研究トピックス

フルーツや野菜の摂取と2型糖尿病発症率:系統的レビューとメタアナリシス

著者:Patrice Carter, Laura J Gray, Jacqui Troughton, Kamlesh Khunti, Melanie J Davies 原題:Fruit and vegetable intake and incidence of type 2 di・・・

2012.02.23
スターアニスとシキミの違い

ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)

2012.02.15
Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有す る中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。

Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有する中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。 原題: Apigenin, a component of Matricaria recutita flowers, is a ・・・

2012.02.03
the 42nd International Symposium of Essential Oils(ISEO2011)に参加して

ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)

2012.02.01
ゴツコラに関する国際情報

Gotu Kola(ゴツコラ) By Gayle Engels, Josef Brickmann HerbalGram. 2011 American Botanical Council 学名:Centella asiatica 科名:セリ科 はじめに ゴツコラは這性の、丈が低い(・・・

2011.12.02
EUハーブ禁止令 5月1日より施行

(原題:EU herb ban technically starts today! 2011年5月1日 ANH International ホームページ掲載 著者: Robert Verkerk PhD, Executive and science director, ANH I・・・

2011.12.02
エキナセアは風邪の罹患期間短縮や症状緩和に顕著な効果は示さないという見解

(原題:Study Finds Echinacea Does Not Reduce Duration and Severity of the Common Cold、2010年12月掲載、NCCAM Research Spotlight) エキナセア(キク科 Echinacea ・・・

2011.10.14