ハーブとエッセンシャルオイルのケミストリー 光合成から生合成へ
今回からハーブと植物精油に含まれる化学成分のケミストリーについて解説いたします。堅苦しく感じるかたも多いと思いますが、ケミストリーには、化学がもたらす結果に習い人間関係にも使われることは多く、たとえばグッドケミストリー(相性がよい)のよう・・・
初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第71号 2025年3月
東邦大学名誉教授
小池 一男
今回からハーブと植物精油に含まれる化学成分のケミストリーについて解説いたします。堅苦しく感じるかたも多いと思いますが、ケミストリーには、化学がもたらす結果に習い人間関係にも使われることは多く、たとえばグッドケミストリー(相性がよい)のよう・・・

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第71号 2025年3月
HotTopics/MEDICAL HERB REPORT/エッセンシャルオイル/ケミストリー/ハーブ/光合成/小池 一男/生合成
平素は日本メディカルハーブ協会(JAMHA)の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。 先般お届けいたしました会報誌77号に同封のチラシにてご案内の「第29回日本アロマセラピー学会学術総会」につきまして、お申し込みの際、参加登・・・
1. はじめに 皮膚科領域に精油を用いる場合だけでなくオイルマッサージの場合にも精油と皮膚が接触することになります。皆さんのなかには精油を含んだ化粧品で肌に刺激を感じたりオイルマッサージで肌に炎症を起こすなどの経験をされた方もいらっしゃると思います。今回は精油の皮膚への安全な使い・・・
イソプレノイド経路によって生合成されるジテルペン(C20骨格)は、テルペン類の中でも一つの分水嶺をなす化合物群といえます。 精油の主成分であるモノテルペンやセスキテルペンと比較すると、ジテルペンの最大の特徴は、分子量が大きく、脂溶性が高く、・・・
サイコを筑波の薬草園で栽培したことがある。盛夏には黄色の花が一面に咲いた。多くの昆虫が蜜を吸いに集まってくる。よく見るとスズメバチの仲間が散見された。秋に根を収穫するので、果実の結実を待った。1年生のサイコは根が細いが、2年生は太いものが収穫された。 1. ミシマサイコの特徴 ミ・・・
「毎日食べるものが、病気を防ぎ、健康を保つ」という意味が込められた「医食同源」という言葉があります。これは、1972年、NHKの「きょうの料理」という番組で、臨床医であった新井裕久氏が、中国でいわれていた「食べるものが薬である」という考えをもとにつくられた語とされます。この語の通・・・
夏は雑草も旺盛に生育します。雑草との共存を目指すには、雑草の役割を十分に理解することが大切です。今回は雑草との共存の第2弾で、雑草の一石七鳥の役割について解説します。 第21回 雑草との共存 その2 雑草の役割 地球環境に負荷をかけないエコロジカルハーバリズムに基づくガーデニング・・・