ハーブのある暮らしを楽しむ<夏>:ビューティークラフト

— 夏の香りを丸めて乾かす香りのドロップス —
ボタニカル・インセンス
「剪定で刈り取ったハーブ、このまま捨てるのはもったいないな」――そんな時に。 ハーブとクレイを混ぜて成形するだけの、素朴な置き香を作ってみませんか。 火を使わず、置くだけで、植物のやわらかな呼吸が空間に溶け込んでいきます。
[材料]

(約10個分+チェック用) ※素材はすべて乾燥させ、微細な粉末にしておく
- ラベンダー・2g / オレンジピール・2g
- ピンクローズ・1g / カルダモン・1g
- ジュニパーベリー・2g / マシュマロウ・2g
- ホワイトカオリン・3g
- 熱湯・10mL(追加用に20mL程用意しておく)
- 精油・1滴(オプション)
[作り方]
1.マシュマロウに熱湯10mLを加えて溶き、ジュニパーベリーを混ぜて「糊」を作る。

2.他の粉末をすべて混ぜ、1の糊を加えて練る。

3.ラップをして15分寝かせた後、素材が柔らかく指が軽くしっとり感じるまで練る。水は数滴ずつ必要な分だけ加える。


4.小さじ半分をとり指でぎゅっと押し込み、半月形に成型し、風通しのよい日陰で1〜2週間、時々裏返しながら乾燥させる。


[使い方]
- 置き香 器に並べるだけで優しく香ります。香りが薄れたら精油を垂らしてアロマドロップに。
- 空薫 香炉で炭の間接的な熱で温めます。火の取り扱いに注意し、そばを離れないでください。


MEMO
- 完成後はカビないよう乾燥剤と共に容器で保管し、早めに使い切りましょう。
- 持った時に驚くほど軽く感じられれば完成間近です。チェック用を1つ割り、芯まで乾いているか確認してください。
- 樹木やスパイスを使って作ると深い香りに仕上がります。
- 写真の緑のドロップスは、ユーカリ・コニファー・シダー・マシュマロウ・グリーンクレイを練って固めたものです。


初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第76号 2026年6月
