2023.8.28

2023年7月届出公表分 注目の機能性表示食品

届出番号】I266
【商品名】ペクチンケアー

  • 【届出者名】 ユニテックフーズ株式会社
  • 【機能性関与成分】 りんご由来HMペクチン
  • 【関与成分を含む原材料】 ペクチン(りんご由来)
  • 【表示しようとする機能性】 本品にはりんご由来HM ペクチンが含まれます。りんご由来HM ペクチンには、食事と一緒に摂取することで食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。
  • 【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 10g
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  • 【参考】ペクチンはリンゴの搾滓やレモンなどの柑橘類の皮を加水分解して、分離・濃縮し、アルコール沈殿させて洗浄した後、乾燥・粉砕させてHMペクチンを作る。一般的にエステル化度(DE)が50%以上のペクチンをHMペクチン、50%未満のペクチンをLMペクチン(HMペクチンをさらに脱メチル化したもの)という。

届出番号】I277 
【商品名】テトラメチルルテオリンタブレットTF(ティーエフ)

  • 【届出者名】 株式会社東洋新薬
  • 【機能性関与成分】 黒ショウガ由来テトラメチルルテオリン
  • 【関与成分を含む原材料】黒ショウガ抽出物(黒ショウガ抽出物、デキストリン)
  • 【表示しようとする機能性】 本品には、黒ショウガ由来テトラメチルルテオリンが含まれます。黒ショウガ由来テトラメチルルテオリンには、日常生活における一時的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
  • 【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 0.32 mg
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  • 【参考】
  • ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、多く届けられているが、テトラメチルルテオリンは、初登場。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンの一つとして、テトラメチルルテオリンが含まれるのは言うまでもない。
  • ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは脂肪を消費しやすくする作用により、BMIが高めの方のおなかの脂肪(内臓脂肪と皮下脂肪)を減らす機能であるのに対し、テトラメチルルテオリンの機能性は、日常生活における一時的な疲労感を軽減する機能で届出。

届出番号】I291
【商品名】HYA(エイチワイエー)-50F(エフ)

  • 【届出者名】 Noster株式会社
  • 【機能性関与成分】 HYA(10-ヒドロキシ-シス-12-オクタデセン酸)
  • 【関与成分を含む原材料】 サフラワー油発酵物
  • 【表示しようとする機能性】 本製品には、HYA(10-ヒドロキシ-シス-12-オクタデセン酸)が含まれています。肥満気味の方の内臓脂肪(おなかの脂肪)を減らす機能があります。また、HYAには、食後の血糖値の上昇を抑制する機能が報告されています。
  • 【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 900mg
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  • 【参考】「HYA」は、必須脂肪酸であるリノール酸を乳酸菌などの腸内細菌由来の酵素が水和反応することにより生成される成分で、油脂を含む食品や発酵食品等に含まれる成分である。「HYA」は、GLP-1 の分泌を誘導し食後の血糖値上昇を抑制すると考察される。

【届出番号】I319
【商品名】キポフェンs

  • 【届出者名】 株式会社基理
  • 【機能性関与成分】 キウイ由来プロシアニジン
  • 【関与成分を含む原材料】キウイエキス末
  • 【表示しようとする機能性】 本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。キウイ由来プロシアニジンは、脂質の吸収を抑制することにより、BMIが高めの方の、体脂肪・腹部周囲長を低下させる機能、およびBMIが高めの方の、体重の減少をサポートし、高めのBMIを改善する機能が報告されています。
  • 【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 4.4 mg
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  • 【参考】従来は、食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能出届けられていた。

【届出番号】I349
【商品名】みかん混合発酵茶顆粒 認知機能

  • 【届出者名】 アリメント工業株式会社
  • 【機能性関与成分】 ミカン混合発酵茶葉由来ヘスペリジン
  • 【関与成分を含む原材料】 みかん混合発酵茶末(茶葉、青みかん)
  • 【表示しようとする機能性】 本品に含まれるミカン混合発酵茶葉由来ヘスペリジンは、中高年の加齢によって低下する認知機能の一部である注意力及びワーキングメモリ(得られた視覚情報を短時間で認識し、同時に処理して行動に移す能力)の維持に役立つことが報告されています。
  • 【機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量】 36.7mg
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  • 【参考】従来は、睡眠質の改善、疲労改善、皮膚表面温度の回復で届けられていたが、今回は認知機能の維持が届けられた。

(報告:千葉一敏 副理事長)