海外論文梗概

2013.10.03
クルクミン(ウコンの主成分)はアルツハイマー治療には効果なし

カレーのスパイスであり、肝臓の働きを助け、二日酔い予防効果があるとして、ウコンは認知されている。そのウコンの主成分であるクルクミンにアルツハイマー病の予防効果があるとして注目され、・・・

翻訳、コメント:玉村聡子

2013.06.26
EUのNature-Bases Researchについて

1緒言 当該記事では、2012年10月4日に発出された遺伝資源へのアクセスと利益配分についての、欧州議会/理事会規則案を受け、その重要なポイントについて紹介と解説を行っている。 本・・・

執筆:玉村聡子

2013.04.11
英国医薬品庁の「12 歳以下の子どもへのエキナセア使用不可」勧告に対する ABC の見解

Lindsay Stafford Mader (2012) “UK and Irish Governments’ Echinacea Warning Criticize・・・

翻訳:荒瀬千秋、監訳:桂川直樹

2013.03.26
ショウガの医療応用について考える

多くのがん患者にとって、化学療法の副作用の一つである吐き気は大きな問題となっています。そこで吐き気を抑えるために5-HT3受容体拮抗薬、あるいはドパミン受容体拮抗薬と言われる制吐薬・・・

コメント:金田俊介、翻訳:荒瀬千秋

2013.01.15
代替医療への攻撃:有意義それとも魔女狩り?

FSM(Friends of Science in Medicine:医療における科学の信奉者)というグループによって、代替医療に関する大学の履修課程を閉鎖に追い込む組織的な運動が・・・

コメント:荒瀬千秋、桂川直樹

2012.12.21
クルクミンの結腸および直腸腫瘍予防効果についての論文紹介

今回紹介する論文の当該臨床試験で、クルクミンの抗腫瘍に対する効果の有効性が示唆されました。ですが、まだ臨床でのデータは乏しく、作用機序は明確にはされていません。有効性が示唆されたク・・・

コメント:玉村聡子、翻訳:佐藤史歩

2012.12.05
クルクミンで糖尿病を予防する

この論文は、2型糖尿病の予防にクルクミンが効果的であるという報告です。このような「予防」に関する情報が出ると、一体どのタイミングから対策を始めたら予防になるのだろうと思われる方もい・・・

コメント:金田俊介 翻訳:佐藤史歩

2012.11.20
International Committee Dokudami

1. Plant Name: Dokudami 2. Scientific Name: Houttuynia cordata Thunb. 3. English Name: liz・・・

日本メディカルハーブ協会国際情報委員会

2012.11.20
International Committee Shiso

1. Name of Plant: Shiso 2. Scientific Name: Perilla frutescens var. acuta Kudo 3. English ・・・

日本メディカルハーブ協会国際情報委員会

2012.11.20
大麻(ヘンプ)について

現在では「大麻(ヘンプ)=マリファナ=危険な麻薬」といった認識が一般的ですが、1948 年に GHQ の占領下 で大麻取締法が制定されるまでは、わが国では各地でヘンプの栽培が行われていました。その理由はヘンプが 食品として、また衣類や紙の原料としてなど生活全般に利用できる極めて有用な植物だからです。本論文では、 食品としてのヘンプに含まれる多様な成分とその機能性について報告しています。

ヘンプの種子に含まれる油脂はリノール酸(オメガ 6 系脂肪酸)とα-リノレン酸(オメガ 3 系脂肪酸)が 3 対 1 という理想の比率で構成されており、オメガ 3 系脂肪酸の供給源として有用です。また、ヘンプの種子の胚芽部分には必須アミノ酸がすべて含まれているため、良質のタンパク源にもなっています。さらに、植物ステロールやトコフェロール(ビタミン E)といった脂溶性成分も豊富に含まれています。そして、ヘンプの 特有成分としてのカンナビノイドは鎮痛作用や消炎作用があり、本論文には詳しい記述はありませんが、がん や多発性硬化症などへの臨床応用が試みられています。

ヘンプはヘルスケアの領域のみならず、エコロジーの領域でも大きな注目を集めています。片寄った情報だけで判断せず、この可能性に満ちたハーブに対して、今後の展開を注目していきたいと思います。

報告:清水暢子、コメント:林真一郎