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メディカルハーブ事典
オーストラリアの精油事情

はじめに オーストラリアのハーブ事情と題した連載の3回目は、オーストラリアの精油事情についてです。オーストラリアの精油にはどのようなものがあるのか、どのように受け入れられているのかなど、精油を取り巻く事情をご紹介したいと思います。 オーストラリアと精油 オーストラリアの精油を語る・・・

2018.03.01
カレンデュラ(金盞花きんせんか

暮らしの中のハーブ ハーブ・樹木の伝承と神話6 カレンデュラ(金盞花きんせんか) Calendula officinalis キク科・一年草──シンボル:太陽、健康、幸福、出世 鮮やかな黄色やオレンジ色の花びらがまぶしいカレンデュラ。部屋に飾っておくだけでも、瞳から色の力をいただ・・・

2018.03.01
普段使いでも楽しみたい! ソウパルメット 実験・体験録

ソウパルメットは、ハーバルセラピスト認定試験の範囲である、基本のメディカルハーブ 30 種に含まれ、多くの学習者にとって、必ず触れるハーブといっても過言ではありません。しかし、「植物性のカテーテル」というあだ名もある通り、期待される主な作用・適応として前立腺肥大・前立腺炎や残尿感・・・

2018.03.01
ハーブといえばまずはシソ科か?(4)──シソ科のハーブを属別に

シソ科のハーブ(4) ヨーロッパから新大陸に渡った人たちは、合衆国内を中心にアメリカ大陸の山野にハーブを探索し、あるいは先住民族が用いていた薬草などを調べ、ヨーロッパ産のハーブの代用ともいえる新顔のハーブを見出していった。今や新大陸生まれのハーブのいくつかは逆にヨーロッパや日本に・・・

2018.03.01
オキナグサとウスユキクチナシグサ

薬用植物の中の絶滅危惧種に、白頭翁ハクトウオウといわれる植物が2種類ある。 ひとつは国内の草原に広く生えていたオキナグサで、草原が減少したためか都市周辺では絶滅した地域もある。 もうひとつは、国内では天草だけに見られるウスユキクチナシグサである。この2種について述べる。 オキナグ・・・

2018.03.01
【北の植物】プリムラ 春ですね! 北海道でなければ会うことのできないプリムラ 5 種の元気をお届けしましょう!

ハーブ。ひと言でいえば「人間の暮らしに役立つ自生植物すべて!」。もう少し詳しくいえば「米や野菜のように人間が手をかけて品種改良をしたり計画的な収穫を期待して栽培するのではなく、野生のままのみずみずしいチカラにあふれた植物たちのこと」になるでしょうか。見て、飲んで、香って、育てて笑・・・

2018.03.01
ホーソン

ホーソン(セイヨウサンザシ)はバラ科の落葉低木で、原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアとされ、現在では世界各地に広く分布しています。5月に白やピンクの花を咲かせることからメイフラワーとも呼ばれ、秋には赤い球形の偽果をつけます。生薬の「山査子」は近縁種のオオミサンザシで、消化器・・・

2017.12.01
メディカルハーブの製造・消費事情とその背景 in オーストラリア

はじめに 今回は、オーストラリアでのメディカルハーブの製造と消費の事情とその背景についてご紹介したいと思います。 メディカルハーブの歩み オーストラリアでのメディカルハーブは、1980年代に大きく近代的に発展しました。私もメンバーになっている国内最大規模のオーストラリア伝統医学学・・・

2017.12.01
ローズマリー

Rosmarinus officinalis しそ科・常緑低木 シンボル:変わらぬ愛、記憶、幸福な結婚 幸福な結婚を導く花──古代ギリシャ 香りが強く、いつまでも残ることから、ローズマリーは「変わらぬ愛」の象徴。古代西欧から若さと美しさを保つ薬効が知られてきました。ギリシャ神話に・・・

2017.12.01
【北の植物】ミヤマトウキ(深山当帰)

今回は、脆もろく崩落しやすい切り立った岩壁の割れ目に生きる、生命力たくましいセリ科の薬用植物であるミヤマトウキを紹介します。 私の研究テーマのひとつに、重要な薬用植物や貴重な植物たちの新たな自生地探索調査研究があります。北は礼文島から南は襟裳岬までを定期的に訪れ、主に林道沿いの道・・・

2017.12.01