2023年10月29日 第25回 日本メディカルハーブ協会シンポジウム「ハーブを育てる」

JAMHA 協会活動の一環であるシンポジウムも2023年で第25回を迎え、今回はハーブの栽培についてをテーマにお二人の講演をお楽しみいただきます。会場参加とオンライン参加が選択できます。
第一部は、北海道旭川市のオーガニックハーブ生産農家リアンファームのオーナーである石田佳奈子氏に12年間のフランス農業修行と植物療法の学びを通してのハーブ栽培についてお話いただきます。
第二部は、花咲園芸総研代表、樹木医でもある舘林正也氏に英国北部の園芸学校で学ばれた園芸の基礎とケンブリッジ大学植物園、王立植物園キューガーデンでの経験を通じての園芸についてお話いただきます。
概要
- 【日時】2023年10月29日(日) 13:00~17:15
- 【参加費】会員 3,000円/一般 4,000円
※申込締切までの申込者に限り、1か月のアーカイブ配信あり - 【会場】東京証券会館ホール(〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-5-8)
- 【申込締切】会場:2023年10月20日(金) /オンライン:2023年10月25日(水)
プログラム
- 【第一部】「12年間のフランス農業修行と植物療法の学びを通してのハーブ栽培について」:石田 佳奈子 氏(90分)
- 【第二部】「英国北部の園芸学校で学ばれた園芸の基礎とケンブリッジ大学植物園、王立植物園キューガーデンでの経験を通じての園芸について」:舘林 正也 氏(90分)
- パネルディスカッション(30分)
講師プロフィール
講師:石田 佳奈子 氏
株式会社 Lienfarm 代表取締役、有機JAS認定・北海道オーガニックハーブ生産農家、英国IFA認定アロマセラピスト、JAMHA 認定ハーバルセラピスト。オーストラリアのファーム滞在でオーガニックな暮らしに出会ったことをきっかけに、植物と人との歴史に興味を持ち文化人類学を学び、アロマセラピストの資格も取得。その後、さらに道を極めるべく、2005年にフランスへ渡り、語学習得期間を経て、仏国農業省認定農学校ハーブ学科を卒業後は、伝統的蒸留農家に弟子入りし、精油の製造を学び、ブルターニュ地方の田舎で小さなハーブ農場を経営。2017年、12年間滞在したフランスを離れ、地元北海道旭川へUターン。フランスで得た知識と経験を生かし、北海道産ハーブを作るために2018年新規就農。北海道のリアンファームで採れたハーブはファームで加工し、ハーブティー、ハーブソルト、精油、蒸留水などとして販売している。
講師:舘林 正也 氏
花咲園芸総研代表・樹木医。東京、エジプト、インドで幼少の頃を過ごす。都市銀行に10年間勤務後、園芸を学ぶため渡英。イングランド北部の園芸学校で園芸の基礎を学び、ケンブリッジ大学植物園、王立植物園キューガーデンにて経験を積む。キューディプロマ修了。7年間の英国滞在を終え帰国後はフリーランスの園芸コンサルタントとして活動。著作に「世界遺産。キューガーデンにて学ぶ初めての英国流園芸テクニック」(講談社)がある。