ハーブで減塩レシピ:夏の暑さに負けない アジアン風ランチプレート

ハーブスパイスの香りの力が、減塩レシピをご馳走にしてくれます。 ターメリックやコリアンダーなどのスパイスの簡単な使い方を覚えておくと いろいろなお料理のバリエーションにもつながります。
制作: JAMHA理事・「ハーブと私」主宰 諏訪 晴美
レシピ監修: JAMHA SDGs委員会・管理栄養士 山崎 博美
材料(2人分)
[ターメリックチキン]
- 鶏もも肉(1枚・200g)
- 玉ねぎ中(1/2個)
- にんにく(1片)
- ショウガ(2g程度)
- ターメリック(パウダー・小さじ1)
- 塩(小さじ1/4)
- ブラックペッパー(粗挽き・小さじ1/2)
[夏野菜のアジアン風甘酢がけ]
- ナス(1本)
- オクラ(4本)
- きゅうり(1/3本)
- ミニトマト(2個)
- 米油(大さじ1)
- ナンプラー(小さじ1)
- 砂糖(小さじ1)
- 酢(小さじ1)
- コリアンダー(パウダー・小さじ1/2)
- ショウガ(すりおろし・1〜2g)
- 大麦入りご飯(120g)、パクチーなど(20g)
[栄養成分(1食当たり・日本食品標準成分表八訂の計算による推定値)] ●ターメリックチキン/熱量215kcal、タンパク質17.4g、脂質14.3g、炭水化物5.3g、食塩相当量0.8g ●夏野菜のアジアン風甘酢がけ/熱量54kcal、タンパク質1.8g、脂質2.7g、炭水化物7.7g、食塩相当量0.7g ●大麦入りごはん(120g)/熱量173kcal、タンパク質2.9g、脂質0.4g、炭水化物41.3g、食塩相当量0.0g ●ランチプレート(1人分)/熱量442kcal、タンパク質22.1g、脂質17.4g、炭水化物55.0g、食塩相当量1.5g
[管理栄養士からのコメント] 厚生労働省で発表している1日当たりの食塩摂取量(食塩相当量)の目標量は、成人男性7.5g未満・成人女性6.5g未満です。最新の国民健康・栄養調査(令和元年)によると、日本人の平均食塩摂取量は9.7g(男性10.5g、女性8.9g)です。目標値と比較すると、依然として男女共に約2.4〜3gほど多く摂取しているのが現状です。一般的なタンドリーチキンのレシピでは、食塩相当量が約1.5g / 1人分です。こちらのメニューは、食塩相当量が約0.8g / 1人分となります。副菜の夏野菜のアジアン風甘酢がけも食塩相当量は約0.7g / 1人分です。ハーブや調味料を工夫し味つけの物足りなさを感じさせない、大変作りやすいメニューです。
作り方
[ターメリックチキン]
- 玉ねぎをみじん切りにし、にんにく、ショウガは擦りおろしにします。
- 1の材料に塩、ブラックペッパー、ターメリックを入れ混ぜ合わせます。
- 鶏もも肉の両面に2を擦り込みます。
- フライパンに鶏肉の皮を下にして、2で残った1を鶏肉の上に乗せ、弱火で20分ほど焼きます。
- 鶏肉の下2/3に火が通ったらひっくり返し、さらに5分ほど火にかけます。
- 全体に火が通ったら火をとめ、食べやすい大きさにカットし、鶏肉とフライパンに残ったソースを盛りつけます。盛りつけの際に生のハーブ(コリアンダー、パクチー、チャイブなど)を添えます。


[夏野菜のアジアン風甘酢がけ]
- タレの材料(ナンプラー・砂糖・酢・コリアンダー・ショウガ)を混ぜ合わせます。
- ナスは8等分に縦に切り、皮に斜めに切り込みを入れ、フライパンに米油を敷いて、焼き目がこんがりつくまで焼きます。
- オクラは半分に斜めに切り、塩揉み(分量外)をしてサッと茹でます。
- きゅうりは5mm角程度の太さに細長く切り、ミニトマトは縦1/4に切ります。
- 野菜とタレを和えます。
- 白米に3割の押し麦をブレンドしたものを炊飯器で炊きます。
- お皿に6のご飯、5の野菜、ターメリックチキンを彩りよく盛りつけ、パクチーを添えます。お好みでイタリアンパセリ、チャイブなどを混ぜてもおいしくいただけます。
エコロジカルハーバリズム(食)講師養成特別講座 日本メディカルハーブ協会では、減塩やオルタナティブシュガー、旬の調味料作りなどにも取り組むエコロジカルハーバリズム(食)講師養成特別講座を実施中。6月30日、申込み締め切りです。
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第76号 2026年6月