投稿者記事一覧:shojiro

オーストラリアでのユーカリ活用法

はじめに ユーカリは、フトモモ科ユーカリ属の植物の総称です。日本で「ユーカリ」といえば、ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)もしくは、ユーカリ・ラディアタ(E. radiata)などが一般的に知られていますが、ユーカリ属は、実は非常に大きく、700とも9・・・

2016.12.01
ユーカリを日常に取り入れてみましょう

ユーカリを日常に取り入れてみましょう ユーカリはフトモモ科ユーカリ属のオーストラリア大陸原産の高木で、近年では木材やパルプ材の原料として植林されるほか、乾燥地帯の緑化樹木としても需要が高まっています。 コアラの餌としても有名なユーカリは、種類が多く亜種や変種を含めると600種類以・・・

2016.12.01
ユーカリの植物学と栽培、 人との関わり

分類・名称 ユーカリはフトモモ科(Myrtaceae)で、最狭義にはユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus Labill.)、狭義にはユーカリ属(Eucalyptus)の総称、広義にはユーカリ属のほかにコリンビア属(Corymbia)とアンゴフォラ属(Ang・・・

2016.12.01
チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善

チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善 2011年ごろからアメリカでは国をあげてフルーツ&ベジタブルを食べるようにという政策がとられています。これはアメリカ合衆国農務省が打ち出した「私の食事を選ぼう(Choose My Plate)」食事の半分以上をフルーツ&ベジ・・・

2016.11.07
レスベラトロールによるアルツハイマー病予防の可能性

レスベラトロールは赤ワインやチョコレートなどに含まれている抗酸化物質です。アメリカでアルツハイマー病患者を対象とした臨床試験が実施され、レスベラトロールを経口投与した群が病状の進行を遅らせる可能性があることを発表した論文です。アルツハイマー病では脳内にAβ(アミロイドベータ)タン・・・

2016.10.24
アロエベラが糖尿病の血糖値を下げる

アロエベラはさまざまな気候環境の中で生育する作物です。熱帯雨林でも乾燥地帯でも栽培できるため、食材や医薬品としてよく用いられています。食品としてはさまざまな商品に使われていますので日常的に目にする機会も多いと思います。医薬品としては、おもに傷や火傷を治療する伝統薬として世界の多くの国々で使われています。傷や火傷以外にもヘルペスや乾癬などの皮膚科系薬、歯肉炎や歯垢などの歯科、潰瘍性大腸炎や消化器疾患など多くの領域で利用されることがあるようです。ただしいずれも科学的な証拠が十分ではないようです。これまでにアロエベラが糖尿病の血糖値を下げるという臨床試験結果がいくつかでているものの、研究結果にバラツキがあり一貫性のある結果が得られていませんでした。そのため、タイの研究グループが、これまでに公表されている論文を網羅的に検討し、アロエベラが糖尿病の血糖値を下げる効果があるのかどうかを検討したレポートを紹介いたします。(コメント:桂川直樹)

2016.10.06
脂溶性である精油成分は血中でどのような形で存在しますか

A: 血液中に入った薬の分子はタンパク質と結合しますが、それが一部の分子のこともあれば、ほぼすべての分子が結合することもあります。 血液中の精油成分の存在の仕方は、血液中での薬とタンパク質との結合ほどよく知られていませんが、たとえば次のような in vitro (試験管内) での・・・

2016.06.30
フィーバーフュー

東ヨーロッパのバルカン半島や西アジアが原産とされ、現在、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカなどでよく見られる多年生草本で、最大で高さ60cmほどに成長します。強く苦い独特な匂いを放ちますが花はヒナギクに似ており、鑑賞用、装飾用、薬用として栽培されています。 フィーバーフューの名は・・・

2016.06.01
『ハーブ&ライフ検定テキスト』第2刷発行

『ハーブ&ライフ検定テキスト』の第2刷を2016年3月30日に発行いたしました。初版での誤植や文章の追加を行いましたので、改訂内容につきましてはPDFファイルをご覧ください。改訂につきましては、資格取得を目指されている方がより理解を深めるために、解りやすい表記を目的として行ってお・・・

2016.05.25
高コレステロール血症ラットにおける体重増加および酸化還元状態に対するアガベ・テキラーナの食物繊維およびジャマイカの萼を含む食物消費の効果

Effects of consuming diets containing Agave tequilana dietary fibre and jamaica calyces on body weight gain and redox status in hypercholest・・・

2016.05.24