2021.3.12.

ネトルの植物学と栽培

当協会理事

木村正典

ネトルの植物学と栽培 今回は、ネトルの特徴や栽培方法などを、植物学の視点で解説します。

分類・名称

分類

ネトル(nettle)は欧州原産のイラクサ科(学名:Urticaceae、英名:nettle family)イラクサ属(Urtica)の植物で、学名は Urtica dioica L.です。ネトルには原産地の異なる3亜種、1変種が存在します。

ネトルは広義には、刺毛を有する旧イラクサ連(後述)に属する植物の総称です(下部:イラクサ科(Urticaceae)の主要な植物とネトルと同様の刺毛をもつ植物を参照下さい)。なお、ネトル(nettle)と名のつく植物は、イラクサ科以外にも見られます。そのうち、ネトルと同じような刺毛をもつものはトウダイグサ科などに、刺毛をもたずにネトルに似ているものはナス科やシソ科などに数種見られます(下部:ネトルと同様の刺毛を有するイラクサ科(Urticaceae)以外の植物ネトル(nettle)の名前をもつ刺毛をもたない植物を参照下さい)。

写真1.ネトルの茎葉。茎や葉柄、葉身に多くの刺毛が見られる。

名称

学名のうち、属名の Urtica は、ラテン語で「燃える」を意味する ūrere が語源で、刺毛による燃えるような痛みからきているとされています。また、種小名のdioicaはギリシャ語の「二つの家」を語源とし、「雌雄異株の」を意味します。

英名のnettleは、ゲルマン祖語のnatoを語源とし、由来は不明ですが、繊維原料でもあることからインド・ヨーロッパ祖語で「糸をよる、結ぶ」を意味する ned– からきているともいわれています。なお、広義のネトルと区別するために stinging nettleと呼ばれるほか、common nettle, European nettle, greater nettle, devil’s plaything, heg- beg, hokey- pokey など多くの名称があります。

和名は西洋イラクサで、イラクサの「イラ」は「刺(とげ、いばら)」の古称とされ、漢字表記は「刺草」です。また、漢名の「蕁麻(ジンマ)」と記してイラクサと当て字・当て読みもしています。なお、漢名の「蕁麻」は蕁麻疹じんましんの語源になっています。

イラクサ科のなかま

The Plant List にはイラクサ科に 54 属 1,465 種がアクセプトされています。一方でそれを上回る1,970もの学名が未解決状態となっています。

かつての形態分類では、刺毛をもつものをイラクサ連(Urticeae)(広義のネトルに該当)に分類し、そのほかカラムシ連(Boehmerieae)やチョクザキミズ連(Lecantheae)など、形態的特徴を元に5〜7の連(tribe)(分類学上の科と属の間の分類群)に分類していました。その後、系統分類によるAPG分類体系では、クロンキスト分類体系で独立した科であったケクロピア類(Cecropieae)を新たに加え、遺伝子解析によって4つの系統群(クレイド clade)に分類しています。クレイドIには、96種からなるカラムシ属(Boehmeria)などが、クレイドIIには525種からなるイラクサ科最大のウワバミソウ(Elatostema)や279種からなるミズ属(Pilea)などが、クレイドIIIには53種からなるイラクサ属(Urtica)や43種からなるイラノキ属(Dendrocnide)などが、クレイドIVには65種からなるケクロピア属(Cecropia)などが含まれます(下部:イラクサ科(Urticaceae)の主要な植物とネトルと同様の刺毛をもつ植物を参照下さい)。

イラクサ科は世界中の熱帯〜亜寒帯に分布し、日本にも山菜や繊維原料として、イラクサやホソバイラクサ、コバノイラクサ、エゾイラクサ、ウワバミソウ、ヤマトトキホコリ、アオミズ、ミズ、カラムシ、アカソなどが自生して利用されるほか、南西諸島を中心に固有種も多く見られます。

人とのかかわりの歴史

ネトルと人との関わりは相当古く、 B.C.800年頃の青銅器時代の遺跡からネトルの織物が発見されています。

ヒポクラテス(B.C.460年頃-377年)と弟子達は、種子や茎葉搾汁液を、有毒植物(ドクニンジン、ヒヨスなど)・有毒動物(蛇、サソリなど)・菌類・水銀などの解毒、痛風・関節痛などの鎮痛、発毛など、61もの治療に用いました。アレキサンドリア産のローマンネトルは最も効果があるとされ、ローマ兵が刺毛の痛みで血行をよくして暖をとったり、リウマチ治療に用いたりするために持参したともいわれています。

ディオスコリデス(40年頃-90年頃)は『Materia Medica』に、ローマンネトルやドワーフネトルとともに、犬の咬傷、腫瘍、潰瘍、脱臼、鼻血、月経促進、肋膜炎、肺炎など 多くの症状に用いると記しています。

ガレノス(129年頃-200年頃)もまた葉を、犬の咬傷・壊疽傷・腫れ・鼻血・肋膜炎・肺炎・喘息・白癬・口内炎の治療、利尿、下剤、月経緩和などに推奨しました。

カルペパー(1616-54)は、葉や根を茹でた汁液を口内炎・扁桃腺・疥癬・傷・脱臼・痛風・関節痛・坐骨神経痛の治療、止血などに外用し、汁液に砂糖や蜂蜜を加えて気管支炎・肺炎・胸膜炎・百日咳・子宮疾患・結石の治療、鎮咳、通経、性欲増進、利尿、駆虫などに内服するとともに、種子にも同様な効果があるほか、有毒動物や有毒植物(ドクニンジン、ヒヨス、ベラドンナ、マンドレイクなど)の毒を中和するとしていて、白ワインで煮るとよいとしています。

アンデルセン(1805-75)の童話『白鳥の王子』には呪いを解くためにネトルの繊維で糸を紡ぐシーンがあります。また、ナポレオン軍の制服や第一次世界大戦中のドイツ軍の制服などにネトルの繊維が使われていました。ネトルは、青銅器時代から重要な繊維原料でしたが、化学繊維の登場で一旦は利用されなくなったものの、近年になって再び注目されてきています。

20世紀に入るとイギリスではリウマチ痛によいとして、ネトルやダンディライオン、ショウガなどを発酵させて作るネトルビールが人気になりました。また、スコットランドでは「ネトルケイル(nettle kail)」と呼ばれる伝統スープがあります。

近年になるとネトルに関する研究が急速に進み、ヒスタミンやアセチルコリンなどの発痛物質のほか、フラボノールやフラバノールなどのフラボノイド類、鉄、ビタミンC、葉酸、フェノール酸、クマリンなど様々なファイトケミカルの存在が明らかになり、造血、抗リウマチ、抗菌、抗感染、抗高血糖、抗炎症、抗酸化、抗前立腺活性、抗癌、免疫調節、アレルギー緩和などの生理活性を有することが報告されています。2020年だけでも、レクチンの一種のUDA(Urtica dioica agglutinin; ネトル凝集素) による抗コロナウイルス活性や抗白血病作用、フラボノイドによるエキノコックスの殺虫作用、セージを有機栽培する際に混植して土壌中の窒素量の指標とする研究など、多岐にわたった数多くの報告が見られます。また、卵黄が濃くなるなど、飼料としても注目されています。

このようにネトルに対する再評価が進んでいることから、現在では家庭でも、花粉症などのアレルギー緩和や鉄分補給などのセルフケアとして、ティーやスープ、粥、ペースト、ソース、ふりかけなどでの利用が普及しつつあります。なお、英国には、1986年から、ネトルの生葉をむしって早食いする「World Nettle Eating Championships」という狂気じみたコンテストを続けているところがあり、ネトルの認知度アップに貢献しているかもしれません。ちなみに最高記録は1時間に52本とのことです。

ネトル以外にも、ドワーフネトルやローマンネトル、ホソバイラクサ、コバノイラクサなどのイラクサ属植物も薬用や食用、繊維源として古くから利用され、エゾイラクサはアイヌの人たちの重要なハーブでもありました。このほか、日本では、イラクサ科のうち、ウワバミソウ(アカミズ)やヤマトトキホコリ(アオミズ)、ミヤマイラクサ(アイコ)などが山菜として、カラムシ(チョマ)やアカソなどが繊維源として利用され、特にカラムシは古くから宮古上布や小千谷縮、越後上布などの原料として伝統的に栽培されてきました。

中薬利用

中薬ではネトルは用いませんが、中国で麻葉蕁麻マヨウジンマと呼ぶUrtica cannabina L.やホソバイラクサ(中国名:狭葉蕁麻キョウヨウジンマ)、地域によっては裂葉蕁麻レツヨウジンマやコバノイラクサなどの地上部の全草を蕁麻ジンマと呼び、蕁麻疹、リウマチ疼痛、小児や産後のひきつけなどの治療に、これらの根を蕁麻根ジンマコンと呼び、風を去り、血を活かし、止痛、リウマチ疼痛、湿疹、ハンセン氏病の治療に内服あるいは外用します。

形態・成分

イラクサ科共通の特徴として、温帯のものには草本が多く、新たに加わったケクロピア類のように熱帯を中心に木本のものが見られます。また、雌雄異株もしくは同株異花であり、風媒花で花は目立ちません。果実は痩果(果皮が乾燥して種子のように見える果実)で中に種子を1つ含有します。旧イラクサ連のように刺毛をもつものや、チョマのように繊維質なものの多い特徴があります。

ネトルの特徴としては、草丈2m近くに達することもある多年草で、冬期は冬枯れして地際で越冬し、翌春芽吹きます。葉にはっきりとした鋸歯(ギザギザ)のあるのが特徴的です。雌雄異株で、果実は径1.3×1mmの小さい卵形の痩果であり、1株あたり10,000~20,000もの痩果が形成されて種子繁殖するほか、50cmほど伸びる地下茎で広がります。

刺毛

刺毛(stinging hair, stinging trichome) はケイ素やカルシウムなどからなり、ガラス質で中空になっていて、内部にヒスタミンやロイコトリエン、アセチルコリン、セロトニンといった発痛物質を含有します。刺毛の先端は球状に塞がれていて内容物が出ないようになっており、先端がやや傾いていて、軽く触れただけで球状部分の直下が簡単に鋭角に折れる構造になっています。鋭角に折れることで、注射針のように斜めに尖ったガラス質の先端が皮膚に容易に刺さって、中の発痛物質が皮下に侵入し、痛みを感じる仕組みです。

写真2.ネトルの刺毛の顕微鏡写真。内部にはヒスタミンなどを含有する。先端が球状になってやや傾いており、その直下で折れやすくなっているため、軽く触れただけで先端が折れてとがり、皮膚に刺さって内部の発痛物質が皮下に注入される。

ネトルをそっと触ると刺毛の先端が折れて皮下注射されますが、思い切りつかむと刺毛が根元から折れて発痛物質の影響を受けず痛くないともいわれています。これと類似した内容が『イソップ物語』(成立年不詳)にあり、「The boy and the nettle(少年とネトル)」の中で、「ネトルをそっと触ったのに刺された」と訴える少年に対し、母は「次は思いっきりつかみなさい。そうすれば痛くない」と諭しています。これは一般には、「強気で向かうことも必要だ」というメッセージであり、英語の「to grasp the nettle(ネトルをつかむ)」という比喩表現も「毅然と困難に立ち向かう」という意味で、イソップ物語からきているとされています。逸話ではありますが、意外と事実といえるかもしれません。痛くない触り方を研究する価値はありそうです。

欧州では、ネトルに触れて痛みを感じた時、スイバ属(ソレルやギシギシなど)の葉をこすって痛みを取るというおまじないがあります。スイバ属の効果の科学的根拠は明らかではありませんが、ネトルと同じ生息域によく自生しているスイバ属の葉を利用したタッチケア効果やプラシーボ効果とも考えられます。

刺毛は葉や茎にあって、外敵から身を守るための手段と考えられるのですが、それでも動物に食べられてしまうと、刺毛が増えることが観察されています。シカのいる奈良公園内のイラクサは刺毛密度が他地域に比べて数十倍〜数百倍にもなり、シカが嫌うことが明らかになっています。シカに食べられ続けるうちに、身を守るように進化してきたものと推察されています。

イラクサ科のうち、ネトルと同じような構造の刺毛を有するものは、かつての形態分類ではイラクサ連としてまとめられていました。その後、遺伝子解析による系統分類になってからは、旧イラクサ連はクレイドIIIとなったものの、刺毛を有するギロタエニア属(Gyrotaenia)はクレイドIIに、刺毛をもたないトウカルディア属(Touchardia)とポイキロスペルムム属(Poikilospermum)がクレイドIIIに移動しており、刺毛を有するものは概ね近縁関で係にあるものの、絶対ではないことを示しています。同様の刺毛をもつ植物は、イラクサ科以外にもトウダイグサ科の数属やシレンゲ科全体、ムラサキ科2種、パパイア科1種で明らかになっています(下部:ネトルと同様の刺毛を有するイラクサ科(Urticaceae)以外の植物を参照下さい)。刺毛は乾燥や熱湯などで容易に壊れます。収穫の際に手袋などで防護して、素早く加工しましょう。

性状と栽培

ネトルは欧州原産で西アジア、北アフリカ、北米、ニュージーランドなどに帰化して自生しています。暑さ・寒さに強くはないものの、日本では北海道から沖縄まで全国で屋外での栽培が可能です。

雌雄異株で8〜10月に開花します。風媒花で、ネトル花粉による花粉症も報告されています。開花・結実後、種子には、完熟するまでの3〜5ヶ月間、自発休眠があります。自然状態では8月末以降に形成される種子の発芽は早ければ1〜2月で、4月にピークを迎えます。播種する場合、4月頃に春播きします。発芽適温は20〜25°Cで、発芽まで 10〜20日を要します。好光性種子で光があると発芽率が向上しますので、明るい所で1日給水させてから播種するか、浅く覆土します。発芽率は採種後1年目が最も高く5年間は発芽するという報告があります。毎年採種して、冷凍庫か冷蔵庫で保管するとよいでしょう。

挿し木で殖やすことも可能で、挿し木の最適期はその年伸長した茎の充実する梅雨時です。猛暑に弱いため、梅雨明け後、一時的に生育が悪くなることがあります。その場合でも秋口に再び茎葉が繁茂しますので、秋に挿し木も可能です。ただし、刺毛で取り扱いが大変ですので、株がある場合は、地上部が冬枯れしている間に地下茎を切断して株分けするとよいでしょう。雌雄異株のため、採種するには雌株が必要で、近隣に雄株がなければ雄株も必要になります。雌雄の明らかな株を株分けするのが間違いないでしょう。

収穫は、必要な時に必要な分行うのが基本ですが、刈り込みを兼ねて定期的に行うのが理想です。生育旺盛ですぐに大きくなりますので、積極的に利用したいものです。

病害虫には強いですが、フクラスズメなどの蛾の幼虫が食害します。葉の裏にいますので、見つけ次第駆除しましょう。

イラクサ科(Urticaceae)の主要な植物とネトルと同様の刺毛をもつ植物

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属 
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種
学名 Boehmeria biloba Wedd.
主な一般名 ラセイタソウ(羅背板草)
特徴 日本固有種。北海道南部~近畿の海岸に自生。草丈70cmの多年草。和名は葉の質感がラシャの一種の raxeta(ポルトガル語)に似ていることから。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種 
学名 Boehmeria densiflora Hook. & Arn.
主な一般名 ヤナギバモクマオ(柳葉木苧麻)、ヤナギヤブマオ(柳藪苧麻)
特徴 フィリピン、台湾、南西諸島、小笠原に自生。樹高2mの常緑低木。雌雄異花。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種 
学名 Boehmeria spicata (Thunb.) Thunb.
主な一般名 コアカソ(小赤麻)、キアカソ(木赤麻)
特徴 東アジア原産。本州〜九州に自生。樹高2mの亜低木。雌雄異花。かつては繊維利用した。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種 
学名 Boehmeria japonica (L.f.) Miq.
主な一般名 ヤブマオ(藪苧麻)
特徴 東アジア原産。北海道~九州に自生。草丈1mの多年草。雌雄異花。かつては繊維利用した。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種 
学名 Boehmeria nivea (L.) Gaudich.
主な一般名 チョマ(苧麻)、カラムシ(苧、枲)、マオ(真麻、苧麻)、アオソ(青苧)、クサマオ(草真麻)、オ(紵)、ヤマオ(山紵)
特徴 東アジア〜南アジア原産。日本各地に自生。草丈2mの多年草。雌雄異花。小千谷縮、越後上布、宮古上布の繊維原料。大型の栽培種ラミーは中国や東南アジアで繊維作物として栽培。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Boehmeria(ボエメリア属、カラムシ属)英名:false nettles。96種。そのほか126の学名が未調査
主な種 
学名 Boehmeria silvestrii (Pamp.) W.T. Wang
主な一般名 アカソ(赤麻)
特徴 東アジア原産。北海道〜九州に自生。草丈1mの多年草。雌雄異花。かつては繊維利用した。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Pipturus(ピプトゥルス属)15種。そのほか54の学名が未調査
主な種
学名 Pipturus albidus A.Gray ex H.Mann
主な一般名 ママキ(māmaki)、Waimea pipturus
特徴 ハワイ固有種。樹高9mの常緑樹。雌雄異花。果実や葉を薬用やティーに。樹皮を布やロープに。

clade I Boehmerieae (ボエメリエアエ)
主な属
属名 Pipturus(ピプトゥルス属)15種。そのほか54の学名が未調査
主な種
学名 Pipturus argenteus (G. Forst.) Wedd.
主な一般名 false stinger, native mulberry, white mulberry, white nettle, amahatyan, ghasooso
特徴 豪州北部〜フィリピンに分布。樹高10mの常緑樹。雌雄異株。果実を食用、葉を食用や薬用やティー、根を薬用や噛み煙草原料、樹皮を繊維、材を建材や燃料に。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Elatostema(エラトステマ)ウワバミソウ属525種。日本には、南西諸島を中心に、ランダイミズ、クニガミサンショウヅル、ヨナクニトキホコリなどの固有種があり、絶滅危惧種も
主な種
学名 Elatostema umbellatum(Siebold & Zucc.) Blume
主な一般名 ウワバミソウ(蟒蛇草)、アカミズ(赤水、赤瑞)、ミズ(水、瑞)、ミズナ(水菜、瑞菜)
特徴 北海道〜九州。草丈70cmの多年草。雌雄異株。和名はうわばみ(大蛇)のいそうな所に自生することから。節にムカゴができる。ムカゴや根を含む全草を山菜に。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Elatostema(エラトステマ)ウワバミソウ属525種。日本には、南西諸島を中心に、ランダイミズ、クニガミサンショウヅル、ヨナクニトキホコリなどの固有種があり、絶滅危惧種も
主な種
学名 Elatostema cuneatum Wight
主な一般名 トキホコリ(時繁)
特徴 日本固有種で北海道〜関東に自生。草丈25cmの一年草。 雌雄異花。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Elatostema(エラトステマ)ウワバミソウ属525種。日本には、南西諸島を中心に、ランダイミズ、クニガミサンショウヅル、ヨナクニトキホコリなどの固有種があり、絶滅危惧種も
主な種
学名 Elatostema laetevirens Makino
主な一般名 ヤマトキホコリ(山時繁)、アオミズ(青水、青瑞)、アオミズナ(青水菜)
特徴 日本、済州島。草丈40cmの多年草。雌雄同株でまれに異株。 ウワバミソウのアカミズに対してアオミズとも呼ばれ、山菜のほか栽培もされる。ムカゴはできない。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Pellionia(ペッリオニア属、サンショウソウ属)22種。そのほか75種が未調査
主な種
学名 Pellionia brevifolia Benth.
主な一般名 サンショウソウ(山椒草)
特徴 日本固有種。関東以西に自生。草丈30cmの匍匐性多年草。雌雄異株。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Pilea(ピレア属、ミズ属)279種。そのほか46の学名が未調査
主な種
学名 Pilea pumila (L.) A. Gray
主な一般名 アオミズ(青水、青瑞)、clearweed
特徴 東アジア〜北米。北海道〜九州に自生。草丈50cmの一年草。雌雄異花。山菜のアオミズはヤマトキホコリ。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Pilea(ピレア属、ミズ属)279種。そのほか46の学名が未調査
主な種
学名 Pilea pumila var. hamaoi (Makino) C.J. Chen
主な一般名 ミズ(水、瑞)
特徴 東アジア。北海道〜九州に自生。草丈50cmの一年草。雌雄異花。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Pilea(ピレア属、ミズ属)279種。そのほか46の学名が未調査
主な種
学名 Pilea cadierei Gagnep. & Guillaumin
主な一般名 ピレア・カディエレイ、アサバソウ(麻葉草)、aluminium plant, watermelon pilea
特徴 中国、ベトナム原産。草丈30cmの常緑多年草。雌雄異花。観葉植物として供される。アルカロイドがあり有毒。

clade II Lecantheae (レカンテアエ)
主な属
属名 Pilea(ピレア属、ミズ属)279種。そのほか46の学名が未調査
主な種
学名 Pilea mollis Wedd.
主な一般名 ピレア・モリス
特徴 中南米多年草。草丈30cm。‘Moon Valley’ などが観葉植物として供される。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名  Urtica dioica L.
主な一般名 ネトル(nettle)、セイヨウイラクサ(西洋刺草)、stinging nettle, greater nettle, common nettle, giant nettle, European nettle, stinger, devil’s plaything, Jinny nettle, hokey-pokey, heg-beg, devil’s leaf, naughty man’s plaything
特徴 欧州原産。西アジア、北アフリカ、北米、ニュージーランドなどに帰化。草丈2mの多年草。雌雄異株。刺毛を有し、内部にヒスタミンやアセチルコリン、セロトニンなどの発痛物質を含有。茎葉にフラボノイド類、鉄、ビタミンC、葉酸、フェノール酸、クマリンなどを含有し、造血や抗リウマチ、抗菌、抗感染、抗高血糖、抗炎症、抗酸化、抗前立腺活性、抗癌、免疫調節、アレルギー緩和などの生理活性を有する。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 U. dioica subsp. afghanica Chrtek
主な一般名 ー
特徴 ネトルの亜種。西南〜中央アジア。刺毛をもたないものもある。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 U. dioica subsp. gracilis (Aiton) Selander
主な一般名 California nettle, American stinging nettle
特徴 ネトルの亜種。北米多年草。雌雄同株異花。刺毛をもつ。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名  Urtica dioica subsp.holosericea (Nutt.) Thorne
主な一般名 hoary stinging nettle
特徴 ネトルの亜種。北米。雌雄同株異花。刺毛をつ。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica dioica var. sicula (Gasp. ex Guss.) Wedd.
主な一般名 ー
特徴 ネトルの変種。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica angustifolia Fisch. ex Hornem.
主な一般名 ホソバイラクサ(細葉刺草)、狭葉蕁麻(キョウヨウジンマ)
特徴 東アジア原産。北海道〜九州に自生。草丈1.5mの多年草。雌雄異株。全草を蕁麻(ジンマ)、根を蕁麻根(ジンマコン)と呼んで中薬に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urera baccifera (L.) Gaudich. ex Wedd.
主な一般名 nettle tree, tree nettle, scratchbush, ortiga brava, pringamoza, mala mujer, chichicaste, nigua
特徴 中南米原産。樹高5mの低木。雌雄異株。アリと共生している。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica cannabina L.
主な一般名 麻葉蕁麻(マヨウジンマ)、焮麻(キンマ)
特徴 東アジア~シベリア〜中東に分布。草丈1.5mの多年草。雌雄同株異花または異株。全草を蕁麻(ジンマ)、根を蕁麻根(ジンマコン)と呼んで中薬に。葉は食用にも。茎は繊維源に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica fissa E. Pritz.
主な一般名 裂葉蕁麻(レツヨウジンマ)
特徴 中国(西南、湖北、浙江)。草丈12cmの多年草。雌雄異花。全草を蕁麻(ジンマ)、根を蕁麻根(ジンマコン)と呼んで中薬に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica ferox G.Forst.(未解決学名)
主な一般名 [マオリ語]オンガオンガ (ongaonga), taraonga,taraongaonga, okaoka, [英]tree nettle, nettle tree
特徴 ニュージーランド固有種。草丈3mの常緑樹(低温で落葉)。雌雄異株。痛み物質はヒスタミン、セロトニン、アセチルコリンを含むトリフィジンで、毒性が強く、死亡例もある。マオリ族は食用のほか、腹痛、湿疹、性病などの薬用に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica incisa Poir.(未解決学名)
主な一般名 scrub nettle, stinging nettle, tall nettle
特徴 豪州原産。草丈1.8mの多年草。雌雄異花。アボリジナルは葉を焼いて野菜として食べる。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica laetevirens Maxim
主な一般名 コバノイラクサ(小葉の刺草)、small-leaf nettle
特徴 中国(華北、東北)、日本(近畿以北)に分布。草丈1mの多年草。雌雄異花。全草を蕁麻(ジンマ)、根を蕁麻根(ジンマコン)と呼んで中薬に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica pilulifera L.
主な一般名 ローマンネトル (Roman nettle)
特徴 南欧原産。草丈1mの一年草。雌雄異花。古代から薬用や食用、繊維源とされる。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica thunbergiana Siebold & Zucc.
主な一般名 イラクサ(刺草、蕁麻)
特徴 日本、台湾、中国に分布。本州以南に自生。草丈1mの多年草。雌雄異花。葉は対生。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica urens L.
主な一般名 ドワーフネトル(dwarf nettle)、 ヒメイラクサ(姫刺草、姫蕁麻)、 annual nettle, small nettle,
lesser nettle, dog nettle, burning nettle
特徴 ユーラシア大陸原産。北米、南ア、ニュージーランドで帰化。草丈80cmの一年草。雌雄異花。ネトルよりも痛い。薬用、食用に利用される。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urtica(ウルティカ属、イラクサ属)53種。そのほか196の学名が未調査
主な種
学名 Urtica platyphylla Wedd.
主な一般名 エゾイラクサ(蝦夷刺草)、オオバイラクサ(大葉刺草)、[アイヌ語]モセ
特徴 日本固有種。中部以北に分布。草丈2mの多年草。雌雄異株まれに同株異花。アイヌでは若葉をお浸しなどの食用にし、茎から糸を紡ぎ、テタラペ(白いものの意)などの布を織る。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Dendrocnide(デンドゥロクニデ属、イラノキ属)英名:stinging trees, stinging nettles, nettle trees, tree nettles。43種
主な種
学名 Dendrocnide excelsa (Wedd.) Chew
主な一般名 Australian nettle tree, fibrewood, gimpi gimpi, giant stinging tree, gympie
特徴 豪州原産。草丈40mの高木。雌雄異花。刺毛があり、刺さると長時間激しい痛みに襲われる。アボリジナルは繊維を使って網やロープを作る。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Dendrocnide(デンドゥロクニデ属、イラノキ属)英名:stinging trees, stinging nettles, nettle trees, tree nettles。43種
主な種
学名 Dendrocnide moroidea (Wedd.) Chew
主な一般名 ギンピギンピ(gympie gympie)、 スティンガー(stinger)、gympie、 gympie stinger、stinging brush、 mulberry-leaved stinger、the suicide plant、moonlighter
特徴 豪州北東部原産。草丈3mの多年草。雌雄異花。刺毛に覆われており、刺毛にはモロイジンを含有し、刺さると長時間激しい痛みに襲われ、豪州の本属で最も痛いとされる。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Dendrocnide(デンドゥロクニデ属、イラノキ属)英名:stinging trees, stinging nettles, nettle trees, tree nettles。43種
主な種
学名 Dendrocnide photiniphylla (Kunth) Chew
主な一般名 small-leaved nettle, shining- leaved stinging tree, fibrewood, small-leaved nettle, mulberry- leaved stinging tree, gympie
特徴 豪州東部原産。樹高30mの高木。雌雄同株異花、異株。アボリジナルは繊維でネットやバッグを作る。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Girardinia(ギラルディニア属)3種
主な種
学名 Girardinia diversifolia (Link) Friis
主な一般名 Himalayan nettle, Himalayan giant nettle, Nilghiri nettle, [ネパール]allo
特徴 ヒマラヤ原産。草丈3mの小多年草または一年草。雌雄異株。刺毛がある。繊維源のほか、食用、薬用、飼料用、薪に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Laportea(ラポルテア属、ムカゴイラクサ属)25種
主な種
学名  Laportea bulbifera (Siebold & Zucc.) Wedd.
主な一般名 ムカゴイラクサ(珠芽刺草)
特徴 東アジア原産。北海道〜九州に自生。草丈80cmの多年草。雌雄異花。和名は葉腋にむかごを着け、刺毛のあることから。山菜として利用。アイヌは食用や繊維源に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Laportea(ラポルテア属、ムカゴイラクサ属)25種
主な種
学名 Laportea cuspidata (Wedd.) Friis
主な一般名 ミヤマイラクサ(深山刺草)、アイコ、イラ(刺)
特徴 東アジア原産。北海道〜九州に自生。草丈1mの多年草。雌雄異花。葉は互生。刺毛がある。東北ではアイコと呼ばれ、「アイ」はアイヌ語で「刺」の意。山菜として人気で栽培もされる。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Laportea(ラポルテア属、ムカゴイラクサ属)25種
主な種
学名 Laportea grossa (Wedd.) Chew
主な一般名 spotted nettle
特徴 アフリカ原産。草丈1mの多年草または一年草。雌雄異花。刺毛がある。葉に目立つ大きな丸く白い斑点がいくつものある。若葉が食用に。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urera(ウレラ属)43種
主な種
学名 Urera baccifera (L.) Gaudich. ex Wedd.
主な一般名 scratchbush, ortiga brava, pringamoza, mala mujer, chichicaste, nigua, guaritoto, ishanga, manman guêpes, urtiga bronca
特徴 中南米原産。樹高5mの木本。雌雄異株。アリと共生する。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Urera(ウレラ属)43種
主な種
学名 Urera trinervis(Hochst.) Friis & Immelman
主な一般名 tree climbing-nettle, climbing nettle
特徴 アフリカ中南部原産。草丈20mにも達するつる性着生木本。雌雄異株。刺毛がある。食用、薬用、釣り糸、ロープなどの繊維源として利用。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Nanocnide(ナノクニデ属、カテンソウ属)2種
主な種
学名 Nanocnide japonica Blume
主な一般名 カテンソウ(花点草)、ヒシバ カキドウシ(菱葉垣通し)
特徴 東アジア原産。本州〜九州に自生。草丈45cmの多年草。雌雄異花まれに異株。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Hesperocnide(ヘスペロクニデ属)2種
主な種
学名 Hesperocnide sandwicensis Wedd.
主な一般名 Hawaii nettle
特徴 ハワイ固有種。草丈50cm。雌雄異花。刺毛で覆われる。

clade III Urticeae(ウルティケアエ)
主な属
属名 Hesperocnide(ヘスペロクニデ属)2種
主な種
学名 Hesperocnide tenella Torr.
主な一般名 western nettle, western stingingnettle
特徴 カリフォルニア固有種。草丈50cmの一年草。雌雄異花。刺毛をもつ。

clade IV Cecropieae(ケクロピエアエ)
中南米の熱帯原産で木本。クロンキスト分類体系では独立した科とされていた。

ネトルと同様の刺毛を有するイラクサ科(Urticaceae)以外の植物

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Cnidoscolus(クニドスコルス属) [英]Spurge nettle
代表的な種
学名 Cnidoscolus aconitifolius (Mill.) I.M.Johnst.
主な一般名 chaya, tree spinach

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Cnidoscolus(クニドスコルス属) [英]Spurge nettle
代表的な種
学名 C. texanus (Müll.Arg.) Small
主な一般名 Texas bull nettle, tread-softly, mala mujer, finger rot

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Cnidoscolus(クニドスコルス属) [英]Spurge nettle
代表的な種
学名 C. urens (L.) Arthur
主な一般名 bull nettle, spurge nettle, bringamosa, mala mujer C. urens var. stimulosus (Michx.) Govaerts

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Cnidoscolus(クニドスコルス属) [英]Spurge nettle
代表的な種
学名 C. urens var. stimulosus (Michx.) Govaerts
主な一般名 bull nettle, spurge nettle, tread-softly, finger rot

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Tragia(トゥラギア属) [英]noseburns
代表的な種
学名 T. durbanensis Kuntze
主な一般名 stinging nettle creeper

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Tragia(トゥラギア属) [英]noseburns
代表的な種
学名 T. involucrata L.
主な一般名 Indian stinging nettle, climbing nettle, canchorie root-plant

科 Euphorbiaceae トウダイグサ科
刺毛をもつ属 Acidoton(アキドトン属)、Cenesmon(ケネスモン属)、Cnesmone(クネスモーネ属)、Dalechampiam(ダレカンピアム属)、 Pachystylidium(パキスティリディウム属)、Platygyna(プラティギーナ属)、Sphaerostylis(スファエロスティリス属)、Tragiella(トゥラギエッラ属)

科 Loasaceae シレンゲ科
21属314種。科名の和名の「シレンゲ(刺蓮花)」は「刺毛で覆われた蓮花のような植物」の意。多くの種で刺毛をもつ。

科 Boraginaceae ムラサキ科
刺毛をもつ属 Wigandia(ウィガンディア属)2種。

科 Caricaceae パパイア科
刺毛をもつ属 Carica(カリカ属)
代表的な種
学名 C. cnidoscoloides Lorence & R.Torres
主な一般名 Stinging Papaya

ネトル(nettle)の名前をもつ刺毛をもたない植物

科 Cannabaceae アサ科
属 Celti(ケルティ属)

学名 C. australis L.
主な一般名 属:hackberries, nettle trees 種:European nettle tree, Mediterranean hackberry, lote tree, honeyberry

科 Solanaceae ナス科
属 Solanum(ソラヌム属)

学名 S. carolinense L.
主な一般名 ワルナスビ(悪茄子)、ball-nettle, bull nettle, Carolina horsenettle, horse nettle, radical weed, sand brier, tread-softly, devil’s tomato

科 Solanaceae ナス科
属 Solanum(ソラヌム属)

学名 S. dimidiatum Raf.
主な一般名 western horsenettle, robust horsenettle, Torrey’s nightshade

科 Solanaceae ナス科
属 Solanum(ソラヌム属)

学名 S. elaeagnifolium Cav.
主な一般名 bull-nettle, horsenettle, silverleaf nettle, white horsenettle, silverleaf nightshade

科 Solanaceae ナス科
属 Solanum(ソラヌム属)

学名 S. rostratum Dunal
主な一般名 horse-nettle, buffalobur nightshade, buffalo-bur, spiny nightshade

科 Lamiaceae シソ科
属 Agastache(アガスターケ属)

学名 A. urticifolia (Benth.) Kuntze
主な一般名 nettleleaf giant hyssop, horse mint

科 Lamiaceae シソ科
属 Stachys(スタキス属)

学名 ー
主な一般名 イヌゴマ(犬胡麻)、スタキス、hedgenettle, heal-all, woundwort

科 Lamiaceae シソ科
属 Galeopsis(ガラエプシス属)

学名 ー
主な一般名 hemp-nettle

科 Lamiaceae シソ科
属 Plectranthus(プレクトゥラントゥス属)

学名 P. scutellarioides (L.) R.Br.
主な一般名 コリウス(coleus)、キンランジソ(金襴紫蘇)、flame nettle, painted nettle

科 Lamiaceae シソ科
属 Lamium(ラミウム属)

学名 L. album L.
主な一般名 オドリコソウ(踊子草)、white nettle, white dead-nettle

当協会理事
木村正典 きむらまさのり
(株)グリーン・ワイズ。博士(農学)。ハーブの栽培や精油分泌組織の観察に長く携わると共に、都市での園芸の役割について研究。著書に『有機栽培もOK! プランター菜園のすべて』(NHK 出版)など多数。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第54号 2020年12月