KEYWORD: 研究論文

2021.08.06
フラボノイドの生体利用性と機能発現機構

序論にかえて:フラボノイドと酸化ストレス再考 フラボノイドとはdiphenylpropane構造を基本骨格とする植物二次代謝産物であり、植物界に普遍的に存在する。植物由来ポリフェノール類の多くはフラボノイドであり、現在までに4,000種を超えるフラボノイド化合物が発見されている。・・・

寺尾純二 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部・食品機能学分野

2017.12.01
植物精油成分の脳内移行性

我々は、アロマセラピーの科学的な解明を目的として研究を行っている。アロマセラピーの効果が科学的に解明されれば、医療分野での積極的かつ効果的な利用につながると考えている。アロマセラピーの科学的な解 明の方法にはさまざまなアプローチが存在するが、我々は、アロマセラピーで用いられる植物・・・

佐藤忠章 国際医療福祉大学薬学部准教授

2017.09.01
生活習慣病の予防に役立つミカンに多いβ-クリプトキサンチン

1.はじめに β-クリプトキサンチンはオレンジや柿などの果物に広く含まれていますが、日本のウンシュウミカン(以下、ミカン)に特徴的に多く含まれているカロテノイド色素です。カロテノイド色素にはニンジンやカボチャに多いβ-カロテンやトマトに多いリコペンなどがよく知られていますが、ヒト・・・

杉浦実 農業・食品産業技術総合研究機構カンキツ流通利用・機能性ユニット長

2017.06.01
柑橘類果皮成分nobiletinの抗認知症効果─機能性食品の開発に向けて─

はじめに アルツハイマー病(Alzheimer’s disease:AD)は記憶・学習機能の低下を主症状とする認知症の一種である。ADの主な病理学的所見として、アミロイド-βペプチド(Aβ)の脳内蓄積による老人斑形成やタウタンパク質(Tau)の過剰なリン酸化による神経原線維変化に・・・

大泉康/松崎健太郎 静岡県立大学薬学部医薬生命化学分野 東北福祉大学感性福祉研究所/島根大学医学部環境生理学

2015.12.01
町の花から地域活性化─レンギョウ葉の活用─

1.はじめに レンギョウ(連翹)Forsythia suspensa(Thunb.)Vahlはモクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹である。 新潟県新発田市紫雲寺地区(旧北蒲原郡紫雲寺町)では1985年(昭和60年)に当時の町長鬼嶋正之氏がレンギョウを紫雲寺町の花として制定し、・・・

西部三省 北海道医療大学名誉教授