2021.9.6

過剰なコーヒーに認知症のリスク?

1日6杯以上のコーヒーは、認知症リスクの53%の上昇と関連していた、というサウスオーストラリア大学からの研究報告。

研究チームは、英国バイオバンク参加者17,702名(37-73歳)のデータを解析し、コーヒーの大量摂取が脳の総容量の減少と認知症のリスクの増加に関連していることを発見した。

「考えられるすべての変化を考慮すると、コーヒーの摂取量が多いことは、脳のボリュームが減少することに一貫して関連していることがわかった。

基本的に、1日に6杯以上のコーヒーを飲むと、認知症や脳卒中などの脳疾患のリスクにさらされる可能性がある」と筆頭著者のキティ・ファム博士候補生は語っている。

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/1028415X.2021.1945858

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第57号 2021年9月