2025.5.28
漢方から知る女性のためのエイジングケア〜ハーブの薬膳的な特性を学ぶ!わたしだけの薬膳茶作り〜
日程:2025年4月9日(水)
会場:難波市民学習センター
ハーバルプラクティショナー 天満ゆかり

皆さんはハーブティーをブレンドする時、どんなことを考えてブレンドしますか?
今回は「漢方のものさし」を使って薬膳茶作りをしました。
「漢方のものさし」は冷えやほてり、気力や潤い不足などをチェックするもので、自分のことを知るためのもの。その結果をもとに薬膳茶をブレンドします。
10年以上前、私は過敏性腸症候群に悩んでいましたが、ペパーミントですっかりよくなった経験から、植物療法に興味を持ち、整体観を大切にしている漢方をもっと知りたいと思い、イベントを楽しみにしていました。
会場には、初めて見る食薬がずらり!その中でも「玫瑰花」は『映える』だけでなく香りが豊かで感激!実は、この「香り」が重要なポイント。香りは滞った「気血」を巡らせます。玫瑰花を直接カップに入れると香りがよくたち、自然と呼吸が深まり、その効果が高まります。
私の過敏性腸症候群が緩和された経験を漢方的にみると、ペパーミントの香りがストレスで滞った気の巡りをよくしてくれたのかもしれません。
薬膳やフィトケミカル、栄養学にも触れる新資格では、西洋的、東洋的な側面から植物療法を学べることが、楽しみです。
最後に、薬膳茶は「味のクセが強い」と思われがちですが、堀山先生は「ベースとなる茶葉に、食薬をブレンドするとおいしく飲めるので無理なく継続しやすい」と教えてくださいました。今回のイベントを通して、たくさんの方に薬膳茶の魅力について伝えたいと感じました。

