2025.11.13

2025年10月届出公表分 注目の機能性表示食品

【届出番号】 k78
【商品名】 肌のサポート クリルオイル
【届出者名】 Aker BioMarine Japan株式会社
【機能性関与成分】 クリルオイル由来EPA、 クリルオイル由来DHA
【関与成分を含む原材料】 クリルオイル (オキアミ抽出物)
【表示しようとする機能性】 本品には、クリルオイル由来のEPA・DHAが含まれます。クリルオイル由来のEPA・DHAは、肌が乾燥しがちな方の肌のバリア機能(保湿力)を高め、肌の潤いを守るのを助けることが報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】
(一日あたりの目安摂取量) 3
(一日当たりの目安摂取量の配合量) 
クリルオイル由来EPA : 170 mg
クリルオイル由来DHA : 90 mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skSmFIAU
【参考】 
 クリルオイル(Krill Oil)とは、南極海域に生息する動物性プランクトン「ナンキョクオキアミ(体長2~6cmほどの桜エビに似た甲殻類)」から抽出されるオイル成分です。
 ナンキョクオキアミ(Antarctic krill、南極沖醤蝦、学名:Euphausia superba)は、軟甲綱、ホンエビ上目、オキアミ目、オキアミ科、オキアミ属に属する甲殻類で、南極海に分布します。エビに似た外見をして、巨大な群れを作って群泳し、群れはときには1m3に10,000~30,000個体の高密度に達することがあります。ナンキョクオキアミの胃は、たいてい透明な外骨格を通して鮮やかな緑色に見えます。
 オキアミ属には31種が確認されており、ナンキョクオキアミは、そのうちの1種となります。名古屋港水族館では、1992年から飼育に挑戦し、2000年に世界で初めて繁殖に成功しています。
クリルオイル由来EPA、 クリルオイル由来DHAを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。

【届出番号】 k135
【商品名】 すすむチカラ 筋肉ケアサプリ
【届出者名】 カネカユアへルスケア株式会社
【機能性関与成分】 レモンマートル由来カスアリニン
【関与成分を含む原材料】 レモンマートル抽出末
【表示しようとする機能性】 本品にはレモンマートル由来カスアリニンが含まれます。レモンマートル由来カスアリニンは、軽い運動と併用することで、加齢に伴い低下する中高年の筋肉量を維持する機能が報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 2
(一日当たりの目安摂取量の配合量) 
 レモンマートル由来カスアリニン : 2.5mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skTDlIAM
【参考】
 レモンマートル(英語: lemon myrtle、学名: Backhousia citriodora)はフトモモ科バクホウシア属の植物で、オーストラリアクイーンズランド州の亜熱帯の多雨林に自生します。
高さは20 mにもなることがあります。葉は常緑の対称形で、長さ5~12 cm、幅1.5~2.5 cm、光沢のある緑色の全縁です。直径5~7 mmの花は乳白色で、夏から秋にかけて、枝先にクラスタを形成し、萼から花びらが落ちた後も存続し続けます。
 レモンマートルは精油成分に関して2種の化学種(ケモタイプ)があります。一般的に香味料や精油の原料として栽培されて流通しているのはシトラール種です。シトラール種の葉から水蒸気蒸留により得られる精油の収油率は1~3%で、その90~98%がシトラールです。シトロネラール種は希少で昆虫忌避効果があるとされています。
 カスアリニン(Casuarinin、CAS登録番号: 79786-01-9)は、分子量:936.649、分子式: C41H28O26のポリフェノールの一つです。物理的性質は、比重(密度) が2.28±0.1 g/cm3(Predicted)、外見が:Solid、色がLight yellow to light brownです。
レモンマートル由来カスアリニンを機能性関与成分とする機能性表示食品の届出は初めてです。

【届出番号】 k169
【商品名】 モリンガ元気 腰サポートp
【届出者名】 株式会社タイヨーラボ
【機能性関与成分】 モリンガ種子由来グルコモリンギン
【関与成分を含む原材料】 モリンガエキス
【表示しようとする機能性】 本品に含まれるモリンガ種子由来グルコモリンギンには、日常生活で腰の負担を感じやすい方の腰の不快感を和らげる機能が報告されています。
【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 
(一日あたりの目安摂取量) 3
(一日当たりの目安摂取量の含有量) 
モリンガ種子由来グルコモリンギン : 12mg
【詳細】
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/fwccd01?c__id=a09F900004skTLhIAM
【参考】
 モリンガ(Moringa oleifera LAM.(シノニム:M. pterygosperma)は、北インド原産のワサビノキ科モリンガ属の植物(樹木)です。和名はワサビノキ、英名はHorse‐radish tree/Drumstic tree/Benoil tree です。Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ)は、根に香味があることからワサビノキと呼ばれることもありますが、わさび(山葵)とは全く異なる植物です。ワサビノキは、ほとんどの部分を食べることができます。種は炒って食べ、味はピーナツのようです。果実は調理したり、漬けて(ピクルスにして)食べます。葉と花は、枝と同様に、香味野菜として、根は刺激があり香辛料として使用します。種からのオイルの推定収穫量は、1ha当たり250Lです。
厚生労働省は、平成16年5月、「Moringa oleifera(いわゆるモリンガ、ワサビノキ)について」の注意情報を公表しています。
今までに、 モリンガ種子由来グルコモリンギンを関与成分とする商品は、38品目が届出されています。