2021.3.5.

甘い香りに包まれるイチゴのフェイスクリーム

ホリスティックスクールニールズヤードレメディーズアロマ・ハーブ・フラワーエッセンス講師

多田晴子

吹きつける春風と、強さを増した紫外線によって春の肌は乾燥しています。肌を優しく癒やす甘い香りのフェイスクリーム作りはいかがですか?ハーブティーではワイルドストロベリーの葉が使用されますが、今回はおいしく実った旬のイチゴと紫根を使います。イチゴはおいしいだけでなく、抗酸化作用のあるアントシアニンや美白作用のエラグ酸を含んでいます。甘く幸せな香りに包まれながら、春のフルーティースキンケアを楽しみましょう。

材料(約50mL)

紫根 ……………………小さじ2
マカダミアナッツオイル… 50mL
ココナッツオイル ………… 3mL
イチゴ…………………3〜4個
ローズ…………………小さじ2
ミツロウ……………………5g
シアバター…………………5g
乳化ワックス………………5g
ストロベリーシードオイル…5mL

用具

湯せん用の鍋(大、小各1)
耐熱容器(浸出液用)
ラップ
茶こし
ホイッパー(ミニサイズ)
はかり
ビーカー

紫根
Lithospermum erythrorhizonムラサキ科
ムラサキ科の植物の一種、ムラサキの根。暗紫色で、古くから紫色の染料として用いられてきた他、抗炎症作用、創傷治癒作用、殺菌作用などがあることから、紫雲膏など漢方薬の軟膏剤の材料としても利用される。

作り方

紫根の温浸油を作る。マカダミアナッツオイル、ココナッツ オイル、紫根を鍋に入れ、時々混ぜながら1〜 1.5時間程度 湯せんにかけてこす。

カットしたイチゴとローズを耐熱容器に入れ、ひたひたになる量の熱湯(70mL以上)を加え、ラップをかけて成分を抽出する。常温になったらこす(こした後のイチゴとローズはジャム用に取っておく)。

小さめの鍋や耐熱容器に紫根油25mL、ミツロウ、シアバター、乳化ワックスを入れ、混ぜながら湯せんにかける。同時にイチゴとローズの浸出液50mLも湯せんにかけておく。 ミツロウ、シアバター、乳化ワックスが完全に溶けたらストロベリーシードオイルを加え混ぜ合わせる。
※ストロベリーシードオイルを加えない場合は紫根オイルを30mLに変更する。

イチゴとローズの浸出液50mLを少しずつ加えながら、しっかり混ぜ合わせ、全てが混ざったら鍋を湯せんから外し、クリーム状になるまで混ぜ続ける。粗熱が取れたらクリーム容器に移し替えて冷蔵庫で保存し、2週間程度で使い切る。

ヨーグルトやアイスクリームに添えれば、春らしいハーブデザートの出来上がり。フルーティーな香りに包まれる春のひと時を楽しみましょう。

ARRANGE
浸出液作りで残ったイチゴとローズに鮮やかな色を補うハイビスカスを加えておいしいジャムを作りましょう。

①ハイビスカス小さじ1/4は、ひたひたになる量の熱湯を加えて、ふやかしておく。
②イチゴ、ローズ、ハイビスカスにハチミツを加え、ラップをかけずに600wのレンジで好みのとろみがつくまで3〜4分加熱する。 (はちみつの量やレンジの加熱時間は好みに応じて加減してください)

*手作りコスメの使用は全て自己責任となります。必ずパッチテストを行ってから、ご使用ください。

ホリスティックスクールニールズヤードレメディーズアロマ・ハーブ・フラワーエッセンス講師
多田晴子 ただはるこ
資格対応講座や植物の魅力を様々なアプローチで楽しむ講座「ハーブスタジオ」を担当。フラワーアレンジメント・ハーバルセラピー教室Jardin dechocolatを自宅にて開催。JAMHA認定ハーバルプラクティショナー、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、CMBカラー・イメージコンサルタント、フラワーアレンジメント講師。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第47号 2019年3月