2018.6.1.

毎日にハーブの力を取り入れる

1日の終わりに

日々の疲れを癒やすハーバルバスでリフレッシュ

1日の終わりには、鎮静作用をもつハーブを使ったハーバルバスで心身の疲れを癒やしましょう。ハーブの精油成分はお湯に溶け出すと熱によって空中に揮発し、バスルーム全体に香りが広がります。この芳香成分が嗅覚から脳に伝わり、自律神経を調節する作用に働きかけることで、リラックス感が高まります。また、ハーブの成分が、入浴自体の温熱効果を促進させるため、体の芯から温め、湯冷めしにくいといううれしいメリットもあります。

HOW TO

アロマトリートメント

キャリアオイル ……………. 15mL
お好みの精油 ………….. 2~3滴
1. ビーカーにキャリアオイルを入れる。
2. 精油(約1%の濃度)を加え、竹串などでよくかき混ぜる。マッサージオイルを手に取り、気になる部分を優しくマッサージ。

心地よい香りの中で自分を労わる時間を楽しむ

入浴できない日や時間がない時は、ハーブを入れたお湯に手や足を浸ける部分浴を実践してみましょう。特に足浴は、冷えや疲れ、むくみだけでなく、全身の血行促進ににもつながり、疲労回復にも役立ちます。
また、心地よいリラクセーションでストレスを緩和するアロマトリートメントもおすすめです。香りによる芳香療法効果の他、神経経が張り巡らされた皮膚に心地よい刺激を与えることで神経の緊張が緩み、リラックス感を得ることができます。

HOW TO

ハーバルバス

[ドライハーブ]
ラベンダー、リンデン
[用具]
目の細かな布袋、またはだし用パック
1. リンデンはハサミで細かく切っておく。布袋またはだし用パックにラベンダーとリンデンを1:1の割合で入れる。
2. バスタブにハーブを入れたら10分ほど待ち、入浴する。
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部分浴をする場合は、入浴温度(40~43℃)よりやや熱めのお湯にハーブを入れ、15分ほど手や足をつける。
お湯の温度が下がってきたら差し湯をする。

寝る前に

安眠を誘う香りで心をゆったりと落ち着かせて

就寝前のリラックスタイムには温かいハーブティーが最適です。お湯に溶け出した機能成分を直接体内に取り入れられる上、香りを嗅ぎ蒸気を吸入することで、芳香浴と同様の作用が期待できます。香りを楽しみながらゆっくりと飲むことを意識しましょう。心身をリラックスさせ、副交感神経を優位な状態に導いてくれます。
また、ベッドに入っても気分が落ち着かない時は、優しく香るサシェが有効。香りを感じながら深呼吸することで心が落ち着き、自然な眠りにつくことができるでしょう。

HOW TO

サシェ

[ドライハーブ] ラベンダー、カモミール(あればホップ)
[用具] 布袋、リボン
1. ラベンダーとカモミールを1:1の割合でよく混ぜ合わせ、布袋に入れる。
2. 布袋をリボンで結ぶ。※ホップを入れる際の割合は1:1:1

HOW TO

カモミールミルクティー

カモミールの風味をしっかり感じる優しい味わい。
牛乳…………………………150mL
熱湯………………………….. 50mL
[ドライハーブ] カモミール 小さじ2
[用具] ティーポット、小鍋、カップ

  1. ポットにハーブを入れ、熱湯を注いだらフタをして3分ほど抽出する。
  2. 小鍋で牛乳を温める。カップにティーと牛乳を注ぎ入れる。

甘い香りに包まれるブレンドティー

華やかで甘い爽やかな香りが心地よい眠りを誘います。
熱湯…………………………200mL
[用具] ティーポット、カップ
[ドライハーブ]
リンデン …………………….小さじ1
ラベンダー…………………小さじ1
パッションフラワー………小さじ1

  1. リンデンはハサミで細かく切っておく。ポットにハーブを入れ、熱湯を注いだらフタをして3分ほど抽出する。
  2. カップに注ぎ入れる。

疲れを感じる時のブレンドティー

入眠作用は強いがクセのあるバレリアンを飲みやすくブレンド。
熱湯…………………………200mL
[用具] ティーポット、カップ
[ドライハーブ]
レモンバーム………………小さじ1
バレリアン………………….小さじ1
レモンバーベナ…………..小さじ1
ペパーミント…………..小さじ1/3
ハイビスカス………….小さじ1/3
1. ポットにハーブを入れ、熱湯を注いだらフタをして5分ほど抽出する。
2. カップに注ぎ入れる。

目覚めの朝に

体内時計のズレを調整する目覚めのティーで眠気をリセット

朝、目覚めたらまずはカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。窓を開けて空気の入れ替えを行ったら、エアフレッシュナーの出番です。覚醒作用をもつローズマリーの香りなら、眠気が残る脳と体をシャキッと目覚めさせてくれます。
また、不規則な生活が原因でスッキリ起きられないという人は、自律神経を整える作用のあるセントジョンズワートを利用して体内時計のズレを整えましょう。ハーブティーなら、手軽に摂取できる上、1日をスタートさせる目覚めのティーとしても最適です。

HOW TO

エアフレッシュナー(100mL)

水………………90mL
アルコール ….10mL
[フレッシュハーブ] ローズマリー
[用具] スプレー容器

  1. スプレー容器にローズマリー、水、アルコールを入れひと晩浸ける。
    ※約1カ月間使用可能ですが、なるべく早く使い切りましょう。
HOW TO

目覚めのブレンドティー

体内時計のズレをリセットしてくれる上、ローズヒップのほのかな甘さが朝の一杯におすすめ。
熱湯…………………………200mL
[ドライハーブ]
セントジョンズワート…….小さじ1
ローズヒップ ………………小さじ1
[用具] ティーポット、カップ

  1. ポットにハーブを入れ、熱湯を注いだらフタをして3分ほど抽出する。
  2. カップに注ぎ入れる。

★ここでご紹介するHOW TOは一例となります。ご自身でアレンジしながら楽しみましょう。

初出:特定非営利活動法人日本メディカルハーブ協会会報誌『 MEDICAL HERB』第44号 2018年6月