キーワード: 腸内細菌叢

NRF2活性化を介したNLRP3インフラマソーム活性阻害に起因する、ローズマリー由来カルノシン酸のアルツハイマー病・パーキンソン病およびLong COVIDの予防や治療に対しての有効性

ローズマリー (シソ科Rosmarinus officinalis ) は、容易に入手でき、なおかつ美味しさで人気のあるハーブであり、多くの国で伝統的な薬用植物として用いられている。

2023.03.17
ポリフェノールと腸内細菌叢、またその健康増進効果について

ハーブやスパイスに含まれるポリフェノールは我々の生活の中で最も身近な抗酸化物質だ。

2023.02.28
玉ねぎに含まれるケルセチン配糖体の腸内細菌代謝物の肝細胞保護効果とその分子機構を解明(岡山大)

玉ねぎなどに多く含まれるポリフェノール(ケルセチン配糖体)が、腸内細菌叢による代謝を介して、健康機能に寄与する可能性を見出した。 ケルセチン配糖体の主要な腸内細菌代謝物であるOPACが、エタノール代謝で生成する毒性物質アセトアルデヒドからの細胞を保護することを明らかにし、その分子・・・

2022.07.20
EU(欧州連合)で胃腸障害のために伝統的に使用されているハーブの有効性 〜 フィトケミカルと腸内細菌叢との関わりは? 〜

多くのハーブは,伝統的に胃腸障害の治療に使用されてきた。欧州医薬品庁のハーブ医薬品委員会(HMPC)が発表したモノグラフによると,現在,EUでは,従来の使用に基づく胃腸障害の治療に44の薬用植物が推奨されているという。主な適応症は,消化不良や過敏性腸症候群(IBS)などの機能性お・・・

2021.04.15