2021.12.16.

ハーバルセラピスト・シニアハーバルセラピストテキスト改訂に伴う勉強会 Q&A一覧

2021年10月13日(水)、10月17日(日)実施
テキスト改訂に伴う勉強会にお申込みいただきました皆さま

勉強会後実施のアンケート質問欄にご入力いただきました、テキストに関するご質問につきまして、Q&A一覧を作成いたしました。ご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。

なお、誠に恐れ入りますが、アンケート実施の際にも注意書きに記載いたしましたが、全ての質問にお答えできるわけではございません。何卒ご了承いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

■ハーバルセラピストテキストQ&A

Q1 アロマテラピーに関する部分は、AEAJのテキストをベースにされていると思いますが、2020年6月にAEAJで精油の使用法の改訂がありましたので、上記について改訂をご検討いただければと思います。

【掲載ページ】P38(6) ③バスソルト、P38(6) ⑦パック、P113(3) ②使用濃度(パッチテストについて)、P115(5) ④フェイシャルパック

A1
検討の結果、当協会の考え方に基づき、今のところは変更の予定はありません。

Q2 「肝障害」について各論p162ブラックコホシュの肝障害もですが、一言で「肝障害」といっても具体的にどのような症状が現れるのでしょうか。

【掲載ページ】P43、P44、P162

A2
肝障害は、肝機能検査値の異常から、肝炎、肝硬変、肝がんなどいろいろあります。ハーブによる肝障害は、含まれる成分によりその作用が違うので、その肝障害の現れ方も違います。くわしくは、平成16年当時に厚生労働省から出されている通知等を参照されるとよいかと思います。また、国立健康栄養研究所のHPから、ブラックコホシュを調べて頂ければ、健康被害の症例報告の論文まで遡れますので、個々の肝障害症例については、そちらをお読み下さい。

Q3 勉強会の冒頭で、ハーバルセラピスト及びシニアハーバルセラピストテキストの第14回の角質細胞は角層細胞に語句を統一するとありましたが、あくまで第14回の中でだけ統一され、他の回では角質細胞のまま、ということでしょうか?あるいは、第14回の角層細胞と、52ページの角質細胞は、何か別のものなのでしょうか? 

【掲載ページ】P52 6行目 ③角質細胞

A3
P52も第14回同様角層細胞となります。今回はもれてしまったので、HP上に掲載することと次回改訂時に訂正いたします。

Q4 糖尿病に関しての質問です。
1.ハーバルセラピストテキストP81「糖尿病」1行目に、糖尿病とは、血糖値(血中のグルコースの量)が・・・ですが、第2部シニアハーバルセラピスト改訂の勉強会でのレジュメ(第10回P86糖尿病判定基準値)には、血糖とは、「血液中に含まれるブドウ糖のこと」、血糖値とは、「血液中に血糖が占める濃度」と書かれています。
微妙に違うと思いますが、テキストのままの説明で、良いのでしょうか。
2.糖尿病とは、血糖値が基準値よりも高く・・(ハーバルセラピストテキストP811~3行目)とかかれていますが、第2部シニアハーバルセラピスト改訂の勉強会では「HbA1cの値が高くなる」ことも、糖尿病に含まれる。と聞きました。
「HbA1c」についても、ハーバルセラピストで教えた方が、いいのでしょうか。ハーバルセラピストとシニアハーバルセラピストで、被っている内容が多々あるので、どの程度まで、説明すれば良いのか、正直、迷ってしまいます。

【掲載ページ】P81 1行目~3行目

A4
1.ハーバルセラピスト、シニアハーバルセラピストでは、症状の説明の仕方が異なります。基礎的なことを学ぶハーバルセラピストでは、「血糖値」などの説明はテキスト通りの簡易な説明をしてください。

2.講師として、ハーバルセラピストでは基礎レベルの内容を、シニアハーバルセラピストではより深い内容を教えていきます。ハーバルセラピストの段階では「HbA1c」まで教える必要はないと思いますが、講師としては知識として知っておくべき内容だと思います。

Q5  ブラックコホシュは健康に被害を及ぼす可能性が否定できないとのことなので、使わないほうがいいということでしょうか。

【掲載ページ】P162

A5
ブラックコホシュは、あくまで食品衛生法の指定成分であり、摂取が禁止されているものではありません。安全性を考えて、一日摂取目安量を守ること、身体に不調を感じた場合、中止して様子を見てください。

■シニアハーバルセラピストテキスト Q&A

Q1  サプリメントの利用、機能成分〈ルテイン〉に記載のマリーゴールド(Tagetes ssp.)を自宅でも育てています。この植物をサプリメントではなく、育てているハーブで利用することができるのでしょうか、またはできないでしょうか。この植物はサイトなどで調べると根の部分が土中の線虫の予防に使われたり、花を草木染めに利用するなどが記載されていますが、ハーブティーでの利用は記載が無く園芸用のみと書かれていることがほとんどです。しかしサプリメントの写真にこの植物の写真が使われていたり実際にサプリメントのルテインがこの植物から作られているのだとすれば、もう少しこの植物について深く知りたいと思います。

【掲載ページ】p37 ④ルテイン

A1
Tagetes属植物について

Tagetes属植物は一年草のフレンチマリーゴールド、アフリカンマリーゴールド、メキシカンマリーゴールド、多年草のレモンマリーゴールド、ミントマリーゴールドなどいろいろな種類があり、観賞に供されることが多く、対抗植物として線虫駆除のために植えられたり、染色で利用されていますが、サラダなどで料理にも用いられたり、ポプリやチンキなど様々に利用されています。ただし、観賞用として売られている苗は、口にすることを想定していないため健康被害を及ぼす農薬が使用されている可能性もありますので、食用・薬用にする場合には、自分で種まきから育てましょう。また、有毒ではないものの、キク科植物にはピロリジジンアルカロイドを含有するものが多いことや、Tagetes属植物の安全性についてはまだ情報が不足しているのが現状ですので、摂り過ぎは大変危険ですから、大量摂取と継続摂取はしないようお気をつけください。

Q2  ルテインについて質問です。サプリメントの場合Tagetes ssp.の成分のルテインのほうが有効で、Calendula officinalisはルテインは含有されていても、サプリには利用しないという理解でよろしいでしょうか?
Q3 ルテインの説明で、Tagetes ssp.と記載した理由はどのような事からでしょうか?Calendula officinalisとは異なる植物と説明がありましたが、Calendulaのルテインには記載されている様な機能性はないのでしょうか。

【掲載ページ】P37  ④ルテイン

A2・A3 共通回答
サプリメントの原料として使われているものは、添加物のマリーゴールド色素で、添加物リストの基原・製法・本質をみると「マリーゴールド(Tagetes patula Linne若しくはTagetes erecta Linne又はそれらの種間雑種)の花から得られた、キサントフィルを主成分とするものである。」となっています。

機能性表示食品は、あくまで「機能性関与成分ルテイン」に対しての機能性を謳うのであって、ルテインとして1日何mg摂取できるかと言うことです。

JAMHAメディカルハーブには、Calendulaは出てきてもTagetes類は出てきません。今回取り上げるものは、ハーブティーとしてではなく機能性をもつサプリメントとしてのもので、あくまでも植物由来で機能性成分であるルテインを豊富に含むものとして取り上げています。確かにCalendulaにはルテインも含有されていますが、豊富なルテイン成分の抽出サプリメントとしては、現在Tagetes類の方が抽出効率が良いようです。どちらもキク科ですが、キク科は非常に品種の多い植物で、それぞれの活用法も多少異なるようです。通常マリーゴールドというとTagetes ssp.(Tagetes類の意味)をさし、園芸用としてに用いられることが多く、一方のCalendulaは、ティー、浸出油、軟膏などに活用され、JAMHAではメディカルハーブとして取り上げています。

Q4 ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲンなどについて、他のサプリメント成分についても同様ですが、特に肌や関節に対する作用について、上記成分を摂取した後、消化器系で消化、吸収、代謝されたとしても、原料を補うような意味で?効果があると考えられているのでしょうか?また参考図書などありましたら、ご教授頂けたらと思います。

【掲載ページ】P38~39

A4
個々の成分より、その作用機序が違います。詳しくは、消費者庁のHPの機能性表示食品検索サイトをご覧ください。

グルコサミン塩酸塩などは、分子量も小さいので、そのまま吸収されて、血流にのると考えられます。変性Ⅱ型コラーゲンなどは吸収されて、作用をするとは考えられていません。コラーゲンは、分子量は大きいですが、コラーゲンペプチドなど分子量が小さく、そのまま吸収されるものもあるようです。
記載にある全てが、分解されて、各組織の原料として利用されるとして作用機序が説明されているわけではありません。

Q5 過敏性腸症候群は、便秘型IBS-C、下痢型IBS-D、混合型IBS-M、分類不能型IBS-Uという分類が一般的です。[4]薬物療法 (3)過敏性腸症候群の薬物治療 の中の説明文にも、便秘型、下痢型という記載がありますので、改訂をご検討いただければと思います。

【掲載ページ】P49 [3]過敏性腸症候群(1)病態、症状

A5
日本消化器病学会のガイドラインでもそのような分類になっていますので、検討するように致します。

Q6  説明では、空腹時血糖値は、12時間以上食事を摂っていない状態という事でしたが、12時間という値は、どこから出されたものでしょうか?

【掲載ページ】P84 ③表10.1の①

A6
正確には「10時間以上」となっており、通常は午前中に朝食を摂らないで検査するという状況を想定して「10時間以上」となっているようです。   

Q7 インパティエンスの表記について、以前ハーバルセラピストの改訂の際に、インパチエンスと変更になっています。また、巻末の参考:バッチフラワーレメディの指標にもインパチエンスと記載されていますが、どちらでも良いのでしょうか。

【掲載ページ】P106 10行目

A7
どちらでも問題ありません。

Q8  バッチフラワーのレメディーについて、自分はまだ勉強不足なので、オリーブ、ホーリー、ゴースについて植物、レメディー自体の作り方などについて少し詳しくご説明いただけたらと思います。

【記載ページ】P106

A8
バッチのレメディは市販されているものを感情の不調和時に使用します。さらにレメディの詳しい内容を学ぶにはバッチフラワーの協会などをお勧めします。

■その他 Q&A

Q1  三上先生が来年の五月までの試験には反映しないとおっしゃってました。来年の五月にシニアの試験を受ける予定です。なので改訂前のテキストで勉強していていいということですね?もし落ちたら今回の新しいテキストで勉強すればよろしいでしょうか?
Q2  試験に関して、来年の11月までは反映されないとのことですが、今回の改訂個所は旧のままで出題されるという事でしょうか。

A1・A2 共通回答
【2022年5月、11月ハーバルセラピスト認定試験の出題につきまして】
 2021年9月にテキストを改訂しましたが、試験への影響が少ないため、ハーバルセラピストテキスト第7版・第8版のどちらのテキストをお使いの方にも影響の出ないよう、出題いたします。

【2022年5月、11月シニアハーバルセラピスト認定試験の出題につきまして】
 2021年9月にテキストを大幅に改訂したため、受験の際に該当コース受講時にご使用のテキストから出題される問題を選択できるよう、シニアハーバルセラピストテキスト第5版2刷・第6版それぞれの問題をご用意いたします。
・シニアハーバルセラピストテキスト第5版2刷にて該当コースを受講された方
 ⇒シニアハーバルセラピストテキスト第5版2刷より、出題いたします。
・シニアハーバルセラピストテキスト第6版にて該当コースを受講された方
 ⇒シニアハーバルセラピストテキスト第6版より、出題いたします。
※上記内容に関しまして、試験日程・試験実施方法とあわせて、HP上で別途ご案内いたします。

Q3  第1部で使用された「一日に摂取する成分」の数字は、どこで閲覧できるか知りたいです。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」は膨大な資料ですが、これから抽出した数字でしょうか。

A3
厚生労働省のHP(資料としては膨大になりますが、数値だけを見るのであればまとまって記載されています)、又は本が売られていますので、参考にしてください。

Q4 テキストの購入方法について教えてください。

A4
購入を希望されているテキストの該当コースを受講中の方、修了されている方、すでに資格を取得されている方につきましては、テキストの購入が可能です。恐れ入りますが、事務局までメールにてお問合せください。テキストご注文方法、ご注文書につきまして、ご案内いたします。
※メディカルハーブ検定テキスト、ハーブ&ライフ検定テキストはお近くの書店にてお買い求めください。

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