今回紹介する論文では、日本をはじめアジアで親しまれているスイカズラの花の伝統的な活用から、新型コロナウィルス感染症での炎症に対する効果を期待して検討された研究である。
本講座では、総論でハーブを素材とするサプリメント・健康食品を利用する際の正しい知識と利用法、健康食品としてハーブ製品を製造販売する際の留意事項について、各論編で毎回5つのハーブをピックアップし、各ハーブの有効性及び安全性を科学的根拠(臨床試験データ)に基づき解説します。
樹木系の植物療法の講座です。前半をメディカルハーブやアロマなどの「樹木系の精油とハーブの機能性」について、後半を癒しや健康に関わる「森林療法」について解説します。
家族の一員でもある共に暮らす動物たち・コンパニオンアニマルのケアなどに、メディカルハーブを使用する際の正しい知識、注意点などを学ぶ講座です。初心者にもわかりやすく、ハーブの基本的な知識から順を追って解説します。
南太平洋の島国フィジーの暮らしや文化、フィジアンハーブの特徴、植物の活用、また伝統医療家が役割を担うフィジーの医療についてなど、植物の力と人の知恵を学び、地球環境や社会のあり方も考えます。
桑の歴史とマルベリーの薬理作用について学ぶ講座です。桑に含まれる成分のひとつであるイミノシュガーが食後の血糖値上昇を抑制し糖尿病予防につながる機能を中心に「桑と食後の血糖値の関連」を解説します。
ハーブ療法を実践する上で欠かせないホリスティックな視点を踏まえて、セルフケアに活用するヒントとなるケーススタディを交えた解説と、欧米でのハーバリストの活動をご紹介します。
ナチュロパシーを用い、食事、栄養療法、ライフスタイル、特にハーブを用いて、どのように慢性皮膚疾患の症状をコントロールすることが可能か、臨床経験に基づいた対処法を学びます。
ナチュロパシーでは食事、栄養療法、西洋ハーブ療法、ライフスタイルを用いて自己治癒力を高めます。オーストラリアで現在行われているナチュロパシーの医療哲学とその中での西洋ハーブの使い方について学びます。
ハーブを有機栽培するための知識を、有機栽培の基本・土づくり・病害虫と雑草管理・デザインと管理の4つの項目に分けて、詳しく学ぶことができる講座です。何のための有機栽培かを考えます。
皮膚の構造をはじめとする基本知識から、紫外線による肌の老化、活性酸素による酸化だけではなく、肌に劣化変性を生じる糖化についても学び、化粧品を手作りするための主な基材、植物エキスや美容有効成分などをご紹介します。
植物を分類・形態・生理生態・ハーブの有効成分と分泌構造の4つの項目に分けて、詳しく学ぶことができる講座です。植物の特性を身につけることができるので、園芸に興味のある方にもおすすめです。
運動にメディカルハーブや精油をどのように取り入れるか、実践の中に生かすことを目的とした講座です。運動生理学にも触れ、自宅で出来る簡単で易しい運動の紹介、その時に使いたいメディカルハーブと精油の解説のほか、気になる運動用語、健康関連用語についても説明します。
より深くハーブを理解し安心して活用するために、メディカルハーブや植物療法の分野で報告されている研究情報を効率的に収集する方法について知るための講座です。
アロマセラピーで使われる精油の機能性のうち、環境に対する抗菌作用や抗ウイルス作用、嗅覚系を介しての速やかな生理・心理作用、外用で用いた場合の経皮吸収作用の3点を取り上げて科学的に解説します。
セルフメディケーションの有益なツールとして活用が期待されている一方で、その利用には医薬品との相互作用に注意を払う必要があるメディカルハーブについて、代表的な事例を紹介します。
ハーブの機能性をより理解するための「薬理学」について概説するとともに、作用機序が推定されているハーブを例にとってその機能性を医薬品の作用機序と比較しながら解説します。
メディカルハーブだけでなく、産業医や社会の制度など、メンタルヘルスの全体的な理解を深めることができます。メンタルヘルス対策としてのハーブ各論や精油各論についてレクチャーします。
アロマセラピーの基礎研究と臨床研究の両方を考慮しながら、植物精油成分を含むかおりを嗅ぐことにより、脳内へどのように成分が移行しゆくのかを、アロマセラピーに関わっている方々が普段触れることの少ない動物実験を中心とした具体的な事例をご紹介して解説します。
アロマセラピーとは、フィトケミカル成分である精油のもつ様々な機能を心身の健康管理に活用する療法です。近年の研究により精油の生理・心理作用や薬理作用が次々と明らかになっています。アロマセラピー講座では、こうした精油の機能性に着目した手技を伴わないアロマセラピーを科学的な視点で学習します。