2018.10.3

北海道地区イベント~ハスカップ摘み取り&ジャム作りレポート

ハーバルプラクティショナー

橋本理恵

2018年7月10日、「ハスカップの摘み取り&ジャム作り」の地区イベントに参加しました。北海道は長雨が続いていて当日も雨の予報。心配でしたが、刈り取り終える時間までは、何とか晴れてくれました。会場の「ささき農園」さんには、ハスカップの木が5種類あり、細長くすっぱい実・丸くて甘い実…木や実を観察しながら、味見もしながら、それぞれカップ1杯分のハスカップを広い農園で摘み取りしました。

そして、その後、会場をうつして、「ハスカップジャム」作り。

地元の講師によるジャム作りのコツは細部までとても参考になりました。「ハスカップ」は、カルシウム・鉄分・ビタミンC・アントシアニンがたっぷり。ジャムづくりをスタートするとアントシアニン色素がお砂糖を真っ赤に染め、きれいな色に感動しました。完成したジャムを早速パンにのせて試食すると、ハスカップの甘酸っぱさが感じられる大人好みの味でした。また、完成後のお鍋に少し水を入れてふちに残ったジャムを水に溶かして、ハーブシロップのイメージで飲む・・・など食材を最後まで無駄にせずにいただく知恵も教わりました。

最後はハスカップを使った料理を試食。「ハスカップ寿司・ハスカップ甘酢漬け・ハスカップゼリー」キレイな赤色の料理に視覚的にもウキウキ。ご厚意で提供していただいた「芋団子汁」もプラスされて、お腹も大満足でした。ハスカップはジャムやお菓子に使用するイメージがあったので、梅干しのようにハスカップを「塩漬け」にするなどいろんな利用法があることを知り、家でも作ってみたいと思いました。

私自身、生まれも育ちも北海道ですが、ハスカップを摘み取る機会がこれまでなかったのでとてもいい経験ができました。地元にある植物に目を向け、活用していく素晴らしいきっかけをいただきました。