研究トピックス

ヒトの皮膚上に存在する新型コロナウイルスの生存期間を解明(京都府立医科大学)

世界のメディカルハーブ TOPICS JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 ヒト皮膚表面上の新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの生存時間は、ステンレススチール・耐熱ガラス・ポリスチレンの表面の生存時間より大幅に短くなり・・・

2021.03.15
ビタミンAは寒冷下での脂肪燃焼を促進する

世界のメディカルハーブ TOPICS JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 周りの気温が低いとヒトとマウスでビタミンAレベルが上昇し、それが白色脂肪細胞を、エネルギーを燃やす褐色脂肪細胞に変換するのに役立っているようだ、という・・・

2021.03.15
カミツレ(カモミール)と鎮静・不眠

現代社会における様々なストレスによる精神の緊張は、過敏性腸症候群などの心身症や不眠症状などのストレス障害を引き起こし、日常生活に支障を来す。特に不眠症状は、現在日本において5人に1人が抱えており、不安障害やうつ病などの中枢神経系疾患を発症する要因の1つとなることから、生活の質 (quality of life:QOL) の低下に大きく影響している。

2021.01.22
新型コロナウイルス対策ハーブの表記にご注意ください

JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品等の表示に関する改善要請等及び一般消費者等への注意喚起について(第2報) 消費者庁は、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に乗じ、インター・・・

2021.01.16
「ルイボス」危険情報:被害事例

JAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 29歳妊婦(日本)が、妊娠26週頃からルイボス茶(500mL/日)を摂取したところ、妊娠34週に切迫早産及び胎児の動脈管早期収縮、右心不全、胸水を指摘され、36週5日で胎盤機能不全のため緊・・・

2021.01.16
有毒植物による食中毒の発生について スイセンによる食中毒

世界のメディカルハーブ TOPICSJAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 東京都からニラとスイセンの誤食中毒の情報が出ています。毎年必ずありますので、同じ圃場に植えないなどして、気をつけてください。 福祉保健局健康安全部食品監・・・

2021.01.16
菜食者は不足しがちな栄養素に気をつけて

世界のメディカルハーブ TOPICSJAMHA企画広報委員会 会報誌部会が注目したニュース&トピックスをご紹介します。 英国のOxford studyでは48,188人を 1肉食群 2魚食群 3菜食群 の3群に分けて虚血性心疾患や脳卒中の発症について検討した。その結果、肉・・・

2021.01.16
風邪発症時のビタミンCとD、亜鉛、エキナセアの免疫相互作用(物理的バリア、自然免疫、適応免疫)の重要な役目

海外旅行の風邪にはエルダーベリー 風邪に効くハーブは、エキナセアやエルダーフラワーなどが挙げられます。2017年3月のオーストラリアの論文(①参照)では、エルダーベリーは、海外旅行中の風邪の重症度と罹患期間を減少することがわかりました。飛行機は気圧や温度の変化で、体調を崩しがちで・・・

2020.12.30
自然の万能ヒーラー、ティートリーの抗菌作用

はじめに ティートリー(学名:Melaleuca alternifolia、フトモモ科コバノブラシノキ属)はオーストラリアのニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の、低地の沼沢地、または、亜熱帯の沿岸地で自生する高木です。その地に古くから住む先住民のアボリジニは、すりつぶし・・・

2020.12.26
フィトエストロゲンとしての植物リグナンと腸内細菌〜作用の発現には腸内細菌による代謝が必要〜

フィトエストロゲンとは植物が生合成する物質のうち,摂取した生物の体内で内分泌された女性ホルモンのような機能を有する物質のことをいい,摂取するヒトにとっては外因性エストロゲンということになる。作用としてはエストロゲン様,抗エストロゲン様作用を有し体内環境により,相反する方向での作用・・・

2020.12.17