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メディカルハーブ事典
ソウパルメットの植物学と栽培、 人との関わり

分類・名称 ソウパルメット (saw palmetto) はヤシ科 (Arecaceae) セレノア属 (Serenoa) で、セレノア属は 1 属 1 種、ソウパルメットのみです。 学名はSerenoa repens(W. Bartram) Smallです。シノニムには Ser・・・

2018.03.01
ソウパルメット

ソウパルメットは北米南西部原産で、多くは砂浜の松林や広葉樹の下生えとして見られます。樹高は約 2 〜 4 m、葉は広げると約 1 m、葉柄にノコギリのようなギザギザがあるのが特徴で、これが英名や和名の由来となったようです。春にクリーム色の花が咲き、やがて 2 〜 3 cm のオリ・・・

2018.03.01
【イタリアのハーブ事情】パドヴァとヴェネツィアを訪ねる

今まで何気なく飲んでいたハーブティーに託された、たくさんの物語 ヴェネツィアから西に約30km、ヴェネト州パドヴァ。落ち着いた緑の街並みに歴史の重みと装飾の美しさ、Cafeに座りながら、街行く人々を夕暮れまでぼんやり眺めていたい。この街にあるパドヴァ大学は、1222年に創立。医学・・・

2018.03.01
オーストラリアの精油事情

はじめに オーストラリアのハーブ事情と題した連載の3回目は、オーストラリアの精油事情についてです。オーストラリアの精油にはどのようなものがあるのか、どのように受け入れられているのかなど、精油を取り巻く事情をご紹介したいと思います。 オーストラリアと精油 オーストラリアの精油を語る・・・

2018.03.01
カレンデュラ(金盞花きんせんか

暮らしの中のハーブ ハーブ・樹木の伝承と神話6 カレンデュラ(金盞花きんせんか) Calendula officinalis キク科・一年草──シンボル:太陽、健康、幸福、出世 鮮やかな黄色やオレンジ色の花びらがまぶしいカレンデュラ。部屋に飾っておくだけでも、瞳から色の力をいただ・・・

2018.03.01
普段使いでも楽しみたい! ソウパルメット 実験・体験録

ソウパルメットは、ハーバルセラピスト認定試験の範囲である、基本のメディカルハーブ 30 種に含まれ、多くの学習者にとって、必ず触れるハーブといっても過言ではありません。しかし、「植物性のカテーテル」というあだ名もある通り、期待される主な作用・適応として前立腺肥大・前立腺炎や残尿感・・・

2018.03.01
ハーブといえばまずはシソ科か?(4)──シソ科のハーブを属別に

シソ科のハーブ(4) ヨーロッパから新大陸に渡った人たちは、合衆国内を中心にアメリカ大陸の山野にハーブを探索し、あるいは先住民族が用いていた薬草などを調べ、ヨーロッパ産のハーブの代用ともいえる新顔のハーブを見出していった。今や新大陸生まれのハーブのいくつかは逆にヨーロッパや日本に・・・

2018.03.01
オキナグサとウスユキクチナシグサ

薬用植物の中の絶滅危惧種に、白頭翁ハクトウオウといわれる植物が2種類ある。 ひとつは国内の草原に広く生えていたオキナグサで、草原が減少したためか都市周辺では絶滅した地域もある。 もうひとつは、国内では天草だけに見られるウスユキクチナシグサである。この2種について述べる。 オキナグ・・・

2018.03.01
【北の植物】プリムラ 春ですね! 北海道でなければ会うことのできないプリムラ 5 種の元気をお届けしましょう!

ハーブ。ひと言でいえば「人間の暮らしに役立つ自生植物すべて!」。もう少し詳しくいえば「米や野菜のように人間が手をかけて品種改良をしたり計画的な収穫を期待して栽培するのではなく、野生のままのみずみずしいチカラにあふれた植物たちのこと」になるでしょうか。見て、飲んで、香って、育てて笑・・・

2018.03.01
ホーソン

ホーソン(セイヨウサンザシ)はバラ科の落葉低木で、原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアとされ、現在では世界各地に広く分布しています。5月に白やピンクの花を咲かせることからメイフラワーとも呼ばれ、秋には赤い球形の偽果をつけます。生薬の「山査子」は近縁種のオオミサンザシで、消化器・・・

2017.12.01