2024.6.7

2024年8月10日 第9回学術フォーラム「アロマセラピーによる認知症予防への挑戦」

わが国はすでに世界一の長寿国 ですが高齢 者の人口は今後も増加し、 2025年には高齢者の5人に1人、国民の17人に1人が認知症になるものと予想されています。
精油やフィトケミカル(植物化学)成分による認知症予防への挑戦をご紹介したいと思います。

実施概要

  • 行事名:第9回学術フォーラム
  • テーマ:「アロマセラピーによる認知症予防への挑戦」
  • 日時:2024年8月10日(土)18:50~22:00
  • 開催方法:オンラインによるウェビナー形式(申込期間内申込者に限り1か月の録画配信あり)
  • 参加費:JAMHA会員:2,200円/一般:3,300円/学生:無料
  • 申込締切:2024年8月6日(火)15:00
  • 注記
    • 上記期日までにお申込みをされた皆様に、当日のウェビナーURLをお送り致します(開催3日前~前日頃配信)
    • 本フォーラム終了後にアーカイブの準備が整い次第、ご視聴案内をお送り致します。
    • JAMHA会員の方はログイン後に本商品価格が割引で表示されます。

プログラム

  • 18:50〜19:00 JAMHAからの挨拶
  • 19:00〜20:00 Program1.佐藤 忠章(国際医療福祉大学教授)
    • 「植物精油の吸入が認知機能に及ぼす影響」
  • 20:10〜21:10 Program2.工藤 千秋(日本アロマセラピー学会理事長・くどうちあき脳神経外科クリニック院長)
    • 「アルツハイマー病(AD)の新たな発症メカニズム “ミエリン仮説”と植物・果実による予防戦略」
  • 21:10~22:00 パネルディスカッション
    • 林真一郎(司会進行)

講演概要

【佐藤 忠章(国際医療福祉大学教授):
植物精油の吸入が認知機能に及ぼす影響】
認知症の科学的な原因は少しずつ解明されてきているのですが、発症するかどうかは様々な要因が関係するためまだわかってはいません。そのため、多くのメディアでも言われているように認知症の予防法や治療法も様々であると考えることができます。今回、認知症を含めた一般的な研究の内容から、植物精油を対象とした研究、さらに、当研究グループが行った研究(認知機能中心)、そして現在進行中の研究についてお話します。アロマセラピーで用いられる植物精油を対象とした研究は、化学成分であることから一般的な医薬品開発のための研究に近いところもあるのですが、香りを有していることから研究方法としては異なります。さらに臨床研究となると、これも一般的な方法とは異なります。その最も大きな要因、そして研究を複雑にしている要因はプラセボ効果です。私は、このプラセボ効果の扱い方が、アロマセラピーの医療分野での利用の鍵になると考えています。

【工藤 千秋(日本アロマセラピー学会理事長・くどうちあき脳神経外科クリニック院長):
アルツハイマー病(AD)の新たな発症メカニズム “ミエリン仮説”と植物・果実による予防戦略 
ミカンの皮がアルツハイマー病(AD)を予防してくれる?!初めて耳にする話ではないでしょうか?ADの治療薬は世界的な治験40数連敗を経てやっと昨秋承認され、今春から日本でも臨床使用が可能となりました。しかしそれでも軽快率は28%。これはいったい何故でしょう? ADの発症原因としてアミロイドβが神経に沈着するとしたアミロイド仮説が提唱され久しいですが、その提唱者自身がこの説は誤りであった可能性があることを発表しました。代わって神経線維を取り巻くミエリンの変性脱落がADの発症原因の可能性が示唆されてきました。柑橘類、特に温州ミカンの皮にはへスペルジンやナルニチンというミエリン活性化成分が多く含まれていることが判明しています。本講座では、このへスペルジンやナルニチンによるADへの予防効果を提示するのともに、温州ミカンなどの植物・果実の神経変性疾患への魅力的な効果を共に考えてみたいと思います。

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