2023.10.2

季節のハーブを楽しむレシピ : <アダプトゲン>五味⼦と巨峰の寒天ゼリー

ハーブスパイス料理研究家/食と香りの調香/ハーバルアロマセラピスト

岩本りか

今回は、アダプトゲンを使った食欲をそそる品をご紹介します。
簡単に作ることができて、疲労回復にもおすすめの料理です。
夏の疲れをしっかり癒やして秋を迎えましょう。

五味⼦(朝鮮五味子)は煮出すと種から苦味と渋みが強く出るので、⼀晩⽔出しで抽出したり、砂糖を加えたりして飲みやすいようにすることが多いですが、葡萄の⾃然の⽢みと合わせて、寒天のデザートにしてみました。

種の苦味にも有効成分があるので、あえて煮出して使っていただきたいアダプトゲンの1つです。

材料(2人分)

  • 五味⼦ 10g
  • 寒天粉 2g(約⼩さじ1)
  • ⽔  250mL
  • 巨峰  適量6個
  • ミントの葉 2枚

作り方

  1. 鍋に⽔と五味⼦を⼊れて、10分煮出す。
  2. 1を寒天粉を少しずつ加えて溶かす。
  3. ⽕を⽌め、熱いうちに五味⼦の実を濾して、⾚い⾊になったお湯のみ別の容器に移す。
  4. 3を冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。
  5. 固まった五味⼦の寒天を細かく崩して、⽪をむいた巨峰を適当な⼤きさに切って混ぜ合わせていただく。

memo 五味⼦

「オミジャ茶」として韓国でよく飲まれていて、⽣薬としても、朝鮮五味⼦や北五味⼦の名前で滋養強壮、鎮咳、去痰の薬として利⽤されています。
五つの味(⽢、酸、塩、苦、渋)があるといわれていて、⾚い実の部分には酸味と⽢みが、中の種には苦味や渋みがあり、それが合わさるとほのかに塩味を感じます。

ハーブスパイス料理研究家/食と香りの調香/ハーバルアロマセラピスト
岩本りか いわもとりか
滋賀県大津市でハーブとスパイスの教室aroma*Rを主宰。
Instagram @herbspicelover_rika

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第65号 2023年9月