2021.4.4.

「ルイボス」安全性 : 医薬品等との相互作用

JAMHA企画広報委員会 会報誌部会

急性骨髄性白血病のため同種造血幹細胞移植を受け、急性移植片対宿主病(GVHD)予防のためにタクロリムス(免疫抑制剤 : CYP3A4、CYP3A5 基質)、メトトレキサート(抗がん剤)服用中に GVHD を生じたが、プレドニゾロン(抗炎症薬 : CYP3A 基質)で寛解し、タクロリムス0.6 mg / 日、プレドニゾロン55mg / 日、ボリコナゾール(抗真菌薬 : CYP2C9、CYP2C19、CYP3A4 基質)400mg / 日の 服用を継続していた38歳女性(日本)が、移植後55日目よりルイボス茶を2L / 日以上、4日間同時摂取したところ、血中タクロリムス濃度が低下し GVHD が再発した。ルイボス茶の摂取中止と加療により改善した。

Journal of Hematopoietic Cell Transplantation. 2013;2(4):109-111.

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第55号 2021年3月