2019.7.19.

北海道地区イベント「アイヌ民族の歴史と植物を学び、アイヌ料理を楽しむ」

日本のハーブセラピスト ホリスティックハーバルプラクティショナー

髙田 紀子

アイヌ民族は、命を紡いでいくための食糧として、植物を非常に大切にしていたと言われています。今回は、そのアイヌならではの植物を使った伝統料理の講座に参加させていただきました。

< 結婚式時などの特別メニュー> 

1.キト飯 (行者にんにく入りご飯)
キトピロ(行者にんにく)、百合根、菱の実などの入った炊き込みご飯。
本来は、トッカリ脂(アザラシ脂)を使って炊き上げるそうですが、現在は入手困難なのでグレープシード油で代用。
香ばしいお醤油風味のキトピロに、食欲がそそられました。

2.オハウ
オハウとはアイヌ語で『汁もの』という意味。昆布の出汁に鮭・根菜類・豆腐などを入れて煮込み、塩で味付け。仕上げにがごめ昆布を添えていただきましたが、味付けがシンプルなのに素材の味がしっかり染み出ていて、大変美味しかったです。

3.チカリベ
チカリベとは、樺太アイヌ語で『混ぜ物』という意味。
(北海道アイヌ語では『ラタシケプ』)『海のもの』北寄貝・わかめと『山のもの』独活・百合根・竹の子・くるみ・蕨・銀杏などをたらこで和えましたが、具だくさんで目にも美しく、味わい豊かでした。

4.ハスカップ芋餅
茹でたじゃが芋に白玉粉と上新粉を加えた団子を、ハスカップ(和名*クロミノウグイスカズラ)のシロップ煮で和えたもの。
ハスカップは別名『ドラキュラの血』といわれるそうで、鮮やかな色と爽やかな酸味が印象的でした。

5.お茶2種・・ ・
セタエント(ナギナタコウジュ)、ヨモギ&クマ笹ブレンド 
どちらも、大変香り豊かでした。

さらに食後には、楢木先生が作られた素敵な刺繍の衣装を着せていただいたり、庭園をご案内いただいたり、本当に盛りだくさんの内容でした。

又、アイヌ民族には『北海道アイヌ』とは文化などが異なる『樺太アイヌ』が存在するということを今回初めて知りました。

先生の様々なお話が、いつまでも心に響いています。
素晴らしいひとときを、どうもありがとうございました。