植物園めぐり 牧野富太郎博士の探求心に学ぶ 高知県立牧野植物園
日本各地には、ハーブをはじめ四季折々の植物に直接触れることができる個性豊かな植物園が多数存在します。植物と私たちの関係を五感で学ぶ機会。ゆっくりと訪れてみてはいかがでしょうか。
エコロジーについて
皆さん、こんにちは。今回はエコロジーについて取り上げたいと思います。通常はエコロジーという言葉は生態学を意味し、ヒトと自然との調和や共存を目指す考え方としても知られています。これに対してフランスの思想家であり精神分析学者のフェリックス・ガタリ(1930-1992)は自然の環境とこ・・・
日焼け防止にブラックベリー,ラズベリー果実〜 SPFと抗酸化活性は? 〜
ブラックベリー(バラ科Rubus fruticosus),ラズベリー(バラ科Rubus idaeus)はそれぞれ黒紫色,赤紫色の果実をならせ,抗酸化作用の大きいアントシアニンなどのフラボノイドやフェノール類を多く含み,美味しく健やかさをもたらす食べ物として多くの人に親しまれている・・・
がんの化学療法による悪心・嘔吐におけるジンジャーの有効性
ジンジャー(Zingiber officinalis)は我々の生活の中で最も身近なメディカルハーブだ。制吐作用を持つジンジャーのがんの化学療法による悪心・嘔吐における有効性についての試験が近年いくつも行われている。 乳がん患者ついてジンジャーの有効性を調査した9つのランダム化比較・・・
不眠だけでなく頭痛にもバレリアン
不眠に人気のバレリアンの根は、鎮静・鎮痙、抗不安、および抗うつ作用などを持つため、海外では不眠の他に、不安症やうつ、不安・痛み・不眠などを伴う月経困難症、生理前症候群、更年期などにも用いられる。 バレリアンの睡眠障害以外での利用については、この他に、過去に偏頭痛における効果も認め・・・
2021年4月届出公表分 注目の機能性表示食品
【届出番号】F957【商品名】ノンアルツ Bee(ビー) 【届出者名】株式会社山田養蜂場 【機能性関与成分】プロポリスエキス(指標成分:アルテピリンC、クリフォリン)、クルクミン、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン、大豆由来ホスファチジルセリン 【関・・・
EU(欧州連合)で胃腸障害のために伝統的に使用されているハーブの有効性 〜 フィトケミカルと腸内細菌叢との関わりは? 〜
多くのハーブは,伝統的に胃腸障害の治療に使用されてきた。欧州医薬品庁のハーブ医薬品委員会(HMPC)が発表したモノグラフによると,現在,EUでは,従来の使用に基づく胃腸障害の治療に44の薬用植物が推奨されているという。主な適応症は,消化不良や過敏性腸症候群(IBS)などの機能性お・・・
シンポジウム報告:第1部「免疫とハーブ」橋詰奈々世/第2部 「免疫とハーブ」林真一郎/“ そもそも免疫とは何か?”
2020年7月25日に JAMHA で初めてとなるオンラインシンポジウムが開かれました。例年秋に行っておりますシンポジウムとは別に新型コロナ感染症の影響で協会の各種催しが中止を余儀なくされている中、オンラインでのイベントを開催することとなりました。 テーマは「免疫」。感染症予防が・・・
オンライン学術フォーラム『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』開催報告
2021年1月11日(月・祝)、学術フォーラムが、『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』と題してオンラインで開催されました。コロナ禍での初のオンライン開催となりましたが、多くの方にご参加いただき有意義な会となりました。 第1部のご講演は、当協会の2018年度メディカルハーブ研究助・・・
オメガ-3系脂肪酸は運動後の心拍数の回復を助ける?
血中オメガ – 3系脂肪酸が高い人は、最大運動負荷後の心拍数の低下(回復)が早いようだ、という米国クーパー研究所と脂肪酸研究所からの報告。 研究チームは、米国ダラスの診療所で10年にわたって健康診断を受診した13,912名の健康な男女のデータを解析した。ここには、トレ・・・








