2021.12.1.

薬用植物園見学会 in 京都 日本新薬 山科植物資料館

メディカルハーブコーディネーター

滝井一美

日程:2021年10月7日(木)  会場:日本新薬山科植物資料館

この季節、10月にしては少し暑くも感じた晴天の日、京都の山梨植物資料館へ向かいました。

こちらの資料館館長である山浦館長より、いくつか間違いやすい「薬草と毒草」の見分け方など講義していただいた後、資料館内を見学しました。特に今まで意識しながら植物を薬草と毒草として観察したことはありませんでした。よく間違えて誤食されやすい植物のことなどほぼ無知の状態からの受講で、水仙の葉が毒だとか、ヒガンバナはきれいなんだけど毒を持っているとかそんなわずかに知っているだけだった植物も、どの部分に毒があるなど拝聴しているのも楽しく、勉強になりました。

そして見学会。まず初めに大温室へ行きました。温室の入口にある樹木の中にあの貴重なサンダルウッドの木があり、テンションが急にアップ! サンダルウッドの葉や一つだけ残っていた花を見ることができて始めから内心大興奮状態!ほかにもこちらの温室には植物療法でおなじみの植物を次から次に見ることが出来ます。そんな中、絶滅危惧種の植物もありました。

各見本園にもお薬や飲用、飲食に聞いたことがある植物、ヨモギなどの薬草から猛毒植物として著名なカロライナジャスミンなどの観賞用植物までいろいろあり、私にとっては興味津々で興奮冷めやまない植物がいっぱい展示されていました。他にも日本でよく見かける栗の木ではなく西洋の栗の木(マロニエ)など多数見ることが出来て大変興味深い見本園でした。

これから寒くなってくる季節だったということもあり、資料館内にある植物の花をたくさん見つける事は出来ませんでしたが、月桃の花が一つだけ残っていたのにも感激しました。 機会があればまた参加したいです。

日本新薬株式会社の山浦館長始めイベントを企画してくださったスタッフの皆様、私達にいろいろな影響を与えてくれている植物との出会いにも感謝しています。
楽しいひと時をありがとうございました。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第58号 2021年12月