2026年4月届出公表分注目の機能性表示食品
【届出番号】 k870
【商品名】 伍減豊緑茶
【届出者名】 株式会社日本薬健
【機能性関与成分】 コクム由来ガルシノール
【関与成分を含む原材料】 コクム抽出物
【表示しようとする機能性】
本品には、コクム由来ガルシノールが含まれます。 コクム由来ガルシノールには、肥満気味の方の、お腹の脂肪(内臓脂肪、腹部総脂肪)や体脂肪を減らし、体重が減少するのを助け、高めのBMIが低下するのを助ける機能があることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】
(一日あたりの目安摂取量)
3.3g
(一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量)
機能性関与成分名:コクム由来ガルシノール
含有量: 18.0 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09RA00000MNWaWYAX
【参考】
コクム(Kokum、学名:Garcinia indica)は、インド西海岸(ゴア、マハラシュトラ、グジャーラなど)を原産地とするフクギ科ガルシニア属の常緑高木で、別名をワイルドマンゴスチン、レッドマンゴスチンと呼ばれ、果実・果皮を原料とします。この種子からは、融点が約37℃で肌になじみやすく、酸化しにくいのが特徴のコクムバター(Kokum butter)が採れます。ガルシニア属には、一般名マンゴスチン(Mangosteen、学名: G. mangostana)やガルシニア・カンボジア(別名:マラバールタマリンド、学名: G. cambogia)などがあります。ガルシノール( CAS番号:78824-30-3)は、分子式: C38H50O6、分子量:602.8のイソプレノイド側鎖を持つベンゾフェノン誘導体で、構造類似体に分子量C₃₈H₅₀O₅ のCamboginol(カンボギノール、 CAS番号:138067-82-8)などがあります。
コクム由来ガルシノールを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。
【届出番号】 k872
【商品名】 ヤナギランタブレットR
【届出者名】 株式会社東洋新薬
【機能性関与成分】 ヤナギラン由来エノテインB
【関与成分を含む原材料】 ヤナギラン抽出物
【表示しようとする機能性】
本品にはヤナギラン由来エノテインBが含まれます。ヤナギラン由来エノテインBは、睡眠の質の低下が気になる方の夜中の中途覚醒時間を減らす機能があると報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】
(一日あたりの目安摂取量)
1粒
(一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量)
機能性関与成分名: ヤナギラン由来エノテインB
含有量: 15 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09RA00000MYh2fYAD
【参考】
ヤナギラン(柳蘭、学名:Chamerion angustifolium)は、アカバナ科ヤナギラン属の多年草の植物です。やや薄い緑色または薄紅紫色を帯びた茎は高さ0.5~1.5mで、ほとんど枝分れせずまっすぐ上に伸びます。エノテインB(CAS番号: 104987-36-2)は、2分子のテリマグランジン I (CAS番号: 79786-08-6)が酸化的カップリング(分子間での結合)によってマクロ環状構造を形成した二量体(ダイマー)の化合物です。この化合物は、ヤナギランのほかにメマツヨイグサ(雌待宵草、学名:Oenothera biennis)などのアカバナ科植物に多く含まれます。
ヤナギラン由来エノテインBを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。
【届出番号】 k913
【商品名】 ホーリーバジル
【届出者名】 日油株式会社
【機能性関与成分】 ロスマリン酸・ホーリーバジル由来フラボノイド類
【関与成分を含む原材料】 ホーリーバジル抽出物
【表示しようとする機能性】
本品にはロスマリン酸、ホーリーバジル由来フラボノイド類が含まれます。これらの成分は、ストレスを感じている健康な方の日常生活で自覚する一時的なストレスの軽減に役立つ機能があることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】
(一日あたりの目安摂取量)
2粒
(一日あたりの摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量)
機能性関与成分名: ロスマリン酸・ホーリーバジル由来フラボノイド類
含有量: ロスマリン酸2.5mg・ホーリーバジル由来フラボノイド類7.5mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09RA00000N0v99YAB
【参考】
ホーリーバジル( holy basil / Sacred Basil 、和名:カミメボウキ(神目箒)、印名:トゥルシー(Tulsi)、学名:Ocimum tenuiflorum L.、シノニム:O.sanctum L. )は、アジア、オーストラリア原産のシソ科メボウキ属(Ocimum属)の低木状多年草です。草丈は60 cm.茎は分枝し,古くなると木質化します。茎葉には芳香があります。ホーリーバジルには3タイプがあり、①ラーマ・トゥルシーは緑の葉を持ち、甘く柔らかい香り、②クリシュナ・トゥルシーは紫色の葉を持ち、スパイシーで強い香り、③ヴァナ・トゥルシーは黄緑~緑の葉で、レモンのように爽やかな香りに分類されます。
ホーリーバジルには、フラボノイド・グルクロニド(flavonoid glucuronides)のルテオリン-7-グルクロニド(Luteolin-7-O-glucuronide、 CAS番号: 29741‑10‑4)、 アピゲニン-7-グルクロニド(Apigenin-7-O-glucuronide、 CAS番号: 29741‑09‑1)、C-グリコシル化フラボノイド(C‑glycosyl flavonoids)のオリエンチン(Orientin、CAS番号: 28608‑75‑5)、イソオリエンチン(Isoorientin、CAS番号:4261‑42‑1)、ビテキシン(Vitexin、CAS番号:3681‑93‑4)、イソビテキシン(Isovitexin、CAS番号:38953‑85‑4)などの配糖体があります。
ロスマリン酸(Rosmarinic acid 、CAS番号: 20283-92-5 )は、シソ科植物に多く含まれる天然の抗酸化ポリフェノールで、構造的にはカフェ酸と3,4-ジヒドロキシフェニル乳酸がエステル結合した、分子式C18H16O8、分子量360.31のフェニルプロパノイド系ポリフェノールに分類されます。
ホーリーバジル由来フラボノイド類を機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。
(報告:野田信三 学術委員会委員)
Image: Subray Hegde / Wikimedia Commons (CC BY 1.0)