RESEARCH

自然物の社会経済的影響の調査:バラ

工業用に栽培している主要なバラは、ロサ・ダマスケナ(Rosa Domascena Miller)、ロサ・ケンティフォリア(Rosa Centifolia)、小さい白色のロサ・アルバ(Rosso Alba)、ロサ•ルゴサ(Rose Rugosa)です。 これらのバラは今日、イラン、・・・

2019.03.15
2017年アメリカにおけるハーブサプリメントの売上

(原題:“Herbal Supplement Sales in US Increase 8.5% in 2017,Topping $8 Billion. “ HerbalGram 2018年秋号掲載) 2017年全体の売上 アメリカの市場調査会社とニュートリションビジ・・・

2018.12.05
よい眠りを誘うのはローズマリー?

ハーブと眠りとの関係について、これまでセントジョンズワートやバレリアンなど、世界中で臨床研究が行われてきました。 2018年2月に発表された論文では、新たに1つのハーブ「ローズマリー」が加わることになりました。イランで行われた研究(右囲み参照)で、睡眠の他、記憶力、不安緩和につい・・・

2018.06.01
日本ハーブ療法研究会第5回学術集会に参加して

去る2017年12月10日、千葉県習志野市にある東邦大学にて日本ハーブ療法研究会の第5回学術集会が開催されました。薬学部生薬学教室小池一男教授をはじめ、学生を含めた同校スタッフの多大なご協力のもと、同校客員講師の林真一郎氏が大会長を務められました。当日は130名の方がご参加、会長・・・

2018.03.01
バコパが小児の認知及び行動に与える影響の試験報告

バコパが小児の認知及び行動に与える影響の試験報告日本では観賞用の水草として知られていますが、伝統医学アーユルヴェーダでは古くから不安障害、精神疲労、脳の若返り、記憶力・集中力を高めるハーブとして食されてきました。 バコパの健脳効果は近年、科学的な側面から立証されるようになり、なか・・・

2017.05.02
シナモンが作業記憶の向上に

作業記憶(ワーキングメモリ)とは、情報を一時的に頭の中においておく能力のことです。仕事や会話、読み、書き、計算などの基礎となるため、わたしたちの日常生活に欠かせないものです。認知機能の測定にはよく MMSE(ミニメンタル・ステート)というテストが用いられます。ワーキングメモリ・テ・・・

2017.04.03
日本ハーブ療法研究会 第4回学術集会 報告

当協会が賛助している日本ハーブ療法研究会の第4回学術集会が2016年12月18日に東京・東京有明医療大学で開催されました。今西二郎先生(明治国際医療大学)の開会挨拶の後、以下のプログラムが行われ、活発な質疑応答もあり、有意義な学術集会となりました。 会長講演:川嶋朗先生 高騰する・・・

2017.03.01
JAMHA委託研究・学術研究発表セミナー

メディカルハーブは伝統的に使用されているものが多く、かつてはその長い使用経験に基づいて評価されていました。現在では、その有用性などが科学的手法によって明らかにされつつありますが、未知の部分が多いのも事実です。私たち日本メディカルハーブ協会は、ハーブの有用性に限らず、薬との飲み合わ・・・

2016.12.01
チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善

チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善 2011年ごろからアメリカでは国をあげてフルーツ&ベジタブルを食べるようにという政策がとられています。これはアメリカ合衆国農務省が打ち出した「私の食事を選ぼう(Choose My Plate)」食事の半分以上をフルーツ&ベジ・・・

2016.11.07
レスベラトロールによるアルツハイマー病予防の可能性

レスベラトロールは赤ワインやチョコレートなどに含まれている抗酸化物質です。アメリカでアルツハイマー病患者を対象とした臨床試験が実施され、レスベラトロールを経口投与した群が病状の進行を遅らせる可能性があることを発表した論文です。アルツハイマー病では脳内にAβ(アミロイドベータ)タン・・・

2016.10.24