投稿者記事一覧:shojiro

クランベリー

クランベリーの原産地は北半球亜寒帯地域で、湿地帯に生える常緑小低木です。高さ約10〜20cmの蔓性の植物で、小さな実は熟すると鮮やかな赤色になります。この小さな実が鶴の好物だったことや、花の形が鶴のくちばしに似ていることから、鶴(crane)のベリー(berry)が名前の由来とさ・・・

2017.09.01
【団体会員のご紹介】6月の森ハーブガーデン/オーベルジュ

北は森と湖に囲まれ、南はアウトレットのヨーロッパのような建物がはるかに見渡せるロケーションのよいこの土地に開業して、今年で22年目になりました。

2017.06.01
【団体会員のご紹介】クイーンメリーアロマテラピースクール

ラベンダーの故郷、南フランス「プロヴァンス」ソー村までお出かけになったことありますか?足元のラベンダー畑が見渡せる限りの、遠景に見える山の端までいっぱいに広がっています。南フランス・プロヴァンスの初夏の透き通った空気と、陽の中の収穫前の畑には清々しいラベンダー色が目に飛び込んできます。アヴィニオン・ゴルド・セナンク修道院などもぜひ一度は訪れたい場所ですよね。

2017.06.01
【海外ハーブツアー報告】国際香水博物館、そしてエルボリステリへ

7月29日(金)、パリ~プロヴァンスの旅もついに最終日。 今日はグラースへ移動し、国際香水博物館とこのツアーの目的でもあるファーマシー・デ・カトルシャマンへの訪問です。 グラースで国際香水博物館を見学 グラースはニースから電車で1時間ほどの香水の都として知られている街です。 地中・・・

2017.06.01
セントジョンズワートとシソ

セントジョンズワート Hypericum perforatum オトギリソウ科 和名でセイヨウオトリギソウと呼ばれる黄色の花を咲かせる多年草植物で、不安感や気分の落ち込みなどの症状に対するメンタル効果の高いハーブとして知られています。 精油成分と香り 全草を水蒸気蒸留して得られた・・・

2017.06.01
コクセイソウ(穀精草)とトウシンソウ(灯心草)

水田の雑草であるが、身近に生育し、薬草として使われているものにイグサ科のイ(イグサ)とホシクサ科のホシクサがある。イグサの地上部は灯心草と呼ばれ、生薬として流通している。ホシクサの地上部と花序は穀精草として利用されてきた。 1.ホシクサ穀精草 ホシクサ Eriocaulon ci・・・

2017.06.01
ハーブといえばまずはシソ科?(1)──ミントの仲間

ハーブでまず頭に浮かぶのは芳しい香りをもつ草や花だ。香りは青々とした葉や花だけにあるのではなく、その成分は種子や地中に生じる鱗茎などにもある。先に紹介したセリ科には種子に芳香をもつ代表的な植物が数多い。シソ科にもミントをはじめ、ラヴェンダー、バジル、オレガノ、セージ、ローズマリー・・・

2017.06.01
【自然療法シリーズ】通仙散と紫雲膏

はじめに 華岡青洲はなおかせいしゅうは、全身麻酔薬を創製、応用して世界で初めての乳がん手術に成功しました。 その功績から、外科を通じて人類に貢献した医師のひとりとして米国シカゴにある国際外科学会の栄誉館に、青洲の業績を説明する掲示と肖像画が展示されています。 この乳がん手術の際に・・・

2017.06.01
ローズ(バラ)

約4000年前のバラの女神──古代メソポタミア バラが人の手によって表現された始まりはおそらく古代メソポタミア。一輪の花を手にして、香りを嗅ぐ女性を刻んだ塑像そぞうが残されています。その花はおそらくバラとされ、女性は人々に崇拝されていた愛と豊穣の女神イシュタル(イナンナ)。古代シ・・・

2017.06.01
レモンバームの植物学と栽培、人との関わり

名称・近縁種 レモンバーム(lemonbalm)は、シソ科(Lamiaceae、旧Labiatae)Melissa属で、学名はMelissa officinalis L.です。学名には、M. altissima Sm.やM. cordifolia Pers、M. foliosa ・・・

2017.06.01