2025.6.12

2025年9月9日【北海道地区イベント】北海道の自然と伝統に触れる和紙作りワークショップ~オヒョウニレとハーブでつくる、あなただけの和紙体験~

北海道の自然素材を使って、伝統的な手すき和紙の魅力に触れる特別な体験をご提供します。

 日本の手すき和紙技術を基に短時間で作成できるようにアレンジを加えた紙すき体験。北海道ならではの植物「オヒョウニレ」繊維を使い、香り豊かなハーブを紙に漉き込む独自の方法で、世界にひとつだけのオリジナル和紙が完成します。ハガキサイズの和紙を2枚作し、お持ち帰りいただけます。

 伝統と地域性が融合したこのワークショップは、手仕事の温もりを感じながら、北海道の自然とのつながりを再発見できる貴重な機会です。

行事の概要

  • 日時:2025年9月9日(火) 13:30〜16:30
  • 実施場所:蝦夷和紙工房 紙びより
         北海道江別市大麻園町7-9
  • 参加費:JAMHA会員:4,400円/一般:5,500円(税込)
  • 定員:定員24名(最少催行人数20名)
  • 集合:蝦夷和紙工房 紙びより 玄関前
  • アクセス:
    ▶JR:「大麻駅」より徒歩15分(札幌駅から岩見沢行きもしくは江別行き→大麻駅まで約15分)
    ▶バス:「新さっぽろ駅」より20分 バス停「大麻13丁目」もしくは「3番通り13丁目」下車徒歩3分
    ▶車:JR大麻駅近くに有料駐車場あり
  • 申込締め切り:2025年8月22日(金)

【備考】

  • 服装:濡れ、汚れても大丈夫な服装でお越しください。紙すき体験場所は土足です。
  • 体験時の写真撮影、SNS掲載はOKです。ただし、動画撮影、および店内作品の撮影はご遠慮ください。
  • 駐車場所が確保できないため、車で参加希望の場合はお手数ですがJR大麻駅の近くの有料駐車場をご利用ください。

催行内容

13:15受付開始
13:30挨拶
 講師紹介
 (蝦夷和紙工房 紙びより とうのさなえ様)
13:40伝統的な和紙作りについての話
14:00原料作り
 紙すき
 脱水、乾燥
15:30お茶、お買い物タイム
16:00乾燥完了、出来上がったものを随時手渡し
16:20質疑応答、挨拶、集合写真、アンケート

講師プロフィール

講師:東野 早奈絵 氏
北海道出身の和紙職人

 本州の和紙産地で伝統的な手すき和紙の技術を学んだ後、2012年に地元・札幌にて『北の紙工房 紙びより』(現・蝦夷和紙工房 紙びより)を設立。北海道では冷涼な気候や歴史的背景から和紙文化が根付きにくかった一方で、豊かな自然と多様な植物に恵まれたこの土地に、独自の和紙文化を根付かせたいという想いから活動を始める。
 北海道の風土を活かした紙作りを目指し、伝統的な和紙の製法を基盤にしながら、先住民族・アイヌが活用してきた植物にも着目。地元の植物を原料とした“蝦夷和紙”の制作に取り組み、「蝦夷和紙プロジェクト」として毎年1種類の植物を選び、紙づくりを行っている。
 和紙を通して、自然とのつながりや地域の文化を未来へ伝えることを使命とし、制作・研究・普及活動を行っている。