2024.2.5

関東地区イベント報告 街とつながる野菜収穫体験採れたてスペシャルランチに参加して

ハーブ&ライフコーディネーター

角埜好美

開催日:2023年10月12日(木) 会場:THE HASUNE FARM(東京都板橋区)

日本には秋がなくなってしまったかと思うほど、暑かった夏から季節をひとつ飛び越えてしまったような寒さもあった日々でしたが、幸運にもファーム体験の日は気持ちのいい秋晴れに恵まれました。

蓮根の駅から、都内の住宅街の中を7分ほど歩くと3反の畑一面の濃いグリーンが目の前にあらわれてきました。

参加者は畑に入る前に皆、靴にビニールカバーをして、ファーム長、冨永さんから、ファームの説明を受けながら畑の中に入っていくと、季節の野菜とハーブが元気に育っていました。全ての部分が食べられる海老芋、葉物のルッコラ、アレッタ、からし菜、ハーブはバジル、フェンネル、ポップや菊芋の花、オクラ、唐辛子、モロヘイヤなど。

土作りや植え方、植える種類、雑草処理、肥料についての工夫など説明を聞きながら畑の奥に進むと、畑の奥に日本ミツバチの巣箱が2つ。昨今蜂が少なくなってきて、その結果、森がなくなってしまう危機にさらされつつあるときいています。

幼い頃、祖父がミツバチを庭で飼っていて大きな黒い網の帽子をかぶって一緒に巣箱をのぞいた記憶が思い出され、たくさんの蜂の活発な動きのブーンブーンという音は心地よく感じました。

蓮根ファームでは2箱からたくさんの蜂蜜がとれるそうです。ミツロウも少しずつ集めていらっしゃるとのこと。

参加の皆さんからは、ハーブとミツロウのコラボの企画のリクエストが出ました。畑を一周後、皆でホーリーバジルとライムバジルの収穫。ぽきんぽきんと各自思い思いに茎を摘むとどこもかしこもバジルのいい香り!帰りにトマトとモッツアレナチーズを買ってサラダを作ろうなどと思いながら畑見学を終えて、近くのレストランへ。

入口の背丈を超えるススキの穂が迎えてくれました。楽しみにしていたランチは、畑での採れたて野菜とハーブを使ったお料理、私は外のテーブルでいただくことにしました。

メニューは生ポップの実が浮かんでいるドリンクでスタートし、甘いバターナッツカボチャのスープ、バジルソースのパスタ、青みかんのスライスが乗った鰹、三元豚のソテー、ハーブを使ったデザート、ハーブティー、を同じテーブルになった方々と自己紹介、参加理由などをおしゃべりしながらおいしくいただきました。

地域とのつながりを大切にしながら、都会の真ん中でオーガニックの農園をされている冨永さんからの丁寧なレクチャー、緑に囲まれたテラステーブルでのランチ、ご一緒した皆さんとの素敵な出会い。

私自身、生活の中にハーブ、植物、漢方、薬膳を取り入れ、勉強しながら、伝えていきたい、実際に田舎の実家裏の畑でハーブや野菜作りをしたい、という思いが湧いて参加したので、土づくり、虫除け対策、雑草の処理など、すぐに始めてみようと思っています。ワクワクが止まりません。実りある一日をありがとうございました。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第66号 2023年12月