高級ハーブとして知られている「サフラン」。旧約聖書の中では「芳香を放つハーブ」として記され、古代ギリシャやローマでは香水として重宝されていたそう。 アーユルヴェーダでは、トリドーシャ(3つの体質全て)を鎮静する作用をもつとされています。新陳代謝を促し、血液、循環器、女性の生殖器系・・・
リコリス(Glycyrrhiza glabra)は、アーユルヴェーダや中医学でも活用され、伝統的に古くから、消化不良、胃・十二指腸潰瘍、咳、および婦人科系疾患に対して利用されてきているメディカルハーブだ。内服だけでなく、外用でも、皮膚炎、やけど、口内炎、およびニキビなどに広く利用・・・
スリランカは世界でも有数の紅茶の産地。朝昼晩と1日3回は甘いミルクティーを飲むのが習慣だそう。 アーユルヴェーダの健康の定義の1つに、五感が正常であることがあります。例えばクローブってどんな味かなと思ったら、ぜひかじってみてください。 今回はスパイスの風味がしっかり感じられる、香・・・
アーユルヴェーダでは、人間は自然の一部であると考えます。動物たちが冬眠に入るように、人間の身体も、冬に滋養に優れた食べ物を摂って、寒い冬を乗り切ろうとします。冷えやすく乾燥しがちな冬は、ナッツなど油分を含む食材、甘味を積極的に摂りましょう。 また冬は何となくソワソワと浮足立つ季節・・・
敏感肌の人にもおすすめの優しいハーブウォーター。このレシピで100 mLくらいの芳香蒸留水ができます。そのままローションとして使用できますが、最後にグリセリンを小さじ2ほど加えると、とろりとしたテクスチャーになり、保湿効果がより高まります。
『Pinda Sweda(ピンダ・スウェダ)』。「ピンダ」とは、サンスクリット語で「球」を意味する、数種類のハーブやお米などを使って作るハーブボールのこと。 「スウェダ」は発汗。ピンダ・スウェダは、このハーブボールを蒸して温めた後、患部に当てる、アーユルヴェーダの“発汗法”の1つ・・・
夏は体も心も熱くなりやすい季節です。直射日光が当たる場所での激しい運動や、暑いお風呂などは余分な熱を増やし、体調を崩しやすくなります。アーユルヴェーダでは「消化力」をとても大切に考えますが、この「消化力」は気温と反比例します。気温が高くなる夏は「消化力」が最も低下する季節。 夏に・・・
植物や動物たちが活動を始める春。私たち人間も、心身にたまったものを外に出す力が強まる季節で、デトックスに最適。春はココロもカラダも不要なものを積極的に排出しましょう。今回は、アーユルヴェーディックなハーブ&スパイスを使った、オーラルケアをご紹介します。 アーユルヴェーディックハー・・・
植物や動物たちが活動を始める春。私たち人間も、心身にたまったものを外に出す力が強まる季節で、デトックスに最適。春はココロもカラダも不要なものを積極的に排出しましょう。今回は、アーユルヴェーディックなハーブ&スパイスを使った、オーラルケアをご紹介します。 アーユルヴェーダとオーラル・・・
年末が近づくにつれて、何となくソワソワ。 アーユルヴェーダでは自然も私たちの心身も、風のエネルギーが優勢になり動きが速く、焦りや不安感、地に足がついていないような気分になりがちです。 そんな時は、アーユルヴェーディックで“からだにやさしい”スイーツと、温かいスパイスティーでリラッ・・・
年末が近づくにつれて、何となくソワソワ。アーユルヴェーダでは自然も私たちの心身も、風のエネルギーが優勢になり動きが速く、焦りや不安感、地に足がついていないような気分になりがちです。そんな時は、アーユルヴェーディックで“からだにやさしい”スイーツと、温かいスパイスティーでリラックス・・・
スリランカはスパイスの宝庫。何千年も前からアーユルヴェーダでは、消化器系の治療薬や免疫力を高めるハーブ製品が使われてきました。今回はスリランカで伝統的なレシピの1つとして愛されている“タンブンホディ(Tambun Hodi*)”をご紹介します。 胃に優しく、お腹の調子を整えてくれ・・・
体内に熱がこもりやすくなる夏のポイントは「クールダウン」。そんな季節におすすめの「コーラシロップ」を手作りしてみましょう。アーユルヴェーダのセルフケアや治療にもよく使われ、日本でも手に入りやすいスパイス類で簡単に作ることができます。本来スパイス類は控えめにしたほうがよい季節ですが・・・
アーユルヴェーダの基本的な考え方の1つ、「医食同源」。病気を治すのではなく、病気になりにくい身体をつくる予防医学であるアーユルヴェーダでは、食事は健康のために薬と同じくらい重視されています。冬の間にじっと根を張っていた草花が芽吹く季節「春」。今回は春におすすめの植物を使った「キャ・・・
冬になると、アーユルヴェーダでは「ヴァータ」という風の季節がやってきます。肉体的には冷え、凝り、乾燥、精神的には不安感や焦り、心配症になりやすい季節。そんな時季におすすめなのが、スパイス類。アーユルヴェーダでは食べたものは、どんなものでも薬になり得ると考えます。冬は甘味、塩味、酸・・・
はじめに 最近、糖尿病予防の機能性食品としてサラシアが注目されていますので、本稿ではサラシアを開発した経緯について紹介します。糖尿病といいますと、飽食の時代になって発症例が増えてきた病気と考えがちですが、実は古代エジプト時代から人類を苦しめてきた最も古い疾患の一つといえます。イン・・・
アーユルヴェーディック アフターサマーケア 9月〜10月はまだ残暑厳しい時期ですが、アーユルヴェーダでも火と風のエネルギーが同居し、火が風に煽られ、特に火のエネルギーが過剰になりやすくなります(11月以降は風のエネルギーが優勢になっていきます)。火のエネルギーが過剰になると、皮膚・・・
ゴーツコーラを使った アーユルヴェーディック・ハーブオイル作り アーユルヴェーダではハーブと植物油、水をブレンドし、水分を飛ばして作ったオイルをタイラと呼びます。タイラはボディトリートメントやシーロダーラなどに使われます。 各家庭にも常備され、けがや打身を改善する効果もあるといわ・・・
スリランカで最大級のアーユルヴェーダの展示会といえば「アーユルヴェーダEXPOコロンボ」。スリランカのアーユルヴェーダ関係者が見に来て、商談をするイベントです。勿論一般の方も参加可能、色々話を聞いたり、学んだり、その場で購入することもできます。ハーブ、アーユルヴェーダの薬、食、衣・・・