶の産地。朝昼晩と1日3回は甘いミルクティーを飲むのが習慣だそう。 アーユルヴェーダの健康の定義の1つに、五感が正常であることがあります。例えばクローブってどんな味かなと思ったら、ぜひかじってみてください。 今回はスパイスの風味がしっかり感じられる、香・・・
日本各地には、ハーブをはじめ四季折々の植物に直接触れることができる個性豊かな植物園が多数存在します。植物と私たちの関係を五感で学ぶ機会。ゆっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。
「 ゲットウ 」【 学 名 】Alpinia speciosa【 科 名 】ショウガ科【使用部位】葉、花、果実、種子、根茎【主要成分】精油(リナロール、ゲラニオール、パラシメン、α-ピネン、1,8-シネオール)、ポリフェノール【 作 用 】抗菌、防腐、神経を穏やかにする、収れん、・・・
今回は、ラズベリーの特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。 分類・名称 分類 ラズベリーは、広義にはバラ科(Rosaceae)キイチゴ属(ルブス属;Rubus)植物の総称です。また、中義にはラズベリー類とブラックラズベリー類、デューベリー類といった、16世紀に英国で栽培・・・
敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター。このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。
女性の健康に役立つハーブを学ぶ:Raspberry leafHerbs that help with women’s health Raspberry leaf ラズベリーリーフ EFFECTS 産前・産後のケアや、月経にまつわる不快症状の改善などに役立つラズベリーリ・・・
エストロゲンの分泌量は20代でピークに達し、およそ20年間の成熟期を経て、ホルモンを分泌する卵巣の機能は少しずつ低下していきます。 更年期になると分泌量は急激に減少し、やがて閉経を迎えてエストロゲンの分泌がなくなります。こうしたエストロゲン分泌量の変化に伴って、体の状態や起こりや・・・
女性の一生では様々な時期に女性特有の不調が生じます。それに大きくかかわっているのが、女性ホルモンです。ホルモンとは、体のいろいろな機能を調節する働きをもつ化学物質のことをいい、ごく微量で効果を発揮するのが特徴です。 体内の内分泌腺ないぶんぴつせんと呼ばれる器官や組織でつくられ、血・・・
冷え、ストレス、過労、睡眠不足、過激な運動、無理なダイエットなどは、月経のトラブルや更年期の症状を強くする要因です。 これには自律神経がかかわっています。女性ホルモンと自律神経系をコントロールする分野はどちらも脳の視床下部に存在するため、お互いに影響を受けやすく、どちらかのバラン・・・
女性が男性と違う大きな特徴の1つは、初経から閉経を迎えるまでの約40年間、女性ホルモンの影響を受けながら生きることです。 しかも、女性ホルモンは月経周期やライフステージによって分泌量が大きく変動し、女性の体や心に様々な影響を及ぼします。 意外に知られていない女性ホルモンのことや、・・・