2018.3.1

ベーシックセミナー in 東京に参加して

メディカルハーブコーディネーター / 医学博士

西口榮子

2017年12月3日、TKPガーデンシティ竹橋において開催されたベーシックセミナーに参加いたしました。

内容は、しまだりえ先生の「植物の色素を学ぶ~香りと色で楽しむバスソルト~」、金田太朗先生の「メディカルハーブでブレンドティーを楽しむ」で、久しぶりにハーブの基本を勉強いたしました。今回は、グループ別のセミナーで、しまだ先生のセミナーでは、ハーブに含まれる植物化学成分の中で発色する自然の植物色素(クロロフィル、カロテノイド、フラボノイド、アントシアニンなど)について、4種の色素の関係をカラーチャートで説明してくださり色素成分の色と機能が大変理解しやすいものでした。その他、各種色素の性質、抽出方法を学び、その性質─水溶性成分と脂溶性成分─を活かして適した用い方のひとつとして、バスソルト作りを体験できました。今後この性質を活かして染色をしてみたいと考えています。

金田先生のセミナーは、15種類のハーブについての説明、諸症状に効果的なハーブの説明などがあり主な症状のブレンドの例が学習できました。その後、各グループごとに「疲れ」、「かぜ」、「不眠」、「お腹の調子」などの症状に有効なブレンドティーを考える課題に取り組み、グループ別に発表しました。この作業で、改めてハーブの未病への意義を再確認できました。参加者の考え、ハーブへの取り込み具合などを感じることができ、参加者のハーブへの意識が大いに盛り上がったように感じました。私もハーブの臨床への応用に取り組む意欲がよみがえり、今後ハーブの臨床への応用に取り組んでいくことを再確認しております。

今回のセミナーのように、体験実習を取り入れたり、参加者に考えさせる全員参加型のセミナーは、ハーブを理解するのに有効な方法であると思います。また、資格取得用学習方法としても大変有効と感じます。健康保持のためにハーブの普及に取り組んでいます私にとって、大変有意義なセミナーでした。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第43号 2018年3月