2021.1.16.

菜食者は不足しがちな栄養素に気をつけて

JAMHA企画広報委員会 会報誌部会

世界のメディカルハーブ TOPICS
JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。

英国のOxford studyでは48,188人を

1肉食群

2魚食群

3菜食群

の3群に分けて虚血性心疾患や脳卒中の発症について検討した。その結果、肉食群と比較して虚血性心疾患の発症リスクは魚食群で13%、菜食群で22%低下した。

しかし菜食群では脳卒中の発症リスクが20%上昇していた(これは主に脳出血の増加が原因だった)。

肉食群に比べて魚食群と菜食群で虚血性心疾患が少なかった理由は肥満や高血圧、脂質異常症、糖尿病が少なかったことが関連していると思われる。

一方、菜食群で脳出血が多いのはLDLコレステロールの低値や動物性食品に含まれる何らかの成分の不足と考えられる。菜食者は血中のビタミンB12やビタミンD、必須アミノ酸、オメガ3系脂肪酸が低値であった。


(British Medical Journal 2019; 366:l4897)

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第52号 2020年6月