キーワード: 国際情報

不安や抑うつの軽減だけでなく、日々のストレスを和らげるレモンバーム

レモンバーム(Melissa officinalis)は伝統的にマイルドな不安症や不眠に用いられてきた身近なハーブだ。 その抗不安作用と抗うつ作用をもたらす主要成分はフェノールとフラボノイドで、主にロスマリン酸だ。動物実験では、ロスマリン酸はGABAトランスアミナーゼを阻害するこ・・・

2021.11.25
セントジョンズワート油,ザクロ種子油とクルクミンとの併用による創傷治癒効果

セントジョンズワート(オトギリソウ科 Hypericum perforatum)とザクロ(ミソハギ科 Punica granatum)はどちらも傷を癒すとして方雨用され,伝承されてきた。そしてウコン(ショウガ科 Curcuma longa)の成分クルクミンは抗炎症作用を持ち,大い・・・

2021.11.25
月桃のもつ抗ガン作用とその要因物質としてのデヒドロカヴァイン

ショウガ科ハナミョウガ属 Alpinia zerumbet は,ゲットウ(月桃)として親しまれている常緑多年生草本植物であり、日本では沖縄県や九州南部、例えば沖縄諸島、奄美大島や徳之島などに分布し,サンニン(A. zerumbet var zerumbet島月桃),ソウカ(A. ・・・

2021.10.25
ginger on gray surface
ジンジャーのうがい薬で糖尿病のドライマウスを改善

糖尿病の患者数は世界的に急増しているが、疾患が疑われる人を含めると、日本でも現在約5人に1人が糖尿病を罹患しているとされる。糖尿病はその進行とともに、心血管疾患、網膜症、腎症、神経障害など様々な合併症を引き起こしQOLを下げるが、その合併症の一つにドライマウス(口腔乾燥症)がある・・・

2021.10.25
認知症の予防にマインド(MIND)ダイエット

病気の予防に様々な食事法が存在しているが、その中でも地中海式ダイエット(Mediterranean diet)とダッシュ(DASH)ダイエット(Dietary Approaches to Stop Hypertension)は、それぞれ心臓病予防と高血圧予防のために欧米で広く用い・・・

2021.10.11
purple petaled flowers in mortar and pestle
急性呼吸器感染症における植物療法の初期治療の影響

メディカルハーブが一般開業医にも広く利用されているドイツならではの興味深い後ろ向きコホート研究が発表された。 急性下気道および上気道呼吸器感染症と診断された患者のうち処方初日にメディカルハーブを処方された117,182名と同数のメディカルハーブを処方されていない対照者の、罹患期間・・・

2021.10.07
バタフライピー,関節の滑膜でのマトリックス-メタロプロテアーゼ-2の
活性抑制により関節炎の症状緩和

バタフライピー(マメ科 チョウマメ 蝶豆 Clitoria ternatea)は,花が蝶に似ていることからその名前がつけられた。花弁に青色のデルフィニジン系のアントシアニンであるテルナシンを豊富に持ち,その美しさからの人気も高い。また,タイや台湾などで,抗酸化のためのハーブティー・・・

2021.09.25
close up of shells over white background
クルミを食べることは認知機能の低下を予防する

食事に取り入れやすい,美味しいナッツ,クルミ(クルミ科Juglans regia)。​クルミには抗酸化作用と抗炎症作用を持つ成分が含有されており,いくつかの研究で食事にクルミを補給することで認知力が向上し,軽度の認知障害やアルツハイマー病のリスクや進行が減少する可能性があることが・・・

2021.08.25
月経困難症の痛みをフェンネルでコントロール

フェンネル(Foeniculum vulgare)は、駆風作用や去痰作用があり、食用ハーブやハーブティーとして、世界で愛用されている身近なハーブの一つだ。 フェンネルは中医学では伝統的に冷えと痛みを伴う胃腸障害や月経困難症に用いられてきた。欧米でも鼓腸や疝痛に伝統的に使用されてき・・・

2021.08.08
オレンジジュースやその成分はその抗酸化、抗炎症作用から免疫機能をサポートする

美味しくいただくオレンジジュース・・。そのオレンジジュースや含有成分が免疫機能に対してどのように作用するかをテーマとしたレビューが発表された。 免疫力が低下すると,感染症にかかりやすくなり,また,感染症による症状が重症化する場合はよくみられる。 免疫応答の1つとして重要なのは炎症・・・

2021.07.27
閉経後の性交疼痛症と性的満足度の改善にカモミール

女性は更年期を経て閉経するとエストロゲンの分泌が減り、性器への血液供給の低下やコラーゲンの弾力性の低下などにより、膣の乾燥と萎縮が起こる。また、膣の乾燥と萎縮により、性交中の痛みと不快感、性交後の出血、灼熱感などの症状が引き起こされる。この膣萎縮は閉経期の女性の約75%が経験する・・・

2021.07.15
ゴツコラの認知機能改善には,抗酸化応答に関する海馬や前頭前野でのシグナル伝達を促進が関与

ゴツコラ(セリ科ツボクサ 壺草Centella Asiatica)は,朝鮮半島,中国から熱帯アジア,南アフリカ,アメリカに分布,日本でも関東以西,琉球,小笠原に分布している。日本での「壺草」という名の坪は庭の意,庭や道端に生える植物を意味しているそうで,ちょうど今、夏の時期には,・・・

2021.06.25
ginger powder in silver canister
がんの化学療法による悪心・嘔吐におけるジンジャーの有効性

ジンジャー(Zingiber officinalis)は我々の生活の中で最も身近なメディカルハーブだ。制吐作用を持つジンジャーのがんの化学療法による悪心・嘔吐における有効性についての試験が近年いくつも行われている。 乳がん患者ついてジンジャーの有効性を調査した9つのランダム化比較・・・

2021.05.06
不眠だけでなく頭痛にもバレリアン

不眠に人気のバレリアンの根は、鎮静・鎮痙、抗不安、および抗うつ作用などを持つため、海外では不眠の他に、不安症やうつ、不安・痛み・不眠などを伴う月経困難症、生理前症候群、更年期などにも用いられる。 バレリアンの睡眠障害以外での利用については、この他に、過去に偏頭痛における効果も認め・・・

2021.04.30
EU(欧州連合)で胃腸障害のために伝統的に使用されているハーブの有効性
〜 フィトケミカルと腸内細菌叢との関わりは? 〜

多くのハーブは,伝統的に胃腸障害の治療に使用されてきた。欧州医薬品庁のハーブ医薬品委員会(HMPC)が発表したモノグラフによると,現在,EUでは,従来の使用に基づく胃腸障害の治療に44の薬用植物が推奨されているという。主な適応症は,消化不良や過敏性腸症候群(IBS)などの機能性お・・・

2021.04.15
新型コロナウイルス感染,症状改善にクルクミンが有効か?
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2021.03.31
バコパが小児の認知及び行動に与える影響の試験報告

バコパが小児の認知及び行動に与える影響の試験報告日本では観賞用の水草として知られていますが、伝統医学アーユルヴェーダでは古くから不安障害、精神疲労、脳の若返り、記憶力・集中力を高めるハーブとして食されてきました。 バコパの健脳効果は近年、科学的な側面から立証されるようになり、なか・・・

2017.05.02
シナモンが作業記憶の向上に

作業記憶(ワーキングメモリ)とは、情報を一時的に頭の中においておく能力のことです。仕事や会話、読み、書き、計算などの基礎となるため、わたしたちの日常生活に欠かせないものです。認知機能の測定にはよく MMSE(ミニメンタル・ステート)というテストが用いられます。ワーキングメモリ・テ・・・

2017.04.03
チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善

チョークベリージュースの飲用で、血圧と脂質レベルを改善 2011年ごろからアメリカでは国をあげてフルーツ&ベジタブルを食べるようにという政策がとられています。これはアメリカ合衆国農務省が打ち出した「私の食事を選ぼう(Choose My Plate)」食事の半分以上をフルーツ&ベジ・・・

2016.11.07
レスベラトロールによるアルツハイマー病予防の可能性

レスベラトロールは赤ワインやチョコレートなどに含まれている抗酸化物質です。アメリカでアルツハイマー病患者を対象とした臨床試験が実施され、レスベラトロールを経口投与した群が病状の進行を遅らせる可能性があることを発表した論文です。アルツハイマー病では脳内にAβ(アミロイドベータ)タン・・・

2016.10.24
アロエベラが糖尿病の血糖値を下げる

アロエベラはさまざまな気候環境の中で生育する作物です。熱帯雨林でも乾燥地帯でも栽培できるため、食材や医薬品としてよく用いられています。食品としてはさまざまな商品に使われていますので日常的に目にする機会も多いと思います。医薬品としては、おもに傷や火傷を治療する伝統薬として世界の多くの国々で使われています。傷や火傷以外にもヘルペスや乾癬などの皮膚科系薬、歯肉炎や歯垢などの歯科、潰瘍性大腸炎や消化器疾患など多くの領域で利用されることがあるようです。ただしいずれも科学的な証拠が十分ではないようです。これまでにアロエベラが糖尿病の血糖値を下げるという臨床試験結果がいくつかでているものの、研究結果にバラツキがあり一貫性のある結果が得られていませんでした。そのため、タイの研究グループが、これまでに公表されている論文を網羅的に検討し、アロエベラが糖尿病の血糖値を下げる効果があるのかどうかを検討したレポートを紹介いたします。(コメント:桂川直樹)

2016.10.06
高コレステロール血症ラットにおける体重増加および酸化還元状態に対するアガベ・テキラーナの食物繊維およびジャマイカの萼を含む食物消費の効果

Effects of consuming diets containing Agave tequilana dietary fibre and jamaica calyces on body weight gain and redox status in hypercholest・・・

2016.05.24
カバノキ属(Genus Betula)の民間療法および薬理学的特性

カバノキ属(Genus Betula)の民間療法および薬理学的特性世界各地の民間療法で様々な用途に利用されている白樺。様々な効能を持つことから、インドやシベリアでは「魔法の木」と呼ばれています。ロシアや東ヨーロッパの諸国、インドより伝わるアーユルヴェーダでも、がんや胃潰瘍など様々な病気の民間療法として使用されていることが文献に残っており大変興味深いです

2015.11.05
国際情報 2014 年アメリカにおけるハーブサプリメント売上

(原題:Herbal Dietary Supplement Sales in US Rise 6.8% in 2014、HerbalGram 2015年秋号掲載) アメリカにおける2014年のハーブサプリメント売上高に関する記事が今年もニュートリションビジネス誌で掲載された。それ・・・

2015.10.28
アロエベラジェルと帝王切開創傷治癒に関するランダム化比較臨床試験

過去にも、婦人科における帝王切開術後や開腹手術後の女性を対象にした、アロエベラの臨床試験は度々おこなわれてきました。今回の臨床試験の結果のように、アロエベラのジェルは創傷の治療に有効と言われていますが、今後も検討が必要です。危険性はないが手術などの深い開放創では治癒が遅れることもある、という意見もあります。

2015.04.17
ブラックコホシュは子宮筋腫にも有効なのか? ~ブラックコホシュの非エストロゲン様作用~

ブラックコホシュは子宮筋腫にも有効なのか? ~ブラックコホシュの非エストロゲン様作用~ (参考論文:Effect of Isopropanolic Cimicifuga racemosa Extract on Uterine Fibroids in Comparison with・・・

2014.11.21
バコパ抽出物の認知作用に関する無作為化比較試験のメタ解析

この素朴な薬草”バコパ”はアジアの湿地に広がり、インドでは3000年以上前から市民に愛され、様々な症状に用いられてきました。インドの健康対策は各州に任されていますが、各地方の健康状態を表す重要な要素として幼児の死亡率があります。今でもインドでは新生児に水分・・・

2014.07.14
白い薬VS緑の薬…? ~セントジョンズワートとSSRIの比較結果~

セントジョンズワートと選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)とプラセボの比較実験の結果です。 セントジョンズワートはよく知られているように、うつ病に効果があると言われているハーブです。作用機序は明確にされていませんが、SSRIと同様、セロトニンの再吸収阻害が起こっていると考・・・

2014.02.15
アレルギー性鼻炎の諸症状に対する醗酵紅参の効果

ウコギ科オタネニンジンの根を加工した生薬は、生干人参、湯通し人参、白参、紅参など調整法違いによる区別があります。日本で「コウジン(紅参)」として日本薬局方に収載されているものは、「オタネニンジンを水洗いし、細根を除いて、外皮を剥がさずに圧力釜で蒸し、赤褐色になったもの」とされてい・・・

2013.12.24
ダイダイ抽出物と不完全アルカロイドであるP-シネフリンの安全性

A review of the human clinical studies involving Citrus aurantium (bitter orange) extract and its primary protoalkaloid p-synephrine. Stohs ・・・

2013.11.25
ホップで更年期の不快感が軽減?

ホップ(Humulus lupulus L.)の毬花はビールの原料となることが知られており、イソフムロンがビールの苦味成分となる。ビール以外の目的では、生薬として健胃・鎮静作用に用いられてきた。 またヨーロッパではメディカルハーブとして不眠や女性疾患に使われてきた歴史がある。ホッ・・・

2013.10.25
クルクミン(ウコンの主成分)はアルツハイマー治療には効果なし

カレーのスパイスであり、肝臓の働きを助け、二日酔い予防効果があるとして、ウコンは認知されている。そのウコンの主成分であるクルクミンにアルツハイマー病の予防効果があるとして注目され、多くの基礎研究や臨床試験が行われている。 アルツハイマー病の病因として、脳内でのアミロイドβタンパク・・・

2013.10.03
EUのNature-Bases Researchについて

1緒言 当該記事では、2012年10月4日に発出された遺伝資源へのアクセスと利益配分についての、欧州議会/理事会規則案を受け、その重要なポイントについて紹介と解説を行っている。 本書は、この訳文ではなく、記事の内容を踏まえて、背景、現在の欧州及び本邦における状況について、各種関連・・・

2013.06.26
英国医薬品庁の「12 歳以下の子どもへのエキナセア使用不可」勧告に対する ABC の見解

Lindsay Stafford Mader (2012) “UK and Irish Governments’ Echinacea Warning Criticized”, ABC 2012 年8 月、英国医薬品庁(the Medicines and Healthc・・・

2013.04.11
ショウガの医療応用について考える

多くのがん患者にとって、化学療法の副作用の一つである吐き気は大きな問題となっています。そこで吐き気を抑えるために5-HT3受容体拮抗薬、あるいはドパミン受容体拮抗薬と言われる制吐薬が一般的に使用されます。 ところが、これらの薬でも余り効果が見られない場合があります。そのような場合・・・

2013.03.26
代替医療への攻撃:有意義それとも魔女狩り?

FSM(Friends of Science in Medicine:医療における科学の信奉者)というグループによって、代替医療に関する大学の履修課程を閉鎖に追い込む組織的な運動がオーストラリアで広まってきています。大学で彼らが「疑似科学」と呼ぶものを止めさせようとしています。F・・・

2013.01.15
クルクミンの結腸および直腸腫瘍予防効果についての論文紹介

今回紹介する論文の当該臨床試験で、クルクミンの抗腫瘍に対する効果の有効性が示唆されました。ですが、まだ臨床でのデータは乏しく、作用機序は明確にはされていません。有効性が示唆されたクルクミンの投与量は、4g/日と非常に多く(販売されているウコン飲料に含まれるクルクミンは30~40m・・・

2012.12.21
クルクミンで糖尿病を予防する

この論文は、2型糖尿病の予防にクルクミンが効果的であるという報告です。このような「予防」に関する情報が出ると、一体どのタイミングから対策を始めたら予防になるのだろうと思われる方もいらっしゃるでしょう。完全に健康な状態から疾患を意識した生活を送ることが予防としてはベストなのでしょう・・・

2012.12.05
大麻(ヘンプ)について

現在では「大麻(ヘンプ)=マリファナ=危険な麻薬」といった認識が一般的ですが、1948 年に GHQ の占領下 で大麻取締法が制定されるまでは、わが国では各地でヘンプの栽培が行われていました。その理由はヘンプが 食品として、また衣類や紙の原料としてなど生活全般に利用できる極めて有用な植物だからです。本論文では、 食品としてのヘンプに含まれる多様な成分とその機能性について報告しています。

ヘンプの種子に含まれる油脂はリノール酸(オメガ 6 系脂肪酸)とα-リノレン酸(オメガ 3 系脂肪酸)が 3 対 1 という理想の比率で構成されており、オメガ 3 系脂肪酸の供給源として有用です。また、ヘンプの種子の胚芽部分には必須アミノ酸がすべて含まれているため、良質のタンパク源にもなっています。さらに、植物ステロールやトコフェロール(ビタミン E)といった脂溶性成分も豊富に含まれています。そして、ヘンプの 特有成分としてのカンナビノイドは鎮痛作用や消炎作用があり、本論文には詳しい記述はありませんが、がん や多発性硬化症などへの臨床応用が試みられています。

ヘンプはヘルスケアの領域のみならず、エコロジーの領域でも大きな注目を集めています。片寄った情報だけで判断せず、この可能性に満ちたハーブに対して、今後の展開を注目していきたいと思います。

2012.11.20
ある種のC型肝炎に対するシリマリンの効果について

肝硬変、肝細胞癌などを発症してしまう可能性のあるC型肝炎ウイルス感染者は、全世界で実に3%近くいると言われています。基本的にC型肝炎の治療には、インターフェロンを軸とした抗ウイルス療法が行われます。ところが、開発当初は特効薬として期待されたインターフェロンでも治らない患者さんが多・・・

2012.10.31
NDI Draft Guidanceについて

2011年7月に米国食品医薬品局(FDA)は、新しい機能性食品原材料<サプリメント用も含む> (NDI:New Dietary Ingredients)(1)NDI(New Dietary Ingredients)「新しい機能性食品原材料」1994年10月15日より前に市場になか・・・

2012.09.18
ガラナ(Paullinia cupana)は全身化学療法中の乳癌患者の疲労感を改善する

がん関連疲労に対するガラナの効果 疲労感・倦怠感は多くのがん患者において見られる症状で、特に化学療法や放射線治療など、何らかのがん治療を受けている患者によく見られます。ここで言う疲労とは、健康な人が感じる疲労とは違い、一晩ぐっすり寝て回復するようなものではありません。がん関連疲労・・・

2012.08.15
米国における医療大麻の臨床試験について

米国のハーブ関連の学術雑誌である Herbal Gram で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する医療大麻の臨床試験についての報告が掲載されました。と言っても、まだ臨床試験の許可さえ下りていない状況のようです(2012年1月現在)。 第一段階として米国食品医薬品局(FDA)・・・

2012.07.17
黄芩湯の大腸がん治療効果

ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)

2012.06.08
遺伝子から栄養学を考える

遺伝子から栄養学を考える テレビや雑誌などで、ダイエットに効果がありそうだという食品が紹介されると、次の日にはスーパーでは売り切れ続出・・・なんてことも珍しいことではなくなってきました。次から次へと、そういった類の食品が紹介されているのを見る限り、必ずしも効果を発揮してくれている・・・

2012.05.10
食事と憩室疾患のリスク

英国人ベジタリアンと非ベジタリアンの前向きコホート研究 原題:Diet and risk of diverticular disease in Oxford cohort of European Prospective Investigation into Cancer and ・・・

2012.03.12
フルーツや野菜の摂取と2型糖尿病発症率:系統的レビューとメタアナリシス

著者:Patrice Carter, Laura J Gray, Jacqui Troughton, Kamlesh Khunti, Melanie J Davies 原題:Fruit and vegetable intake and incidence of type 2 di・・・

2012.02.23
スターアニスとシキミの違い

ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)

2012.02.15
Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有す る中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。

Matricaria rectita(ジャーマンカモミール)の花の成分、アピゲニンは抗不安作用を有する中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体リガンドである。 原題: Apigenin, a component of Matricaria recutita flowers, is a ・・・

2012.02.03
the 42nd International Symposium of Essential Oils(ISEO2011)に参加して

ウォールストリート・ジャーナルは最も良く読まれている経済日刊誌のひとつで、私も仕事柄ときどき 目を通すことがあります。今年4月に珍しく中医薬の一研究が掲載されていましたので紹介いたします。 エール大学の研究者である陳博士による黄芩湯(おうごんとう)の研究についてのレポートです。 陳博士はイギリス生まれ台湾そだちで、主にがん領域と抗ウイルスの化合物開発に携わってきました。 12年前、エール大学の同僚たちは、薬理学の主流の研究者である陳博士がキャリアを賭してエビデン スのない黄芩湯の研究を始めたことに不安を感じていました。しかしながらこのハーブ薬の臨床結果に 一貫性があるデータが示されると同僚や世界の他の研究者仲間からも認められるようになってきました。 ハーブ薬に対して懐疑的な態度をとる研究者が多く、これまで陳博士はある程度の臨床的なエビデンス が得られるまでジャーナルへの掲載は控えてきましたが、充分な成果が出始めてきたようです。 以下日本メディカルハーブ協会の国際情報委員会の楊委員による報告文を掲載いたします。 (コメント:桂川直樹)

2012.02.01