2025.6.20

2025年4月届出公表分 注目の機能性表示食品

【届出番号】J1109
【商品名】 5 BLACK COFFEE(ファイブ ブラック コーヒー)
【届出者名】 株式会社日本薬健
【機能性関与成分】 セイタカミロバラン果実由来没食子酸
【関与成分を含む原材料】 セイタカミロバラン果実
【表示しようとする機能性】 本品には、セイタカミロバラン果実由来没食子酸が含まれます。セイタカミロバラン果実由来没食子酸には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑えて、食後の中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする機能、肥満気味な方のお腹の脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)とBMIを減らすのを助ける機能が報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】
(一日あたりの目安摂取量) 
・食後の中性脂肪や血糖値が気になる方は、1日当たり1本(1本を1回)
・肥満気味でお腹の脂肪が気になる方は、1日当たり2本(1本を2回)
(一日当たりの目安摂取量の配合量)
・食後の中性脂肪や血糖値が気になる方は、セイタカミロバラン果実由来没食子酸含有量 20.8 mg
・肥満気味でお腹の脂肪が気になる方は、セイタカミロバラン果実由来没食子酸含有量 41.6 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skCp2IAE
【参考】 
セイタカミロバランはターミナリアベリリカの別名で、ベレリックミロバランとも呼ばれる。
インド、スリランカ、東南アジアなどで生育するシクンシ科の落葉広葉樹であるターミナリアベリリカ(学名:Terminalia bellirica)の果実から抽出されたエキスに含有されるポリフェノールの一種が、セイタカミロバラン果実由来没食子酸です。
ターミナリアベリリカは、ターミナリア・チェブラ(学名:Terminalia chebula)やターミナリア・アルジュナ(学名:Terminalia arjuna)とは異なるので混同しない注意が必要です。今までに17商品が届出されています。

【届出番号】J1164
【商品名】 JMS(ジェイエムエス)エルゴチオネイン
【届出者名】株式会社ジャパン・マネージメント・システムズ
【機能性関与成分】 エルゴチオネイン
【関与成分を含む原材料】 タモギタケ
【表示しようとする機能性】 本品にはエルゴチオネインが含まれます。抗酸化作用をもつエルゴチオネインには継続的な摂取により、中高年の方の認知機能の一部である記憶力(人や物の名前などを記憶し、後から呼び起こす能力)及び注意力(物事に対して注意を集中して持続させる能力)を維持する機能があることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 
4粒
(一日当たりの目安摂取量の配合量) 
エルゴチオネン含有量:5mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skFYrIAM
【参考】
エルゴチオネン(CAS RN=497-30-3)は、タモギタケ(楡木茸・楡茸、学名: Pleurotus citrinopileatus)に含まれています。エルゴチオネンを機能性関与成分とする商品は、今までに6品目が届出されています。

【届出番号】 J1184
【商品名】 オリザ トマト種子2020
【届出者名】 オリザ油化株式会社
【機能性関与成分】 リコペロサイドH
【関与成分を含む原材料】 トマト種子
【表示しようとする機能性】 本品にはリコペロサイドHが含まれます。リコペロサイドH は、肌の弾力を維持し、肌の健康に役立つことが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 
3粒
(一日当たりの目安摂取量の含有量) 
リコペロイド含有 : 1mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skGfsIAE
【参考】
リコペロサイドHは、トマト種子の主要成分として初めて報告されたサポニン化合物です。
リペロサイドHを関与成分とする商品は、今までに2品目が届出されています。

【届出番号】 J1185
【商品名】 巡るサプリ ぽかぽか
【届出者名】 株式会社創健社
【機能性関与成分】 カメリアサポニンB
【関与成分を含む原材料】 カメリア
【表示しようとする機能性】 本品にはカメリアサポニンB2が含まれます。カメリアサポニンB2は、末梢部位の血流を改善することにより、気温や室温が低い時などの冷えにより低下した末梢部位の体温を回復する機能があることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 
4粒
(一日当たりの目安摂取量の含有量) 
カメリアサポニン含有量: 9 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skGftIAE
【参考】
カメリアサポニンB2は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹であるツバキ(学名: Camellia japonica )に含まれ、特に趣旨に多く含まれる物質です。カメリアサポニンB2を関与成分とする商品は、今までに7品目が届出されています。

【届出番号】 J1216
【商品名】 relaxplx(リラックスピーエルエックス)
【届出者名】 ウィルファーム株式会社
【機能性関与成分】 ベルバスコシド
【関与成分を含む原材料】 レモンバーベナ
【表示しようとする機能性】 本品にはベルバスコシドが含まれます。ベルバスコシドは、一時的なストレスを感じている女性の睡眠の質の向上に役立つ機能があることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 
2粒
(一日当たりの目安摂取量の含有量) 
ベルバスコシド含有量: 96 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skGqcIAE
【参考】
ベルバスコシド(CAS RN=61276-17-3)は、レモンバーベナやオリーブの葉、オオバコ属、ベルバスカム属、ジオウ属、キスタンケ属などの植物に含まれます。ベルバスコシドを関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。

(報告・野田信三/学術委員)