2026.3.4

ツボを知って体を整える!はじめてのお灸セルフケア講座

日程:2025年11月27日(木)
会場:札幌市社会福祉総合センター
ハーバルプラクティショナー 古川規代

 私が子供の頃、お灸は「おばあちゃんの知恵袋」みたいなイメージでした。
 ところが、自分が五十肩になった時、今までのセルフケアではなかなか痛みが改善せず、耐えきれずにすがるような思いで、お灸のお世話になったのです。おかげで痛みは楽になり、それをきっかけにお灸が生活の中で身近なものとなりましたが、自己流だったので、改めて学べる機会を楽しみにして受講しました。
 講師は、札幌で鍼灸院を開院されている八木麻子先生です。


 講座では、お灸の歴史や効能、よもぎについてのお話がありました。なぜ、よもぎがお灸として用いられるようになったのか、はっきりとした経緯は分かっていませんが、色々な植物で試した結果、よもぎが一番ちょうどいい温度で燃え、あまり熱くならなかったからだそうです。
先人の知恵は素晴らしいなと思いました。お灸は熱ければ熱いほど効くと思いがちですが、実は弱火でじっくり温める方が効果的だそうです。
 八木先生が「火を使わないお灸」を用意してくださり、参加者一人一人の席を回って、ツボの見つけ方を丁寧に教えてくださいました。

 ツボの位置は本で知っているつもりでも、自分が思っていた位置とは少しズレていて、プロの先生に直接教えていただけることは、とても勉強になりました。
お灸は、体の芯まで温める「深部熱」なので、筋肉、血管、神経にも温熱が伝わることで、痛みや痺れの改善につながり、よもぎの成分「チネオール」は白血球を増加させ、免疫力を高めます。
冬の寒い時期に起こりがちな、身体や神経の痛み、内臓の冷え、免疫力の低下に、とても良いセルフケアになるのです。特に北海道民とお灸は相性が抜群というお話は、納得でした。
この貼るタイプの火を使わないお灸は、初めての人でも簡単に使えるのが良いところで、お灸は難しそうと思う人でも、気軽に使うことができます。
 私も身体の痛い部分に貼ってみると、じんわりと温かさが広がり(約4時間持続)、不思議と痛みが楽になりました。お灸は、毎日続けることで効果が現れ、長引く不調ほど根気強く続けることが大事だそうです。様々な不調が起こりやすい更年期世代には、心強い味方になりますね。
 八木先生の分かりやすいお話で、すっかりお灸とよもぎの魅力に引き込まれました。講座中にいただいたよもぎ茶も、とても美味しかったです。
八木先生、北海道地区委員の皆様、貴重な学びの機会を作っていただき、ありがとうございました。