RESEARCH

2023年8月届出公表分 注目の機能性表示食品

【届出番号】I361【商品名】和歌山のたねなし柿 【届出番号】I363 【商品名】PoteCera(ポテセラ) 【届出番号】I428【商品名】フェミエイド (報告:千葉一敏 副理事長)

2023.11.06
ゴールデンロッド浸剤のフィトケミカルは腸内細菌叢での代謝を経て腸上皮関門を透過して活性化する

ゴールデンロッドは、浸剤として広く活用されている薬局方に収載されているハーブである。ヨーロッパと北アメリカでは,尿路疾患の治療に伝統的に使用され、皮膚疾患の局所的外用薬としても報告されている。

2023.11.06
早めの朝食は2型糖尿病の発症リスクを軽減する可能性がある

午前9時以降に朝食を食べると、午前8時より前に朝食を食べる人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが59%増加するようだ、というスペイン・バルセロナ国際保健研究所 (ISGLOBAL)からの研究報告。何を食べるかだけでなく、いつ食べるかを変えることで糖尿病のリスクを軽減できることを・・・

2023.10.22
睡眠中の歯ぎしりは食物繊維摂取量と関連している可能性を世界で初めて発見 (岡山大)

睡眠中に歯ぎしりをする大学生は食物繊維の摂取量が少ない傾向にあることを明らかになった。睡眠中の歯ぎしりは口の健康に重大な悪影響を及ぼすことがあり、その対処はマウスピースによる歯の保護などが主流になっている。睡眠中の歯ぎしりの新たな対処法の提案になるだけでなく、食物繊維摂取量改善に・・・

2023.10.22
筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告(立命館大)

有酸素性運動と筋力トレ―ニング(レジスタンス運動)は、どちらも皮膚老化を改善。特に、筋力トレ―ニングは加齢によって薄くなり見た目の若々しさに関連する真皮の厚みまで改善。 その機序として、運動による血中成分の変化と、それによる真皮の細胞外基質(ECM ; Extracellular・・・

2023.10.22
大酒飲みの若者の大脳皮質は薄く、神経伝達に変化

思春期の間、脳は急激に発達し、特にアルコール摂取の悪影響を受けやすくなる。東フィンランド大学で行われた最近の追跡調査の結果によると、思春期に大量飲酒を始めた若者は皮質灰白質の厚さが薄く、神経伝達が変化していたという。『Alcohol: Clinical and Experimen・・・

2023.10.21
第7回学術フォーラム:メディカルハーブによる新型コロナウイルス抑制作用

2023年7月9日(日)、第7回学術フォーラムが掲題のテーマでオンラインにて開催されました。 ここ三年間、私たちは新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、この感染症の罹患やその後の後遺症に悩まされ、健康状態についての不安や生活制限なども含め、大きな影響を受けてきました。この・・・

2023.10.11
生薬ニンジンについて

ウコギ科のPanax属植物は、北半球の冷涼な地域に分布しており(図1)、ロシア沿海州・中国東北地方・朝鮮半島を原産とするPanax ginseng(オタネニンジン)をはじめとして、我が国にも自生するP. japonicus(トチバニンジン)、北米東部原産のP. quinquefo・・・

2023.10.06
腎臓病の有無にかかわらず、野菜や果物を食べない人ほど死亡リスクが高いことを示唆

保存期慢性腎臓病(CKD)患者や血液透析患者でも関連は同様 (新潟大) 野菜や果物を毎日食べる人に比べて、時々食べる人、ほとんど食べない人の順で死亡リスクは高くなり、この関連は保存期CKDや血液透析患者でも同様だった。 野菜や果物はカリウムが多いからという理由で、摂取制限がなされ・・・

2023.09.14
ビタミンD摂取と死亡との関連 (国立がん研究センター)

主要な疾患による死亡では、ビタミンD摂取が多いグループで、脳梗塞死亡および肺炎死亡のリスクが統計学的有意に低く、ビタミンD摂取が最も多いグループでは、最も少ないグループと比較して、脳梗塞は38%、肺炎は21%、死亡リスクが低いという結果だった。 女性、高緯度地域居住者、高血圧既往・・・

2023.09.14