2020.12.17.

「石垣島ハーブ暮らし サスティナブル・アイランドツアー」

国内薬草園観察ツアー報告日程:2018年6月1日~6月4日

エネルギー溢れる島をめぐる

石垣島のハーブと人に魅せられ、島のハーブを見学し、体験してまわるツアーを企画してからこれで4回目となる。島は変わらず力強く、自然がもつエネルギーを感じさせてくれる。

今回は11名が参加してくれた 。自宅でなんでも育てている人、サッカーワールドカップをずいぶん前から現地で観戦している人、この石垣島ツアーにはまり? 今回が3回目の参加の人、ハーブの勉強は全然していないけれど石垣島とハーブが気になって参加した人など、今回も様々だ。実はこのくらいの人数が野外で植物を見てまわるのにはちょうどいい。毎回そうなのだが、3泊4日を終えて帰る頃にはみんな仲よくなっている。ハーブが好きという共通の趣味があるしね。

天気予報が気になっていたのだが、島の空港に着いた時には小雨がぱらついていた。この後も最終日をのぞいてふったり止んだりの空模様であったが、野外での観察や収穫時には天気は崩れることなく、暑すぎることもなくて丁度よかったかもしれない。

今回も島の案内をお任せした入口初美さん(はっちゃん)と合流し、水晶が眠る沖縄県最高峰の於茂登岳の水源を訪ねて島にまずは挨拶をする。

4日間で今回もたくさんの方にお世話になった。笑顔がかわいい嵩田植物園の福本三千円さん。川平観光農園の池村多喜美さんによる人力サトウキビ絞り体験とおいしいお昼ご飯。そしてはっちゃんの草木染めワークショップ。フクギを使った絞り染めを体験した。貴重な植物を広いガーデンのあちこちで見ることができる川平ファームの見学は橋爪雅彦さんに案内していただいた。

このツアーのメイン、はっちゃんによるワークショップ。 まず農園に行く前に海岸でハマゴウ、モンパノキ、ミルスベリヒユなどを収穫し、農園に向かう。数十種類の植物が入り乱れるはっちゃんの農園で説明を聞きな がらハーブを収穫する。収穫したウンナンヒャクヤク、ゲットウ、ボタンボウフウ、チョウマメ、パパイヤなどなどを使って皆でハーブを使った料理体験。島の人々が昔から使ってきた食材と植物を使った料理はまさに「命薬」(ぬちぐすい:美味しいもの、身体によい食事)だ。

石垣島のハーブツアーで感じてもらいたいことはいくつかあるのだが、1つだけここでいってしまうと、身のまわり、日常の中にあるもので生きていく、生かされていることを感じてほしいということだ。ハーブは例えば薬に変わる「モノ」ではない。ハーブを使うということは、ちょっと大げさにいうとそれを選んだ生き方そのものなのだ、ということを感じてほしい。

今回の参加者の皆さんを見ていると、ちゃんと感じてもって帰ってくれているようでうれしく感じた。