2026.3.5

薬膳茶セミナー第二弾・漢方から知る女性のための更年期との向き合い方

日程:2025年12月11日(木)
会場:難波市民学習センター
ハーバルセラピスト 光永典子

薬膳を日々の食事に取り入れようとすると、調理法によって食材の陰陽が逆転し、家族一人ひとりの体質を考えると「この食材は合わないかも」と複雑になってしまい、私にはとてもネックでした。

そんな中、今回の勉強会「薬膳茶で体を整え、更年期との向き合い方」は、まさに今の自分に必要な内容でした。ちょうど7の倍数の年齢を迎え、更年期が他人事ではなくなってきたタイミングで、薬膳茶を通して体を整えるアプローチを知れたのはとてもありがたかったです。

特に印象的だったのが、更年期には「腎」を整えることが大切だということ。中医学では腎は生命力の源であり、加齢とともに衰えやすいとされています。自分の体質を客観的に観察し、補血と、利水も欲しい、理気も…など、たくさんの種類から判断して選ぶ薬膳茶は、思っていたほどクセもなく、優しい味わいで飲みやすかったです。その時間は心地よく、「自分のための養生の時間」を持てている実感がありました。

中医学の基本は、陰陽のバランスをとり「中庸」を保つこと。先生がおっしゃっていた、体と心の整え方も心に残っています。体は内側の声に耳を傾け、心は外に向かって情熱を注ぐ―たとえば推し活のように―その両方を大切にすることで、全体として調和が保てるという考え方。無理に抑え込むのではなく、うまく解放しながら内側を養う。とても現実的ですぐに取り入れられる智慧だと感じました。

漢方は単に治療法ではなく、「自分の生き方を考える」きっかけをくれるもの。今回の学びを通じて、更年期をネガティブに捉えるのではなく、向き合い、味わいながら自分らしく歳を重ねていく道筋が見えてきた気がして嬉しかったです。